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  • 2023.08.30

WordPressのプラグインAll in One SEOのメリットとデメリットを紹介

当社のホームページ制作では、WordPressを実装することが多いです。

WordPressはSEOに強いと言われていますが、さらに高いSEO効果を発揮するために、SEO系プラグインとして、All in One SEOの実装を行うことが大半です。

当ページでは、これまで多くのWordPressを実装したホームページを制作し、その大半にAll in One SEOを実装してきた経験から、All in One SEOとは何かや、機能、メリット、デメリットを紹介します。

All in One SEOとは

All in One SEOとは、WordPressを実装したホームページのSEO効果をさらに高めるために利用できるプラグインのことを言います。

WordPressは、SEOに強いと考えている方も多いですが、内部SEOを考えずにWordPressを実装したホームページを制作しても、SEO効果を発揮することができません。

そのため、WordPressのカスタマイズが必須になっており、SEOに関するカスタマイズに対応ができるプラグインがAll in One SEOになっています。

All in One SEOの有効性はその導入数を見ても分かり、有効インストールは2,000,000を超え、評価ポイントも4.5を獲得しているプラグインになっているので、多くの方がWordPressサイトを制作する際に実装しているプラグインになっています。

All in One SEOの主な機能

All in One SEOのすべての機能ではなく、お客さまが利用することがある主な機能を紹介します。

各ページのSEOスコア

ホームページにAll in One SEOを実装することで、WordPressの管理画面内の投稿一覧や固定ページ一覧などにAIOSEO 詳細という列が追加されます。

そこには、ページごとに82/100などの数値が書き込まれるのですが、この数値は100点満点でSEOとして何点かを示す数値になっています。

当社ではこの数値を改善するために、さまざまな対策を行ってきましたが、詳細までは分からず、言えることとしては、ページタイトルを長くしたり、ページの文字数を増やす、外部や内部リンクを設置することで点数が高まっています。

また、この点数は、Googleが付けているわけではなく、All in One SEO独自の指標になっているので、仮にすべてのページで100点を取ったとしても、SEO効果が発揮するわけではないので、そこまで高い意識を向ける必要はありません。

ただ、SEO効果が高い制作実績のホームページを見ると、70点以下にならないように新規ページを作成しています。

ダッシュボードのSEO Site Score

All in One SEOを実装すると、WordPressの管理画面の左にあるメニューにAll in One SEOというリンクボタンが出てきます。

このリンクボタンをクリックすると、ダッシュボードのページに遷移するのですが、そこにあるSEO Site Scoreを見ている制作実績のホームページが多いです。

ただ、この点数は、すべてのページのSEOスコアの平均になっているので、ページ個々でSEOスコアを高めていれば、自然と高くなる数値で、全体的なSEOスコアを見たいという場合に閲覧すれば良いでしょう。

編集ページのRobots Setting

All in One SEOを実装することで、ページの編集ページの下部に、AIOSEO 設定というメニューが出てきて、そこのAdvanced>Robots Settingを見ると、noindexやnofollowの設定が行えます。

noindexやnofollowは、お客さまが利用することは滅多にありませんが、まれに会社の情報としてホームページに公開しなくてはならないけれども、サーチエンジンに低品質と判断される可能性が高く、認識されたくないという場合に利用します。

編集ページのMeta Description

ホームページにAll in One SEOを実装すると、編集ページの下部からMeta Descriptionの作成を行うことができる機能があります。

All in One SEOで、普段からお客さまが利用する機能は、Meta Descriptionの作成だけと言えます。

All in One SEOを実装するメリット

All in One SEOを実装するメリットは、制作料金を少し下げることができたり、お客さまが行うホームページ運営のSEO効果を最大化することができる点です。

All in One SEOを実装することで、canonicalタグの生成やページタイトルの設定、XMLサイトマップの作成など、内部SEOを網羅的に行うことができます。

Web制作会社の見積書の料金は、Web制作会社の作業時間や専門性の高さで算出されているので、All in One SEOを実装することで、作業時間の短縮や専門性の高さを下げることができ、制作料金が少しだけ下がります。

また、お客さまが行うホームページ運営のSEO効果を最大化できる理由は、各ページでmeta descriptionを作成できる点があります。

meta descriptionには検索順位を高める効果はありませんが、サーチエンジンが各ページの内容をより深く理解するために利用されていたり、検索結果でのクリック率が向上するので、SEOとしては重要なタグの1つと言えます。

この2点のメリットは、ホームページにSEOを行っている企業であれば、必須と言える内容になり、All in One SEOの実装はお客さまに大きなメリットを生み出せます。

All in One SEOを実装するデメリット

過去にAll in One SEOは、canonicalタグがURLではなくページタイトルになるバージョンアップがリリースされたことがあります。

当社が把握している限りは、SEO系のプラグインで、このようなバージョンアップが実施されたプラグインはないので、そこがAll in One SEOのデメリットであると言えるでしょう。

当サイトもAll in One SEOのバージョンアップがあったので、リリース直後にバージョンアップを行っており、その日は気が付かなかったのですが、翌日に上位表示を狙っている30のキーワードで30位近く検索順位が下がって気が付いたということがあります。

ただ、All in One SEOは利用している方も多いので、対策法を調べれば、すぐに見つけることができて、当日中に改善を行い、翌日には近い検索順位に戻すことに成功しています。

All in One SEOのデメリットは、バージョンアップに気を付けるという点ですが、バージョンアップ後に細かくチェックをしていれば、大きなデメリットにはならないでしょう。

All in One SEOと重複したプラグインは不要

当社がホームページリニューアルを行う際にWordPressの管理画面を見ると、まれにAll in One SEOと重複したプラグインを実装されている企業があります。

例えば、All in One SEOではXMLサイトマップを作成することができますが、わざわざXML Sitemaps(旧 Google XML Sitemaps)というプラグインを実装しているケースです。

もちろん、意図があってXML Sitemapsを実装しているのであれば良いですが、All in One SEOでできることは、All in One SEOで完結させた方が無駄な機能やプラグイン数の増加を防ぐことが可能です。

プラグイン数が多いホームページは、表示速度の低下からSEO効果が減少したり、セキュリティ上のデメリットがあるので、少ないほうが良い状態であると言えます。

そのため、All in One SEOでできることを明確に把握して、不要なプラグインは実装しないことを意識しましょう。

まとめ

All in One SEOについて紹介しました。

当社のWordPressを実装したホームページ制作のSEO系プラグインは、大半がAll in One SEOになっており、確かにデメリットもありますが、回避できないデメリットではありません。

WordPressのSEO系プラグインでお悩みなら、All in One SEOの実装を検討することをおすすめします。