セブンデザイン 成果を追求した大阪のホームページ制作会社

  • 2022.06.26

ホームページのアクセス解析が必要になるタイミング

ホームページから成果を出すためには、アクセス解析が必須と言えます。

しかし、ホームページ制作が終わった直後から、アクセス解析が必要になるケースはほとんどなく、必要になるタイミングが存在しています。

今回は、これまで多くのホームページを制作し、運営をサポートしてきた経験から、アクセス解析が必要になるタイミングはいつになるのかを紹介します。

アクセス解析が必要になるタイミング

ホームページ制作直後は不要

ホームページを制作した後、すぐにアクセス解析を利用する必要はありません。

アクセス解析は、ホームページにあるすべてのページの訪問者数や流入元ごとのアクセス数などを数値データとして知ることができるツールです。

ホームページ制作直後から、多くの訪問者を集客しているホームページは別ですが、一般的には公開直後は、ほとんど訪問者数が存在していないので、アクセス解析を見ても、すべての数値データが0に近い状態になります。

そのため、Web制作会社はホームページを公開後に、Googleアナリティクスなどのアクセス解析を実装してくれますが、すぐに利用しても有益な数値データを閲覧できないので、見るだけ時間の無駄になってしまいます。

当社の経験ではホームページの訪問者数が2,000人を超えたタイミング

アクセス解析が必要になるタイミングとして、当社の経験からは、ホームページ全体で2,000人の訪問者数になったタイミングと紹介しています。

訪問者数が2,000人もいれば、ホームページにある重要なページに、10人以上の訪問者が存在しているはずなので、有益な数値データとして閲覧することが可能です。

1,000人では駄目なのかと思われる方もいると思いますが、1,000人の場合は、訪問者数が少ないページが多くなる傾向が見られるので、それほど役立つ数値データにはなりません。

例えば、月間に5人の訪問者数を獲得しているページがあり、そのうち4人が離脱していれば、離脱率が80%を超えてくるので、改善が必要なページであると言えます。

しかし、母数が5だと、後日にしっかりと読もうと考えて、お気に入り登録だけをしてホームページから離脱した人や、スマートフォンからのアクセスで電波の悪い地域に移動したため、しばらくはインターネット自体を辞めてしまう方の可能性も十分にあります。

これらの訪問者は、御社のホームページの品質が低いから離脱したのではなく、そういう状況であったため、離脱したユーザーであると言えます。

分母が少ないと、これらのたまたまのアクションの結果の割合が高くなってしまうので、良い数値データであるとは言えなくなってしまいます。

そのため、ホームページにある主要なページで10人以上の訪問者数を獲得しているという意味で、当社では2,000人と定めており、そのタイミングでアクセス解析の利用を始めることで、ホームページの成果を高める活用法が可能になります。

成約数が足りない場合

制作実績で見ても、アクセス解析を利用せずにSEO効果を高めるための対策に全力で取り組んでいる企業は多いです。

もちろん、SEOを行い続けることで、訪問者数が増えるので、成約数も向上する可能性がありますが、制作実績のお客さまで、狙ったキーワードの9割以上が3位以内にランクインして訪問者数が多いのに、まったく成約数がないホームページがあります。

ホームページには、一定の成約率が存在していて、当社がホームページを制作する際には、0.5%と定めています。

もし御社のホームページの成約率が0%だった場合、SEOに取り組んで訪問者数を増やし続けたとしても、肝心の問い合わせや商品販売を行うことはできないでしょう。

そのため、当社では訪問者数が2,000人を超えているのに、成約数が0の場合は、すぐにでもアクセス解析の利用をおすすめしています。

アクセス解析を利用しても1度を修正でホームページの成約率が改善されるケースは滅多にありませんが、1年間PDCAサイクルを回し続けることで、飛躍的に成約率は改善されるようになり、期待以上の成約数のホームページへと成長します。

まとめ

ホームページのアクセス解析が必要になるタイミングを紹介しました。

ホームページ制作直後は不要になり、まずは全力で集客対策を行い、訪問者が2,000人を超えたあたりが利用するタイミングになります。

ホームページには成約率が存在しているので、期待以上の成果の出るホームページとするために、集客対策だけを継続するのではなく、アクセス解析を使って成約率向上対策も行いましょう。