セブンデザイン 成果を追求した大阪のホームページ制作会社

  • 2022.03.14

SNSに特化したホームページリニューアルで成約数が3倍になった事例

リニューアルを行ったホームページで、SNSからの集客対策だけに取り組んだお客さまがいます。

ホームページリニューアル後の効果をお客さまに確認すると、集客数が5倍、成約数が3倍になったとお喜びいただいています。

当ページでは、SNSに特化したホームページリニューアルで成約数が3倍になった制作法を紹介します。

SNSからの集客に特化したホームページリニューアルを行った理由

SNSからの集客に特化したホームページリニューアルを行った理由は、リニューアル前のホームページでは、SEO効果が出なかったからです。

リニューアル前のホームページでは、スタッフブログを作成して、週に4ページほどを作成していたのですが、SEO効果を出すことができず、ウェブマスターが運営を行うモチベーションがなくなり、SEO以外の集客対策を希望されました。

当社のホームページの集客対策は、SEO以外となると、SNSかリスティング広告が一般的で、お客さまに提案したところ、現段階では集客に予算を使うことはハードルが高いと判断をされて、SNSからの集客対策を行うことになりました。

では、具体的にSNSからの集客に特化したホームページリニューアル法を紹介します。

SNSからの集客に特化したホームページリニューアル法

ホームページの下部にはソーシャルボタンを設置

1人でもSNSからの見込み顧客を集めることを想定したホームページであれば、ページの下部にソーシャルボタンを設置することが重要です。

ソーシャルボタンを設置することで、サーチエンジンや被リンクを使ってホームページに訪問したユーザーが、ページに書かれている内容が良質であれば、ソーシャルボタンを使って、自分が運用するSNSでそのページを拡散してくれるようになります。

低品質なページでは、拡散してくれることはありませんが、良質を意識して作成しているページであるため、可能性が0ではありません。

ただ、現状でお客さまが良質と考えてページ作成を行っているのにSEO効果を発揮していないので、低品質の可能性があります。

そのため、ソーシャルボタンを使ってページが拡散されるように、リニューアル中から各ページの読み直しと品質の高まるリライトを行っていただきました。

自社でもSNSアカウントを開設して運用

SNSからの見込み顧客を集めるためには、SNSユーザーが自発的にページを拡散してくれるのを待つだけではなく、自社でも拡散されやすいようにSNSアカウントを開設して、良質な運用を行うことが大切です。

まず初めに、お客さまが開設するSNSの種類を選択いただく必要があったので、TwitterとFacebook、Instagramの3つを提案したところ、TwitterとFacebookを選択されました。

お客さまになぜ、TwitterとFacebookかと確認すると、単純にInstagramは使い方が分からないので、まずはTwitterとFacebookを運用してみて、SNSを理解できたタイミングでInstagramの活用を検討されるそうです。

運用するSNSが決まったので、次は投稿内容です。

SNS運用で多くのお客さまがやってしまうのが、例えばスタッフブログで1ページを作成したら、そのURLを自社が運用するSNSで「〇〇についてのスタッフブログの記事を公開しました」というように、URLを拡散し続けることです。

これまで、さまざまなホームページのSNS運用をサポートしてきましたが、この投稿で効果を出した企業はありません。

では、どういった内容でSNSを運用していただくかと言うと、ホームページへのリンクを意識するのではなく、自社のビジネスに関する内容で、SNSユーザーに魅力的な投稿を行っていただくことで、ブランディングを行うことが大切になります。

ブランディングに成功すれば、ホームページに頼らなくても、SNS内のDMで問い合わせがあるので、SNSユーザーの信頼性を勝ち取り、フォロワー数を増やせるような投稿に力を入れていただくようにお願いをしました。

また、ビジネスに直接的には関係がないけれども、間接的に関係しそうな内容も含めた投稿をお願いしており、ホームページのように、上位表示を狙ったキーワードと関連した内容に限定するのではなく、投稿を見ているユーザーを飽きさせない仕組みも提案をしています。

最後に、もっとも大切になるのが、他のSNSユーザーとのコミュニケーションを取ることを意識していただきました。

これまで、制作実績のホームページに対して、SNS運用をサポートしてきた経験で言うと、特効薬的に効果を発揮するのが、他のSNSユーザーとのコミュニケーションです。

自社のビジネスに興味・関心があるSNSユーザーとコミュニケーションを取ることで、その方が御社の良い噂を流してくれる可能性が高くなります。

さらに、コミュニケーションを取ったユーザーが、その業界で高いブランド力があるSNSアカウントだと、その方とコミュニケーションを行うことで、多くの方が御社の投稿を閲覧して、フォローをしてくれる可能性が高いです。

そのため、お客さまには積極的に御社の業界に興味がある他のSNSユーザーとコミュニケーションを取っていただき、着実にフォロワー数を増やしていただく提案をしています。

投稿前にSNS検索の実施

お客さまはSNS運用の経験がないため、SNSアカウントを開設したとしても、フォロワー数が0から始まります。

ある程度フォロワー数が増えてくると、フォロワーが投稿内容を拡散してくれるようになるので、良質な投稿を行っていれば、自然とフォロワー数を増やすことができますが、当初はそういうわけにはいきません。

そこで、お客さまに力を入れていただきたいとお願いをしたのが、SNS検索の活用です。

投稿内容が定まった後に、投稿で利用されている重要なキーワードで、SNS検索を行ってみて、検索結果に表示された投稿数やいいねの数、シェアの数を確認して、SNSユーザーのニーズを調査していただきます。

そこで、投稿数やいいねの数、シェアの数が少なかった場合でも、ユーザーニーズがないとは言えませんが、安全策として、ユーザーが気になるキーワードを1つ以上は含めた投稿をお願いしました。

運用を継続するスケジュールを策定

お客さまはSEO知識はお持ちでしたが、SNSについては素人であったため、SEOとSNSの違いを紹介して、SNSの運用スケジュールの策定を行いました。

SEOとSNSの違いは、SEOであれば、1ページを作成した後、ホームページの運営を行っていなかったとしても、検索順位が大きく下がることは滅多にないので、お客さまの都合で運営を継続していても集客に問題はありません。

しかし、SNSでは、1ヶ月投稿をさぼると、集客力が0に近い状態まで落ちてしまいます。

そのため、SNS運用で集客力を高めるには、投稿頻度も重要な成功要因になっていて、多すぎず少なすぎずのペースで投稿をし続けることが重要と紹介しています。

当社が策定したスケジュールは、月から金までの間で、最低でも朝昼晩に1回ずつの投稿を行い1日3投稿、多くても1日5投稿と定めました。

最低3投稿を行うことで、新規のユーザーであれば運用されているSNSと認識できますし、フォロワーは投稿を目にするので御社のSNSアカウントの存在を忘れることはありません。

そして最大5投稿と定めた理由は、SNSユーザーは多くのアカウントをフォローしていることが一般的なので、あまりに多い投稿だとユーザーからうざいと考えられてしまい、フォローを解除されてしまうからです。

実際に、SNSの投稿は文字数が影響することはないので、調査を行ったうえでの1日5投稿であったとしても、ウェブマスターに大きな負担になる心配はありません。

SNSからの集客に特化したホームページリニューアルの効果

お客さまは、ホームページリニューアル中からSNSの運用を開始しており、リニューアルが完了したころには、フォロワー数が100人くらいになっていました。

そして、リニューアルが完了した後、「弊社のホームページをリニューアルしましたのでご覧ください」とURL付きの投稿を行ったところ、リニューアル直後のアクセス数を増やすことに成功しています。

また、本文のリライトにも取り組んでいたことが功を奏して、ホームページのURLが拡散されています。

リニューアルが完了して半年くらいが経過した段階の話ですが、リニューアル前と比べると訪問者数は5倍強、成果数は3倍前後に伸ばすことに成功しています。

さらに、現在では、投稿前のSNS検索を行っていないので、ウェブマスターの効率は飛躍的に高くなっており、SNSを運用することに一切のストレスがないとおっしゃっています。

SEO効果が出ない場合には、SEOに固執するのではなく、SNSなどの他の集客対策に変更することも、お客さまのホームページの成果を高める手段であると思います。

まとめ

SNSに特化したホームページリニューアルを行い、成果数が3倍になった事例を紹介しました。

SEOを意識したホームページ運営を行っていた方が良くやってしまうのが、新規ページを作成したら、そのページのURLを含めた内容だけを投稿してしまうことですが、これではホームページの成果を高めることができません。

SNSで大切なのは、SNS内でのブランドの構築になります。

ホームページの集客対策でお困りの方の参考になれば幸いです。