- -事例紹介
- 2022.05.29
被リンク効果がない?被リンクを外したけど検索順位が動かず
2022年5月上旬ですが、弊社がホームページを制作し、SEOをサポートしている会社や、弊社サイトで被リンクを一気に外してみました。
実は弊社は、2015年ごろは、ホームページを公開した後、無料ブログを最低でも10以上は作っていただいていて、そこから被リンクを行っていました。
もちろん、弊社サイトにおいても同様で、弊社の場合は、30前後の無料ブログを公開していました。
今回、これらの無料ブログを一気に閉鎖してみた結果、どのホームページも検索順位が動かなかったので、弊社サイトの事例ですがご紹介したいと思います。
ホームページ制作後に無料ブログを開設
2015年ごろの弊社のホームページ制作では、公開後に無料ブログを利用して、その無料ブログから被リンクを行っていました。
理由としては、当時では今よりもずっと被リンクを獲得することが難しく、単にホームページを公開して、ユーザー目線で新規ページを公開していても、本当に集まらなかったのです。
実際に弊社のホームページでは、大阪のホームページ制作会社の料金表や工務店におすすめの制作会社などのページから被リンクが獲得はできていましたが、その数は10件前後です。
このように一般的には被リンクが集まらないケースの方が多く、ひどいホームページだと0件も普通にありました。
ただ、当時は被リンク効果が非常に高かったので、なんとか被リンクを集めるための対策として、自分で無料ブログを開設してそこから被リンクを行うようにお願いしていました。
無料ブログの運営法
もちろん、無料ブログと言っても、ホームページであることには変わりないので、しっかりと会社名を出したサイト運営をお願いしていました。
また、更新内容は、お客さまのビジネスに関連する内容に限定していて、弊社であれば、ホームページ制作やWebサイト制作会社に関する情報に限定していました。
被リンク数はできる限り少なくするようにお願いしていて、大体ですが、10記事に1つあるかないかです。
さらには、自社サイトだけではなく、ライバルにはならないけれども同じテーマのホームページにもリンクをしていました。
さらには、当時から弊社は、リンクを行うのであれば、ユーザーのためになるウェブページからでなくてはならないと考えていました。
そのため、内部リンクやそのウェブページの網羅性なども意識して更新をしていたのです。
2017年ごろに一気に順位が落ちる
2015年ごろはまだまだ効果がったのですが、2017年ごろだったと思いますが。実は、弊社サイトはもちろんですが、被リンク対策に力を入れている会社すべてで検索順位が落ちています。
単純にそのころから被リンクが非常に厳しくなったようで、もちろんSEOを意識している会社サイトはすべてリカバリーに成功しています。
ただ、当時は被リンク効果がないけれども、書いている内容はかなりしっかりとしているし、さらにはそこまで多くの被リンクは行っていなかったので、放置することとしています。
そしてリカバリーもでできていたので、特に気にすることなく、その時々のSEO効果に合ったサイト運営をしていました。
が、最近は特に被リンク効果がなくなったという話を聞くため、この度被リンクを外してみることとしました。
まずは弊社サイトで
もちろん、いきなりお客さまのホームページでは試していません。
まずは弊社のホームページで外してみたのですが、実際にahrefsなどをご利用の方であれば一度弊社の被リンクを見ていただきたいのですが、大半が404ページになっています。
実際に、すべてを削除したかと言うとそうではなく、弊社が張っていることを把握している。
さらには、IDとPASSが残っているという条件があり、実際に削除できなかったものも5件ほどあります。
ただ、その5件は実はそれほどの数ではなく、30位の被リンク数になっています。
外し方としては、弊社では無料ブログのIDとPASSをエクセルで管理していたので、この管理表を見れば、どの無料ブログを開設していたかが分かるので、そこから削除を行いました。
ただ、ライブドアブログは、ログインができなくなっていたので、削除ができず、グーグルやヤフー検索で調べていると、ライブドアは対応してくれないようなので、放置しています。
ただ、被リンク数としては、本当に膨大で、30の無料ブログから大体300件ほどの被リンクを解除しました。
その結果としてはどうだったかと言うと、削除して2ヶ月以上たっていますが、検索順位が落ちているようには思えません。
さらには否認ツールですべてを無効化
現在はすでに無効化は解除しています。
ただ、ついでにすべて無効化してみることにしました。
その理由は現在の被リンクは何が価値があって何がないかがさっぱり分からなかったので、一度すべてを否認してみて、そして少しずつ否認を解除してみようと考えたのです。
ただ、実際にすべてを否認しても検索順位が動かなかったので、現在は無効化を解除しています。
現在のグーグルは低品質な被リンクは無視をしていると言っているので、もしかすればすでに無効化されてしまっているので、否認をしても順位が動かなかったのかも知れません。
お客さまも変わらず
お客さまのホームページにおいても、無料ブログをすべて削除して頂いています。
もちろん、まったくIDとPASSをメモしておらず、ブラウザに記憶させている会社では、完全に削除はできていません。
ただ、できる範囲で無料ブログを削除いただいたのですが、やはり検索順位が動かないという現象が起きているので、もしかすれば、まったく被リンクの価値はないのかもしれません。
ただ、一概には言えないので、無料ブログでも被リンク目的ではなく、上表提供を行っている場合は、1つだけ無料ブログを残す提案をしています。
また、弊社サイトにおいても、実は2つだけ無料ブログを残していて、そちらは現在でも更新作業を行っています。
ただしお客さまによっては、2010年ごろの施策で、リンク集などを作っているホームページがあり、そこに登録をして被リンクを得ていたケースもあります。
これらについては現在削除依頼をしても無視されるのが一般的ですので、これらの被リンクは残った状態になっています。
SEO会社をご利用の企業から
当社は、大阪のWebサイト制作会社になるので、実はSEOに関する相談はそれほど多くありません。
しかし、スタッフブログを公開していることから、まれにSEOに関するご相談をいただきます。
そして、タイミング的にはちょうど弊社が被リンクを解除しているころにお問い合わせがありました。
「SEOを行っていて、何とか検索順位を上げたい。昔にSEO会社が付けた被リンクを全部外したけど検索順位が変わらなかった」とご相談をいただきました。
実際にホームぺージを制作した会社や、弊社サイト、さらにはお問い合わせフォームからこのような連絡が来たので、恐らくかなり厳しく無効化されているのではないかと考えています。
そのため、現在SEOを行われている会社で、被リンクが怪しいと思ったとしても、もちろん、外すことは必要です。
が、恐らく外しても検索順位が変わらない可能性が十分にあると理解しなくてはいけません。
やはり今後はコンテンツが重要
上記のように被リンクを外しても検索順位が動かないケースが本当に多くありました。
恐らくですが、外しても検索順位が変わらないと言うことは、試してはいませんが、恐らく新たに付けてもほとんど検索順位は動かないと思います。
そのため、現在のSEOにおいて大切なのは、制作したホームページの更新になっていて、しっかりとユーザー目線で記事を書き続けることが重要です。
そして記事を作成し続けることで、少しずつではありますが、グーグルからの評価を高め、検索順位を高めることが可能です。
実際にホームページ制作実績の会社さまは、ほとんど被リンク対策を行わずに、狙ったキーワードで上位表示ができています。
当ページをご覧の方で、SEO効果を出したいとお考えであれば、新規ページ作成やリライト、同じニーズのウェブページの統合を行い、ホームページ内の価値を高めるのをおすすめします。
コンテンツ作成では調査が必要?
基本的には被リンクの大半は無視して良いと思います。
その代わりに、しっかりとコンテンツ作成はしていく必要があります。
このコンテンツ作成では、最近であれば検索意図やトピッククラスターと言う単語を目や耳にしたことがある方も多いと思います。
ただ、実際にどこまでSEO効果を発揮するかになっていて、実際にホームページ制作実績の会社さまでは、これらの調査をせずに非常に高いSEO効果を得ています。
もちろん、調査や検討は否定しませんが、しかししなくても上がるケースもあると理解をお願いします。
調査を行う時間をユーザーに向けた原稿作成を行うことで、本当に質の高いウェブページが作成できるのです。