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  • 2023.07.04

リンク否認ツールとは?ホームページの被リンクを無効化する使い方

リンク否認ツールとは、Googleが提供している自社に自動的についた低品質な被リンクを無効化するためのサービスです。

ホームページをインターネットに公開していると、悪意のある被リンクを行われることがあり、それらの被リンクがSEOに悪影響を及ぼす可能性は0ではありません。

そういったときに、リンク否認ツールを活用することで、被リンクを無効化することができるので、ホームページのSEO効果が向上する可能性があります。

当ページでは、これまで多くのホームページにリンク否認ツールをサポートしてきた経験から、リンクに否認ツールとは何かや、使い方、利用時の注意点を紹介します。

リンク否認ツールとは

被リンク否認ツールとは、Googleが提供している自社のホームページについた悪意のある被リンクを無効化するためのツールです。

現在のサーチエンジンは、低品質な被リンクを無効化してくれているので、悪意がある被リンクが大量にホームページについてしまったとしても、基本は無視しても構いません。

しかし、サーチエンジンは完ぺきではないので、中にはマイナス効果を生み出している被リンクも存在しており、その際に役立つのがリンク否認ツールになります。

リンク否認ツールを使って、被リンク元のホームページやページをGoogleに送信することで、リンクとしては残ってしまいますが、サーチエンジンが無視してくれるようになるので、被リンクによるSEOのマイナスがなくなります。

ただし、仮に御社がSEOでマイナスだと感じていても、実際にはホームページのSEO効果を高めていた被リンクを否認してしまうと、ホームページの検索順位が落ちてしまうので、取り扱いには注意しましょう。

では次に、リンク否認ツールの使い方を紹介します。

リンク否認ツールの使い方

リンク否認ツール利用の注意点を閲覧

リンク否認ツールを利用する前に、Search Console ヘルプにあるサイトへのリンクを否認するのページを一読しましょう。

リンク否認は悪いものも良いものも無効化してしまうので、ホームページのSEOに大きな影響を与えるツールになっています。

そのため、利用法を間違えてしまうと、ホームページに悪影響が出てしまうので、しっかりと閲覧して、今一度リンク否認ツールが必要かどうかを再検討することがおすすめです。

秀丸のインストール

Search Console ヘルプにあるサイトへのリンクを否認するのページを読み終えたら、送信するためのテキストツールを用意します。

パソコンを購入時に初めからインストールされているテキストファイルでも良いですが、当社では秀丸というソフトウェアを推奨しています。

秀丸は、何行テキストを記載したかが表示されるので、何本の被リンクを否認しているかをファイルを作成しながら確認することが可能です。

リンク否認ツールの利用以外にも活用ができるので、当社ではホームページ制作後に、すべてのお客さまに実装するよう提案をしています。

否認ファイルの作成

リンク否認のファイルを作成しましょう。

テキストファイルを作成して、そこに文章を書いていくのですが、その前に最低限のリンク否認ツールの記述ルールを紹介します。

まずリンク否認ツールの文字コードは、UTF-8または7-bit ASCIIのエンコードを使用しなくてはならず、秀丸であればすぐに設定が可能です。

また、否認できるリンクの数は、100,000行までになっており、容量の最大値は2MBまでなので、これを超えた被リンクを否認することはできません。

ページを否認する際の記述例としては以下のようになります。

# 否認するページ
http://spam.example.com/stuff/comments.html
http://spam.example.com/stuff/paid-links.html

#の後ろの文字列はGoogleが無視をしてくれるので、自分が管理しやすいテキストを入れておくと運営がスムーズに行えます。

ドメインを否認する際には、以下のように記述します。

# 否認するドメイン
domain:shadyseo.com

大量にリンクされているホームページの場合は、ページごとに否認すると無駄に行数が増えてしまうので、ドメインごと否認することがおすすめです。

リンク否認ツールのページでアップロード

リンク否認用のファイルが完成したら、リンク否認ツールのページにアップロードすれば完了です。

アップロードが終わると、何件のリンクを否認したかが表示されるので、秀丸の行数とイコールになっているかをチェックして、もし異なっている場合は、否認したURLやドメインの記述法が間違えています。

否認後に調整

リンク否認ツールを利用した翌日からは、毎日ホームページの検索順位をチェックするために、検索順位チェックツールGRCを実装しましょう。

これまでの経験で見ると、検索順位が変動するホームページの場合、2日以内に変化が見られるので、上がっていれば成功、下がっていれば否認しているリンクの中にプラスの影響があったと推測が可能です。

そのため、もし検索順位が下がっている場合は、リンク否認ツールからアップロードしたテキストファイルをダウンロードして、調整を行う必要があります。

リンク否認ツールの利用における注意点

当社の考え方としては、昨今のホームページではリンク否認ツールは不要です。

と言うのも、サーチエンジンは大半の低品質な被リンクを無効化できていると思いますし、さらに制作実績のホームページを見ると、良質な被リンクを大量に獲得しても、検索順位が動かないケースも見られるので、良質な被リンクまで無効化していると感じます。

このようにサーチエンジンは、被リンクについて厳しく精査していると思われるので、間違えた利用法をしてしまいがちなリンク否認ツールは利用しない方が安全だと思います。

ただし、あまりにも悪質な被リンクが大量に増えて、検索順位が大きく落ちてしまっている場合は、リンク否認ツールを利用した方が良いでしょう。

基本的にはリンク否認ツールは最終手段と認識しましょう。

まとめ

リンク否認ツールについて紹介しました。

現在のホームページではサーチエンジンの被リンクに対する精査が厳しいものになっているので、リンク否認ツールを利用することはおすすめしません。

当ページをご覧で、リンク否認ツールを利用しようと考えている方は、今一度再検討をされてはどうでしょうか。