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  • 2023.09.07

被リンク営業とは?当社が行った対策法と効果

被リンク営業とは、メールを使って、自社のホームページにリンクをして欲しいとお願いする営業のことを言います。

昨年、Twitterを見ていると、被リンク営業を行っている方が多く見られたので、当社でも約1年だけですが、被リンク営業に取り組んでみました。

当ページでは当社が実施した被リンク営業とその効果について紹介します。

被リンク営業とは

被リンク営業とは、ホームページにリンクをして欲しいとお願いするメール営業のことを言います。

被リンク営業を行う目的は、サーチエンジンは価値がある被リンクを獲得できていることで、検索順位を高めることが可能になるので、営業先のホームページの品質を確認して被リンク営業を行うことで、ホームページの検索順位が高まる可能性があります。

そのため、ホームページの検索順位対策の一つとして、被リンク営業は行う時間があるのであれば、行ったほうが良い対策と言えます。

ただし、被リンク営業は、単にホームページにリンクをして欲しいとお願いするだけでは効果を発揮することができず、営業先のホームページにも何かしらのメリットがなければならないのです。

では、実際に当社が行った被リンク営業の方法と効果について紹介します。

当社が行った被リンク営業

取引先へのお願い

当社の下請けや元受け、すなわち取引先でホームページ制作を行っている企業に対して、リンクを掲載して欲しいとお願いしています。

広告代理店からは断られていますが、ホームページ制作会社は1社だけに断られたくらいで、確実に被リンクを獲得することに成功しています。

ただ、検索順位としては向上した気配がなく、被リンク営業の成功率は高かったですが、数が圧倒的に少ないため、検索順位が上がるほどの本数を獲得できませんでした。

相互リンクの依頼

相互リンクであれば、営業先のホームページにもメリットがあるので、積極的に取り組んでいます。

ただし、闇雲に相互リンクを増やしてしまうと、サーチエンジンから低品質な被リンクが多いと判断をされてしまい、ペナルティが科せられる可能性があるので、同業他社のホームページに限定しました。

例えば、当社のホームページがペット用品を販売するネットショップと相互リンクを行っているのは、サーチエンジンから不自然だと感じられ、無効化されてしまう可能性が高いです。

しかし、同業他社のホームページであれば、関連性が高いので、価値ある相互リンクになる可能性が高くなると判断をしました。

この相互リンクの依頼は、まずは規模の大きなホームページ制作会社に行ってみたのですが、すべてが無視をされています。

そのため、途中から方向性を変更して、規模が大きくないか個人事業主のホームページ制作会社に対してメールを行うこととしました。

その結果、10本程度にはなっていますが、相互リンク数を増やすことに成功しましたが、10本の相互リンクでは、ホームページの検索順位を高める効果は見られませんでした。

リンク切れを探して差し替えの依頼

ホームページ制作をテーマにしたホームページに対して、リンク切れチェックツールを使って、リンク切れが発生していないかを確認しました。

そして、リンク切れを発見したら、そのホームページの問い合わせフォームから、リンク切れが発生しているので、同じテーマのページがあるので、そちらにリンクを張り直してほしいとお願いをしています。

このメールの成功率としては、50%程度と高くなっています。

ウェブマスターであればリンク切れが発生していることは訪問者に対して有益ではないと感じてくれるようで、リライトを行うのも手間かかるので、リンクを張り替えるだけで良いのであれば、そちらを優先してくれるように感じます。

また、そこまで飛躍的ではありませんが、この効果が最も高くなっており、実際にリンク切れの差し替え本数が増えた段階で、Googleサーチコンソールの検索結果>検索パフォーマンスを見ると、1日の訪問者数として、20人くらい向上することに成功しています。

ブログページに被リンクを張って欲しいと記載

営業ではありませんが、当ブログの1部のページに、当ページに掲載している内容が役に立ったと思った方は、当ページにリンクをお願いしますという一文を加えてみました。

加えたページは、Googleサーチコンソールを確認して、クリック数が多いページになっているので、多くの方に閲覧をしてもらえたと思います。

ただ、効果としては、当社が確認できる範囲で言うと、被リンク本数は1本も増えておらず、当然ホームページの検索順位も高くなっていません。

そのため、ブログページにリンクのお願いをして欲しいという一文を記載するのは、ほぼ効果がないと判断をしています。

一般的に言われるが行わなかった被リンク営業

当社では行っていませんが、インターネットで被リンク営業を調べると、他にも以下の対策があります。

寄稿

ホームページと同じテーマで寄稿を募集しているポータルサイトに対して寄稿をすることで被リンクを獲得することが可能です。

当社が寄稿を行わなかった理由としては、当社にはウェブライターが在籍していないので、ポータルサイトに掲載するくらい良質な文章作成は時間がかかりすぎると考えたからです。

また、過去のGoogleの発言を見ると寄稿による被リンク効果は出ない可能性があると推測ができたので、検索順位を上げるために多くの時間をかけるのはもったいないと考えて、今回は被リンク営業として寄稿は利用していません。

逆画像検索

被リンク営業の定番ともいえるのが、逆画像検索です。

逆画像検索とは、自社が作成した画像を他のホームページが流用していないかをGoogle画像検索でチェックして、もし利用されていれば、自社に著作権があることを伝えたうえで、画像を提供いただいたホームページとしてリンクの掲載をお願いします。

逆画像検索は、多くのSEO会社の被リンク営業のページで紹介されている手法になるので、獲得できる可能性が高いと推測される営業法です。

ただ、当社のホームページでは、オリジナル画像をそれほど多く掲載していないので、今回は被リンク営業として逆画像検索は行っていません。

電話を使った営業活動

被リンク営業についてTwitterで調べていると、メールではなく電話を使ったほうが獲得確率が高いと紹介されていることが多いです。

ただ、当社では通信費を払ってまで、被リンクを獲得したいと考えていない点と、電話を使ったからといって獲得できる可能性が高くなるという確信が持てなかったので、メールだけで被リンク営業を行うこととしています。

最近は被リンク営業を受けることが増えた

最近、当社のホームページの問い合わせフォームから、相互リンクによる被リンク営業を受けることが多くなりました。

そのため、現在では被リンク営業までを行わなくても、サーチエンジンやSNSでの露出を意識していれば、自然と被リンク営業を受ける機会が増えるので、その中で自社が良質だと思えるホームページと相互リンクを行うだけで、十分な数を獲得できるようになったと思います。

相互リンクの依頼メールを見ていると、どうやらパワーランクチェックツールを使って、自社のホームページよりも点数が少し高く、テーマが似ているホームページに対して行っているようです。

そのため、被リンク営業を行われる方であれば、パワーランクチェックツールの点数を高めて、相互リンクを狙った被リンク営業メールがくるのを待つ方が効率的であると感じます。

まとめ

被リンク営業について紹介しました。

実際に当社が行った感想としては、被リンク営業は専属の担当者がいるのであれば、効率的かもしれませんが、兼任で行う場合は、効率的な対策ではないように感じます。

また、昨今では、被リンク営業をいただく機会も増えているので、被リンク営業を行うのではなく、される側に立った方が効率的と思います。

ホームページの被リンク営業を検討中の方の参考になれば幸いです。