- 2023.06.28
ホームページの検索順位を高める正しい被リンクの考え方
昨今SEOについて調べると、被リンクは効果が出づらいという情報が、非常に多く溢れています。
これは真実で、当社のホームページ制作でも、被リンク提案はほとんどしなくなり、その理由は被リンクよりも新規ページ作成を行ったほうが効果的だからです。
ただ、まったく効果がないわけではなく、効果を出しづらいだけで、しっかりと被リンクを集める努力は必要になります。
では、どんな被リンクを獲得できれば、ホームページの検索順位が高まるのかの正しい被リンクの考え方を紹介します。
正しい被リンクとは
正しい被リンクとは、自然に増え続けるもののことを言います。
例えば、ホームページを制作して良質なページを作成していれば、御社サイトを閲覧したユーザーが参照元として被リンクを行ってくれます。
さらに、会社として、協会や組合に加盟、または国が力を入れている内容のホームページに賛同すれば、それらの制作されたホームページに登録され被リンクが獲得できます。
正しいと言うのは上記になり、企業を運用していれば、自然と増えていくもののことを言います。
ただし、上記以外が間違えているとは言い切れなく、ウェブマスターが知っておくべきポイントはその概念です。
大切なのは概念を考え、そして自分が思う自然な被リンクを構築することになります。
では、実際に当社がホームページを制作し、クライアントへ解説している効果が出るだろう被リンクを紹介します。
ナチュラルリンク
もっとも大切になる施策が、ナチュラルリンクを獲得することで、新規ページを作成する際には、良質が必須条件になります。
当然、適当に書いた記事では、被リンクをしてくれるというケースはなく、タイトルに対して詳しい情報を掲載しましょう。
そして、被リンクを獲得するために、もう一点大切なポイントがあり、それはテーマです。
テーマの策定は非常に難しいですが、多くの方が困っている事例紹介や、オリンピックなどの話題になっている内容が、被リンクされやすくなっています。
基本的には、御社以外のウェブマスターがどういった記事を書けば、御社にとって参考になるかを検討しながら記事を作り上げていく必要があります。
もちろん、意識したからと言って、多くのウェブマスターが限られた時間内で記事を作成しなくてはならないので、100%ニーズに応えて、被リンクを集められるとは言えません。
ただ意識しているといないでは、獲得数は大きく変わってしまうので、記事を作成する際には、ナチュラルリンクを意識して、ニーズに最適化された文章を作成しましょう。
国が制作したホームページ
国が制作したホームページへ賛同し登録すれば被リンクを得られます。
例えば、現在で言えば、SDGsや脱炭素運動に取り組くめば被リンクの獲得が可能です。
ただし、闇雲な登録は行ってはならず、本当に考え方に賛同できるものに限定して登録しましょう。
例えば、SDGsに賛同すると決めたとして、SDGs関係のホームページから一気に被リンクが増えると、サーチエンジンから数を稼ぐために登録している考えてしまいます。
そのため、あくまで自然な増加を意識して、一気に作業はしない方が良いと考えます。
その他自然な対策
その他にも協会や組合に加盟したりタイミングや、展示会などに出展した際には、協会や展示会サイトから被リンクの獲得が可能です。
もちろん、これらも正しい対策になっているので、獲得できるチャンスがあれば必ず登録しましょう。
基本的には、自分で増やそうと行っている対策は、すべて正しい対策ではなく、上記のように自然な獲得を狙うことが大切になります。
正しい被リンクに該当しない対策
次に、正しい被リンクに該当しない、すなわち間違えている対策を紹介します。
自作自演
自作自演が完全に間違えているとは言い切れませんが、大半が無効化されるものになっています。
というのも、自作自演の被リンクで最大の問題点は、被リンク元のページの品質が低いケースが多いことです。
サーチエンジンは、被リンクの品質を重要視しているので、もし自作自演を行うのであれば、良質を意識するようにしなくてはなりません。
ただし、無料ブログを利用する場合は、初めから権威性が弱いというデメリットがあるので、無料ブログの場合は、品質が高くても無効化対象になる確率は高いです。
購入
被リンクの購入は絶対にいけません。
購入した被リンクは、100%グーグルにバレてしまい、すべてを無効化、あまりにひどい場合は手動ペナルティの対象になってしまいます。
昨今では、すべての販売業者が事業を撤退していると思っていましたが、先日当社がホームページを制作したクライアントに営業電話があったそうです。
初期費用で10万円くらいになっていて、1,000本ほどの被リンクを行ってくれるそうです。
ただ、間違いなく無効化されるか手動ペナルティの対象になるので、10万円を捨てることになり、絶対に購入はしてはいけません。
検索エンジンへ登録
最近は見なくなりましたが、ヨミサーチ系検索エンジンへ登録する作業は行うだけ時間の無駄です。
これらはすべて検索エンジンに見破られ、無効化処理をされてしまいます。
上記と同様に、あまりにひどい場合は手動ペナルティになる恐れがあり、行わない方が良いでしょう。
ただし、過去に登録したものが残っているという場合は、無視していても問題はありません。
それ以上、被リンク本数が増えなければ、基本的にはすべて無効化処理で止まり、ペナルティ対象になることはありません。
関連性がないページ
関連性がないウェブページや低品質なウェブページから獲得するのも辞めましょう。
例えば、ちょくちょく見かけるツイッターの被リンクキャンペーンなどに応募するのは時間の無駄です。
テーマが一緒ではないウェブページだと当然検索エンジンは無効化をしてきます。
そのため、テーマがまるっきり同じであれば、もしかすれば効果を出せるかもしれませんが、原則リンク獲得だけに行われた対策はすべて無効化されてしまいます。
SEOスパムやウィルス感染サイト
クライアントでは、どれがSEOスパムでどれがウィルス感染をしているホームページかが分からないかもしれません。
ただ、サーチエンジンは、SEOスパムやウィルスに感染したホームページからの被リンクは、良いことだとは思っていません。
そのため、たまにで良いので、サーチコンソールのリンクを確認して、不自然な被リンク元サイトは、リンク否認を行うようにしましょう。
まとめ
正しい被リンクの概念について紹介しました。
ただ、あくまで上記は、情報源はグーグルの発言になっていますが、当社が考える正しい被リンクであることをご了承ください。
昨今のホームページ制作では、お客さまから被リンクをサポートして欲しいと言われる機会もなくなりましたし、当社からも提案するケースはほとんどありません。
ただ、現在も被リンクはSEOに重要な要素になるので、正しい被リンクの概念を理解だけはしておきましょう。
そして運営の中で、もし被リンクが必要になれば、上記で得た知識を活用して、効果的な被リンクの獲得に取り組めば、御社のSEO効果は最大化されます。