- 2023.12.09
ホームページの効果を高める手順
ホームページから効果を出すには、日々のサイト運営が重要です。
これまで多くのホームページを制作し、サイト公開後に運営をサポートしてきた経験から、効率的に効果を高めるには適切な手順が存在していると思います。
当ページでは、どのような手順でホームページを運営することが効率的に効果を高める対策になるのかを紹介します。
ホームページの効果を高める手順
前提としてサイト運営の継続が重要
ホームページの効果を高めるには、サイト運営を継続し続けることが重要です。
ホームページの効果は、集客と成約力を最大化させることが大切になるのですが、集客力も成約力も継続したサイト運営が求められています。
2010年ごろのホームページであれば、公開後にまったく更新をしなくても効果を出していた事例もあったのですが、現在では良質な新規ページ作成や品質を高めるリライトの継続が必要になります。
そのため、前提として、ホームページから効果を出すにはサイト運営の継続が必須と理解しましょう。
公開後は集客対策に取り組む
ホームページを公開した後、最初の効果を高める対策は集客力の向上です。
優れたホームページを制作しても、見込み顧客が訪れないと効果を発揮することはできません。
集客対策では、SEOやリスティング広告の出稿、SNS運用、リアルでの告知、メルマガ配信などがありますが、継続して運営を行い続けることができる集客ルートを選定しましょう。
ただし、注意点が1点だけあり、1つの集客ルートだけで効果を出そうと考えるのではなく、最低でも2つは選択する必要があります。
と言うのも、1つの対策だけに依存した場合、仕様変更が行われてしまうと、突然アクセス数が0になる可能性があるので、リスク回避の対策を取らなくてはなりません。
どの集客対策でも、Web制作会社や専門の業者に正しい対策法を確認して、継続することで、少しずつ訪問者数は向上していきます。
訪問者数が増えてきたら成約対策も行う
訪問者数が増えてきて、十分に集客力が高まったと判断をしたら、次にホームページの成約対策を行いましょう。
ホームページの成約対策では、Googleアナリティクスなどのアクセス解析やClarityなどのヒートマップを使って、訪問者が満足できていないコンテンツはどこかを明確にした上で、改善を行います。
ホームページの改善は、単発ではなく、PDCAサイクルを回して継続して行い続けることが重要です。
アクセス解析やヒートマップは、問題になっているページを発見することはできますが、そのページのどこに問題があるかやどう改善すれば効果が高まるかは、ウェブマスターやWeb制作会社の経験則になってしまいます。
そのため、1度の修正でホームページの効果が高まる例は珍しく、PDCAサイクルを回して1年に3回は修正を行うことが重要です。
ちなみに、成約対策として、PDCAサイクルを回し始めたとしても、集客対策の継続は大切です。
ケースバイケースで対策を行う
ホームページで効果を出すには、ケースバイケースでの対策も必要になっており、例えば、行っている集客対策だけでは訪問者数が足りないと感じれば、別の集客ルートを加えたり、ユーザーから似た質問が多いページがあれば、その質問内容についての情報をページに追加します。
このように、単に集客や成約対策を行うだけではなく、ケースバイケースでホームページを修正することでさらに高い効果を実現することが可能です。
まとめ
ホームページの効果を高める手順を紹介しました。
ホームページを公開した後は、まずは見込み顧客を集客するための対策に全力で取り組み、訪問者数が増えてきた段階で成約対策を実施し始めます。
制作実績のホームページでも、この手順は高い効果を生み出せているので、すべてのウェブマスターが頭に入れておくべきポイントだと思います。