- SEO・SEM
- 2020.10.07
SEO分析ができるビングウェブマスターツール
ビングウェブマスターツールとは、マイクロソフトが提供するウェブマスターをサポートするツールのことを言います。
ウェブマスターツールと言えば、グーグルが有名ですが、ビングウェブマスターツールを利用することで、グーグルとは全く別の視点からホームページの評価を行ってくれます。そのため、SEO対策を行われている企業様であれば、グーグルはもちろんですが、ビングのウェブマスターツールの導入も行う必要があります。
今回は、ビングウェブマスターツールでどのような分析ができるかをご紹介します。
新しくなったビングウェブマスターツール
2020年10月7日の追記になります。
久しぶりにビングウェブマスターツールにアクセスしてみたところ、非常に分かりやすくなっておりました。
URLの送信やXMLサイトマップの送信もやりやすいものになっており、さらにはSEOレポートなんかは結構色々な問題点が発見できるので非常にありがたいものになっておりました。
ただ最大の問題点は、弊社のホームページにおいてもですが、bingからの流入が2%程度ほどしかないので、あまり意識する必要がないと言う点になってきます。
しかし、だからと言って無視するわけにも行きませんので、今後はビングウェブマスターツールの確認と修正を行っていこうと考えております。
これらをしっかりと行うことで、ホームページの成果は飛躍的に高まりますので、是非ビングウェブマスターツールを導入し、ホームページの改善をしてみてはいかがでしょうか。
ビングウェブマスターツールとは
マイクロソフトが提供するウェブマスターツールで、ビングのSEO対策において非常に重要なツールとなっております。
グーグルウェブマスターツールと同様に、検索エンジンの設定やホームページ改善のアドバイスなどを受けることができるため、SEO対策を意識したホームページであれば、必ず登録しておきたいツールとなっております。
ビングウェブマスターツールの登録方法
ビングウェブマスターツールの登録方法をご紹介します。
マイクロソフトアカウントをまだ作成されていない方は、マイクロソフトアカウントの作成法のページをご覧ください。
[ビングウェブマスターツール]で検索
[ビーングウェブマスターツール]で検索を行い、1位表示されているホームページをクリックしてください。
ビングウェブマスターツールへのログイン
ページ上部にある「ログイン」をクリックしてください。
マイクロソフトアカウントのIDとパスワードの入力
作成したマイクロソフトアカウントのIDとパスワードを入力し、「サインイン」をクリックしてください。
サイトの追加
ページ上部に登録するホームページのURLを入力し、URL入力欄の右側にある「追加」をクリックするか、ページ中部にある「サイトを追加」をクリックしてください。
サイトの情報を入力
「私のWebサイトについて」と「私について」、「連絡先設定」に必要事項を入力し、「保存」をクリックしてください。
所有権の確認
ページ上部にある「BingSiteAuth.xml」をクリックし、ダウンロードを行ってください。
ダウンロードしたファイルをFFFTPソフトなどで、www直下にアップロードし、「確認」をクリックしてください。
登録の完了
このページが表示されれば登録が完了です。
ビングウェブマスターツールでできること
ビングウェブマスターツールを利用することで、できることをご紹介します。
XMLサイトマップの送信
XMLサイトマップを送信することで、ビングの検索エンジンロボットにホームページにあるすべてのページ情報を認識してもらうことが可能です。
せっかく作成したページであっても、検索エンジンロボットが認識してくれなくては意味の無いものとなってしまうため、必ず送信するようにしなくてはなりません。
URLの送信
ビングにURLの送信を行うことで、そのページにビングの検索エンジンロボットが訪れてくれるようになります。
送信を行わずとも、他のページからリンクを張っていれば、訪れてくれるようになりますが、公開後すぐに認識してほしいページがある場合は、送信を行うことで、すぐに検索エンジンが認識してくれるようになります。
URLパラメーターを無視する
ワードプレスなどのビジネスブログやオリジナルのCMSでホームページを作成された企業様や検索システムのあるホームページで、URLに「?」が付いている場合は、「?」以下の文字列を無視することができます。
これらをしっかりと行っておくことで、重複コンテンツの回避に繋げることが可能になります。
クロール制御
ビングの検索エンジンロボットのアクセス時間を設定できます。
特にアクセスが少ない時間や更新作業を行わない時間などに設定しておくことが重要になります。
ディープリンク
検索結果に表示されるその他のページの削除を行うことが可能です。
ユーザに訪れてほしくないページが表示されていた場合は、ここから削除を行えます。
URLのブロック
ビングの検索結果に表示したくないページがある場合は、こちらから設定を行います。
ページとディレクトリーで設定を行うことが可能です。
ページプレビュー
検索結果に表示されるページプレビュー画像のブロックと更新が行えます。
リンクの否認
外部リンクの否認を行えます。
ジオターゲティング
検索結果として表示される地域の指定を行えます。
接続ページ
グーグル+やツイッターなどの関連するページと自社サイトを接続することが可能です。
ページトラフィック
ページごとの「クリック数」や「表示回数」、「クリックスルー率」、「クリック数平均順位」、「表示回数平均順位」「検索キーワード」を閲覧できることができます。
インデックスエクスプローラー
インデックスされていないページを表示させ、ビーングにそのページのURLを送信することができます。
キーワード検索
キーワードごとの「クリック数」や「表示回数」、「クリックスルー率」、「クリック数平均順位」、「表示回数平均順位」「検索キーワード」を閲覧できることができます。
SEOレポート
SEO対策上の問題点を抽出し、改善法の提案をしてくれます。
インバウンド リンク
外部リンクの推移を閲覧することができます。
クロール情報
ビングボットがホームページに訪れたときの状況を知ることができます。
マルウェア
ホームページのセキュリティー上の問題を知ることができます。
キーワード調査
キーワードを入力することで、そのキーワードがビングで1ヵ月間で何回検索されたかを知ることができます。
リンクエクスプローラー
ページのURLを入力することで、そのページにリンクしているホームページのURLを知ることができます。
Bingbotとして取得
ビングの検索エンジンロボットがホームページをどのように見ているかを確認できます。
マークアップバリデータ
構造化マークアップについての報告を確認することができます。
SEOアナライザー
御社サイトのSEO対策上の問題点を発見してくれます。
Bingbot検証ツール
入力したIPアドレスが、ビングボットかどうかの検証を行ってくれます。
サイト移転
ホームページを移転した際に、こちらから報告することで、移転前の情報を引き継げることができます。
ビングウェブマスターツールを活用しよう
グーグルウェブマスターツールを利用している方でも、ビングウェブマスターツールを利用されていない方は多いことかと思います。しかし、グーグルウェブマスターツールだけでは知ることができない情報をビングウェブマスターツールでは知ることができるため、ぜひこの機会にビングウェブマスターツールを利用されてはどうでしょうか。