- -制作法
- 2022.06.17
弊社がスタッフブログを運営していて思うこと
ホームページを公開したら、弊社の事例では、一般的には、そこからSEOのためのスタッフブログが開始されます。
このスタッフブログの運営は、お客さまには毎日1ページの作成を依頼していて、弊社も大体ですが、1日1ページ公開を目標にしています。
今回は、弊社だけではないと思うので、スタッフブログを運営していて弊社が感じた内容をご紹介したいと思います。
とにかく量が多い
まず初めに意外と驚いたのが、サイト運営量が多いことです。
弊社ではホームページを制作したら、狙ったキーワードで1位から10位までのライバルサイトのページ数を算出してその平均値を目標にしています。
実際に弊社もSEOを行うにあたり自社サイトでこの調査を行ったのですが、弊社が狙うキーワードの難易度が高く平均で600ページ前後になっていました。
弊社のホームページは現在で400ページ弱になっています。
このページ数を増やすのには、200日くらいかかってしまう計算です。
このページ数を増やす際に大切になるのが、質になっていて、しっかりと個々のページでユーザーのためのページが必要で自動生成は難しくなっています。
ただ、提案するのと自社で行うのはまた違ってくるので、今後は何か楽をして効果を発揮できる対策を検討しようと思っています。
概念的なところについては、SEOを自動化しようのページでご紹介をしていてお客さまに提案をしていて効果は出ていると思います。
ただ、実際に自社サイトで行うまでは至っていません。
その理由は、ホームページ制作を行う人すなわちウェブデザイナーやHTMLコーダーの工数がかかるためです。
ただ、作業量が多いので、もう少ししたら行ってみるかもしれません。
1日に2ページ作業をすると質が落ちる
現在弊社サイトのウェブマスターは1名です。
私自身、文章をまったく書かないかと言うとそうではなく、基本的には営業と兼任になっているので、提案書の作成で文章は書いている方だと思います。
ただ、ブログとなるとやはり記述法が違うことや、内容を充実させなければならないと考えてしまい、また提案書とは違った難しさがあります。
そして目標まで後400ページもあるので、1日でも早くSEO効果を出したいと考えているので、1日に時間があれば2ページ以上を作成することもあります。
その場合に、実は2ページ目以降の記事の質が下がってしまうという問題を抱えています。
結構問題にはなっていますが、後からリライト前提でとにかく記事数を増やすことに注力をしています。
もちろん、2記事目だから適当に文章を書いているのではなく、基本的にはユーザー視点での記事作成を実施しています。
リライトとの併用は難しい
ホームページ制作実績の会社さまは、リライトを非常に嫌う傾向があります。
これまでは「そんなに大変かな?」と弊社で思っていたのですが、実際に自社で新規ページ作成を行っていてリライトが嫌ではなく、作業時間が取れないことに気が付きました。
実際に新規ページ作成1ページだけでも大変なのに、そこからリライトを検討するページを探し、リライトを行うとなると1日1ページの作業ができません。
今後の提案では、少し対策法を変えて、新規ページ作成なら新規作成だけを、リライトはリライトだけでしっかりと棲み分けを行った提案が必要だと感じました。
もちろん、難易度が高いキーワードで上位表示を行っている会社は、リライトと新規作成を毎日しっかりと実施されています。
弊社も見習わないといけませんが、やはり時間的な制約や質を考えると難しくなっています。
インデックス未登録の改善に手が回らない
弊社は、検出 - インデックス未登録は0件、クロール済み - インデックス未登録は40件程度になっています。
そのため、これまではそれほど意識をしていませんでした。
ただ、今回サイト運営を行い始めて、多くのページ数のリライトや新規ページ作成を行っています。
恐らくこの作業を行っていると、今後は少し増えてくる可能性があると考えて、改善していかなくてはと考えています。
検出 - インデックス未登録は更新頻度だと思うので問題がないのですが、クロール済み - インデックス未登録は内部リンクが大切だと思います。
この内部リンクの設置は、それぞれのページで上位表示キーワードを確認し、そのページに内部リンクを行えるページを探さなくてはなりません。
そのため時間がかかる作業になっていて、こちらも検索順位がある程度高まって、新規作成やリライト量を減らした後に対応しようと考えています。
ソーシャルメディア運用
せっかくスタッフブログを更新するのであれば、上手くソーシャルメディアを利用していきたいと考えています。
ただ、こちらも時間がなくて対応ができていません。
現状で弊社でソーシャルメディア運用を真剣に行っていたときの効果は非常に高かったです。
ヒットした投稿を出せれば、1日に80人ちょっと訪問者数を集めていた時期もありました。
ただ、お問い合わせ数でみると、実際にそれほどは増えておりません。
確かに、0ではありませんが、恐らくソーシャルメディアを見たユーザーからの内容っぽいお問い合わせはありましたが、ざっくりと月に2,3本の問い合わせが増えただけです。
もちろん、2,3本でも嬉しいですが、そこからさらにクロージングレートがあるので、受注件数としては、1本程度になっています。
また、弊社のソーシャルメディアでは、ホームページ制作の案件ではなく、ホームページ制作の一部の情報提供を行っています。
そのため、サイト運営でのチューニングなどがメインのご依頼にんっています。
もちろん、真剣にツイッターやフェイスブックを運用すれば効果があるのが分かりますが、現状ではそれほどの時間が取れないため、現在は休止しています。
新規作成だけに絞り込む
現在、弊社でSEOのための作業を行っていて感じるのは、とにかく作業量が多いこと、そして中途半端に手を出しても期待通りの成果が難しいと感じました。
そのため、今後の提案では、最初は新規作成以外の作業は一切不要と提案しようと考えています。
もちろん、元もから公開直後は、新規作成だけに全力で取り組んでいただいていましたが、被リンク対策などの他の作業も提案するケースがありました。
実際に自社でサイト運営を行って感じたのは、他の作業があると本当に肉体的にも精神的にも大変だと言う点です。
現在のSEOは、新規作成が非常に重要になっているので、最初のころは新規作成だけでも良いと思います。
そして効果の度合いを見ながら、他の対策を検討していくのが、効率的であると考えます。
サイト運営は本当に大変です。
ただ、継続して正しい対策を行い続ければ、必ず成果が向上します。
正しいと継続がキーワードになっていて、これらを行い続けるための体制を構築しましょう。
この正しさと継続についてお困りの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
ヒアリング内容から御社に最適なご提案をさせていただきます。