- -制作法
- 2022.06.11
直帰率が高くても成果は出るか定期的に改善していくことが大切
弊社が考えるにホームぺージ制作後の最大の問題は直帰率であると思っています。
直帰率については、別記事の直帰率についてと改善法のページでください。
当ページでは、ホームページ制作実績の会社さまの多くが集客対策ばかりを行うので、定期的な改善の重要性についてご紹介したいと思います。
せっかく訪れてくれたユーザーが直帰している
直帰とは訪問者が1ページだけを見て帰ることを言います。
例えば検索からの訪問者であれば、入口ページだけを見てブラウザの戻るボタンを押して検索結果に帰ってしまうことを言います。
これは非常にもったいないと言え、せっかく訪問してくれたのに、たった1ページしか見てくれていないのです。
例えば、お問い合わせが目的のページだと最低でも4ページは必要になってきます。
「入口ページ→問い合わせフォーム→確認画面→サンキューページ」
そのため、1ページしか見ていない人を追い返さないようにすれば、自然とホームページの成果を高めれるので、改善していく必要があるのです。
この改善方法は、コンテンツの質を高めたり、内部リンクの設置などが必要になっています。
なぜ直帰率の改善が必要なのか
ホームページを制作した会社さまに、直帰を改善しましょうと言ってもなかなか行ってもらえないので、なぜ改善が必要かをご紹介します。
直帰率を下げることで先述の通りお問い合わせを行ってもらえる可能性が高まります。
最大の問題点としては、SEOなどの集客を行いそして成功すると一定数以上の成果が出ることになっています。
どういうことかと言うと、直帰率の改善は、ホームページの成約率を高めるための対策です。
そして、現在の成約率が0.1%だったときに、1,000人に1人が問い合わせをしてくれます。
もちろんクライアントさまは割合などは見ていませんが、単純に1,000人の訪問者数を2,000人にすれば、お問い合わせ数が2件になるので、効果を発揮できたと認識できます。
さらには、SEOで言えば、流入キーワードごとにも成約率が存在しているので、例えば闇雲な集客対策をしていても、ある日突然成約数が増えるケースがあるのです。
ただし、SEOで本当に成功していた場合は、実はかなりハードルが高まり、現状で5,000人の訪問者数がいて5件の問い合わせ数を100件にしようとすると、20倍の100,000人必要です。
この数値を見れば本当にきついと思われると思いますが、集客に依存したホームページで発生してしまう事象です。
そのため、直帰率を改善して、成約率を高めることで、楽をしてお問い合わせ数が増えるので目的が達成可能なのです。
1度の改善で飛躍的に高まらないのがネック
この直帰率対策を行っているホームページ制作実績の会社さまもいらっしゃいますが、やはり最大のネックというか問題点は、1度の改善で飛躍的に数値に出ないことになります。
例えば、今回の改善は効果がなかった、来月もなかった、再来月もなかったとなると、Webサイト制作会社も提案しづらいですが、お客さまもいら立ちを覚えます。
ただ、直帰率の改善は一般的には、こういうものになっていて、アクセス解析のデータから適切な施策を行い続ける必要があります。
実際に弊社の実績から言えば、カテゴリーページのリンクを目立つようにして、直帰率と出口率を改善する提案をしました。
その効果としては、飛躍的に効果を出し、そのページの直帰率が80%から20%まで下がったという実績があります。
気になるお問い合わせ数はどれくらい増えたかと言うと、月に数本増えた程度になっています。
このように数値が飛躍的に改善されたとしても、いきなりお問い合わせ数に直結はしませんが、しかし数値を改善し続けていれば、必ず期待以上の成果になるのです。
日々のリライトを行おう
最近のホームページ制作は、スタッフブログを作成するのが一般化されました。
現在のホームページの大半は、実はWebサイト制作会社が作成したページよりも、お客さまが作成したページ数の方が多くなっています。
実はこの直帰率の改善は、お金をかけてWebサイト制作会社に依頼をせずに自分で行えるのです。
そのため、サイト運営スケジュールに新規ページ作成とリライト、さらには直帰率改善を加えることで、無料で対策が行えるようになってきました。
実際にリライトと直帰率改善は同じ作業でよく、これらをしっかりと行えば、御社のホームページの成果が飛躍的に高まります。
基本的には日々のリライトを行い続けることが大切ですが、単にグーグルアナリティクスから直帰率が高いページをピックアップするだけではいけません。
例えば、滞在時間も併せてみて、滞在時間から、どの箇所が問題があるかを具体的にして、そこをよりユーザーのための原稿に変更することで、より効果的なリライトが行えるのです。
たまにWebサイト制作会社を利用
そして、成果に応じて予算が決定すると思うので、たまにはWebサイト制作会社に依頼して、トップページやその他のページの直帰率も改善しましょう。
メインはお客さまになっていると思うので、実はそれほどWebサイト制作会社が行うページ数はありません。
ただ、トップページはもちろん、サービスページや事例ページなどはWebサイト制作会社が作っています。
さらには雛型も対象になっていて、これらを定期的に改善すれば、必ず成果は向上いたします。
また、Webサイト制作会社にもよりますが、アクセス解析レポートを確認して、レポーティングを行ってもらえば、今後の御社の修正作業をより効率的にできるのです。
少しずつでも良いので改善しよう
成果を向上させるための手段として、直帰率の改善は、非常に重要で、アクセス解析のデータの中でもトップクラスであると言っても過言ではありません。
そのため、この直帰率の改善は必須になっていて、毎日少しずつで良いと思いますので、しっかりと改善していきましょう。
先述していた通り、成果を向上させるには、集客対策だけを行っていては、必ずそのうち頭打ちをしてしまいます。
頭打ちをしてしまうと、どんなに必死にサイト運営を行っていても、期待通りの成果を得れません。
その時の対策の1つとして、直帰率の改善は非常に効果的です。
当ページのご覧の方は、ぜひこの機会に自社の直帰率を確認し、改善してみてはいかがでしょうか。
ただし、2022年6月11日現在のGA4では直帰率の数値がなくなってしまいました。
ただ、有識者の話によると、復活するかもしれないとのことです。