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  • 2022.10.27

カニバリゼーションを避けてホームページの検索順位を向上

カニバリゼーションを避けてホームページの検索順位を向上

カニバリゼーションとは、日本語では共食いのことを言います。

簡単に言うと、各ウェブページで上位表示キーワードが明確でない場合、1つの検索キーワードで2ページ以上が検索結果に表示されている状態です。

この状態は検索順位が落とされていて、今回は、ホームページ制作では、かなり注意をして対策を行う、カニバリゼーションについてご紹介をします。

カニバリゼーションとは

カニバリゼーションとは

カニバリゼーションとは、日本語で共食いのことを意味し、ホームページ制作では、必ず避けるべき要素になっています。

カニバリゼーションはSEO用語になっていて、この共食いはSEOにおけるマイナス影響を意味していて、AとBページで発生すると、どちらも少しだけ順位が低い状態になっています。

どうしてそういった現象が起きるかと言うと、原則グーグルは1検索キーワードに対して、1ページが望ましい状態であると考えているからです。

例えば、あるキーワードで検索を行った際に、検索結果に御社サイトが埋め尽くされていると、検索結果の多様性がまったくないものになってしまします。

グーグルは、検索ユーザーにとって、優れたウェブページを表示したいと考えていて、同じ会社が提供する情報はできる限り減らしたいと考えています。

もちろん、考えているだけではなく、現在の検索結果では、1検索キーワードに対して、同一ドメインは、原則2ページまでしか表示されません。

さらには、カニバリゼーションを設定しており、カニバリゼーションがAとBページで発生すると両方の検索順位を少し落とされてしまいます。

発生が1セットだけであれば、該当ページだけに影響を及ぼすのですが、発生しているウェブページが多いと、関係ないウェブページの検索順位も落ちてしまいます。

このように、昨今、ホームページ制作やSEOにおいては、カニバリゼーションを避けることが最重要課題になっていて、適切に避けることで、高い検索順位になるのです。

ただし、1点注意点があり、それは、カニバリゼーションが発生しない対策を施しても、検索エンジン次第では、発生してしまうものになります。

こればかりは、どうしようもなく、検索エンジンが、ウェブページをプログラムで見たときに、AとBページが似ていると判断をすれば、発生してしまう仕様になっています。

ただ、意識をするとしないでは、結果に大きな差が生まれ、ウェブページを作成する際には、できる限り意識をして対策を行いましょう。

ホームページでカニバリゼーションを回避する方法

ホームページでカニバリゼーションを回避する方法

では、実際に、カニバリゼーションを回避する方法をご紹介します。

この方法は、ホームページ制作後にお客さまにレクチャーをしている内容で、以下でご紹介する内容を行えば、かなり発生率を下げれます。

ウェブページでSEOキーワードを設定

ホームページ制作で作成したウェブページはもちろん、サイト運営で新規作成する記事など、すべてのウェブページに固有の上位表示キーワードを定めましょう。

公開する前であれば、Webサイト制作会社が適切に設定をしてくれていると思います。

当社であれば、以下エクセルファイルを納品し、そこに個々のウェブページで固有の上位表示キーワードを設定しています。

ディレクトリーリスト

この作業は、ホームページ制作後に話をすると、結構面倒くさいと言われる作業ではありますが、慣れてしまえば、それほど時間も労力もかかりません。

この上位表示キーワードを定めたウェブページ作成法を行えば、すべてのウェブページで固有の情報を掲載できます。

また、このエクセルファイルの利用は、基本的には、ホームページ制作直後だけ利用されるケースがほとんどです。

ある程度更新業務に慣れてくると、弊社ホームページ制作は、ワードプレス実装が9割程度になり、管理画面で上位表示キーワードを管理されています。

タイトルタグ作成

ホームページを公開する前はWebサイト制作会社が、公開後のサイト運営は、お客さま自身でエクセルファイルの更新を行います。

新規ページ作成を行う前に、上記エクセルファイルを更新していくのですが、その際に、一緒にタイトルタグを作成していただきます。

タイトルタグはSEOに非常に重要で、固有の情報をできる限り左側に配置しましょう。

と言うのも、検索エンジンは優れたプログラムでランキングを決定していますが、グーグル曰く完璧ではないそうです。

そのため、できる限り重要キーワードは初めに持ってきた方が良く、文頭に持ってくることで、適切に検索エンジンが認識できます。

メタディスクリプション作成

メタディスクリプションは、検索結果に表示される内容になっていて、以下画像のように、タイトルタグが表示された下にある2,3行のテキストを言います。

メタディスクリプション

このメタディスクリプションは、グーグル曰く、ランキングには影響がないそうですが、ホームページ制作後に、固有の文章で定めることを推奨しています。

と言うのも、このメタディスクリプションは、確かにランキングには影響がないかもしれませんが、ユーザーのクリック率に影響します。

そして、検索エンジンはランキングに影響がないと言ってはいますが、ホームページを制作した企業で見れば、適切に記載している企業の方がSEO効果が高いです。

もちろん、たまたまの話かも知れませんが、これまでの経験からは、SEO効果が出ているケースが多く、適切な導入を行っていただいています。

ちなみに、ルールとして、各ページで固有情報、文字数は100から159文字で作成いただいています。

本文を記述する際に

最後に本文ですが、あくまで弊社が考えるルールをご紹介します。

まず、ホームページ制作が終わった当初は、あまり原稿作成は行った経験がないでしょう。

そういった場合に、いきなり文章を作成してしまうと、原稿作成に必死になってしまい、全体で見たときに関係がない情報を記載してしまう恐れがあります。

これらを回避する方法として、以下2点をルールとしてご提案しています。

  • 見出しタグでは100%上位表示キーワードを利用
  • 本文でSEOキーワードを意識して活用

もちろん、サイト更新業務に慣れてきたら、気にしなくても良いルールではあります。

しかし、ホームページ制作もサイト更新も初めてのクライアントの場合、上記ルールを守ることでタイトルからぶれない原稿作成が行えます。

現在の検索エンジンは、タイトルタグと本文のミスマッチを警戒しています。

そのため、SEOの基本ルールとして、タイトルタグとぶれないように、上記2点を意識した原稿作成を徹底することで、カニバリゼーションの発生を防ぎます。

ホームページ制作時からカニバリゼーションを意識

ホームページ制作時からカニバリゼーションを意識

上記がカニバリゼーションの解説になっていて、このカニバリゼーションは、闇雲なホームページ制作やサイト更新では、発生確率が非常に高くなっています。

そのため、ホームページ制作時から、しっかりとカニバリゼーションを意識する必要があり、適切に行うことで、カニバリゼーションを最小限まで減らすことが可能です。

実際にこのカニバリゼーションは、予想もしなったキーワードで、発生していて、手作業で調べるのは不可能です。

そのため、まれに使うカニバリ調査ツール(β版)をご紹介します。

こちらのツールを利用すれば、実際に自社サイトで、どれくらいカニバリゼーションが発生しているかを把握できます。

もちろん、グーグルが提供しているツールではなく、そこまで必死になって改善する必要はありませんが、それでも過剰にカニバリゼーションが多い場合は注意しましょう。

上記のように、ホームページ制作時に定めるルールに基づいていれば、それほど多くのカニバリゼーションは発生しないと思われます。

そのため、ツールによる調査を行うよりも、ルールに従い、ホームページ制作時からカニバリゼーションを意識すれば、検索エンジンに正しく認識されます。

このカニバリゼーションは、当然ですが、グーグルだけではなく、ヤフージャパンやマイクロソフトビングでも同様になるので、検索エンジンすべてで問題だと認識しましょう。

ちなみに、最後に、カニバリゼーションは、自社サイト内だけの話であり、自サイトと他サイトで発生する内容ではありません。

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