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  • 2024.01.28

カニバリゼーションを避けてホームページの検索順位を向上させる

ホームページにカニバリゼーションが発生すると、検索順位が落ちると言われています。

これまで多くのホームページでカニバリゼーションと検索順位を確認していると、大きな影響は感じられず、少しくらい発生したり改善する程度では、SEO効果は見られません。

ただ、ホームページ制作時はもちろん、サイト運営の中でもカニバリゼーションを意識することは重要になるので、当ページでは、カニバリゼーションを避けてホームページの検索順位を向上させるために必要な考え方を紹介します。

ホームページのカニバリゼーションを避ける方法

ディレクトリリストを利用する

ホームページ制作のプレゼンテーション時に、Web制作会社からサイトマップをExcelの表にしたディレクトリリストが納品されていると思います。

当社ではプレゼンテーション時には紙媒体で渡していますが、発注をいただいた後は、Excelで納品しています。

ディレクトリリストでは、各ページのタイトルやURLが記載されているのですが、その右の列にSEOワードを記載していくようにしましょう。

すべてのページで上位表示ワードが明確にすることで、似たテーマのページを作成することがなくなり、カニバリゼーションを避けることが可能になります。

原稿作成はリンクを行うユーザーのことも考える

ページタイトルや本文を作成する際には、漠然とユーザー目線にすることを考えるのではなく、リンクをする方のことを考えるとなお良いです。

リンクをする方が、どのようなアンカーテキストを作成するのかを考えながらページタイトルや本文を作成することで、リンクによるカニバリゼーションの発生を避けることが可能になります。

例えば、集客ができるホームページ制作法と、SEO効果が出るホームページ制作法というページを作成したとします。

その時に、前者は集客を強調しながら文章を作成し、後者はSEO効果を強調した文章を作成することで、リンクを行ってくれる方のアンカーテキストを操作できる可能性が高まります。

どちらもホームページ制作法というアンカーテキストでリンクを獲得してしまうと、カニバリゼーションが発生するので注意しなくてはなりません。

内部リンクをうまく活用する

ホームページにカニバリゼーションを発生させないためには、各ページで固有のコンテンツを作成する必要があります。

例えば、SEO効果が高いホームページ制作法と成果が出るホームページ制作法というページを作成した場合に、どちらのページにも成果が出るホームページ制作法とは何かというコンテンツを掲載したいと考えることがあります。

そういった場合には、SEO効果が高いホームページ制作法のページでは簡単に説明をして、詳しくは成果が出るホームページ制作法のページがあるのでこちらからご覧くださいという内部リンクを設置しましょう。

そうすることで、ユーザーは、このページでは成果よりもSEOを重視していると判断をして、文章が不自然に感じることはありません。

さらに、サーチエンジンは、SEO効果が高いホームページ制作法のページでは、成果についてはそれほど重要ではないと考えてくれ、成果というキーワードは、成果が出るホームページ制作法のページを優先的に検索結果に表示してくれるようになります。

制作実績のホームページで見ても、適切な内部リンクを設置している企業ほど、カニバリゼーションを避けることができるので、最初から内部リンクを使いこなせている必要はありませんが、文章作成時に意識をして取り組むようにしましょう。

まとめ

カニバリゼーションを避けてホームページの検索順位を向上させる方法を紹介しました。

これまでの経験で見ると、カニバリゼーションは規模の小さなホームページでは、検索順位への影響は少ないと感じられ、小規模サイトのうちは意識し過ぎる必要はありません。

ただ、ホームページが大きくなるにつれて、比例して検索順位への影響も高くなるので、あらかじめカニバリゼーションへの意識だけは行っておいた方が良いでしょう。

ホームページのカニバリゼーションを避けたいとお考えの方の参考になれば幸いです。