- Web制作・運営
- 2014.11.05
コーポレートサイトの作成法
コーポレートサイトとは、会社案内や名刺などの販促物にアドレス(URL)を掲載する企業の顔となるwebサイトのことを言います。
コーポレートサイトの役割は、企業情報全般を告知することとなるため、会社概要やアクセスマップ、製品情報、採用情報、お問い合わせ先など、企業情報全般を網羅したウェブサイトとして作成し、それぞれの製品やサービスについての詳細は、別にサービスサイトを立ち上げることが効果的になります。
しかし、中小企業様であれば、制作と運営にかかる時間とコストを考えた場合、複数サイトを立ち上げることは、非常に困難なこととなるため、コーポレートサイトで製品やサービスについて詳しく解説していくことが一般的となっております。
そのため、中小企業様のコーポレートサイトでは、企業の特徴をしっかりと打ち出したwebデザインやサイト構成であることはもちろん、製品やサービス情報についても、詳しく掲載されたwebサイトとして作成されなくてはなりません。
今回は、コーポレートサイトで企業情報や、詳しいサービス情報を掲載したいとお考えの企業様向けに、成功するコーポレートの制作法についてご紹介します。
コーポレートサイトのリニューアルや、新規作成をご検討の企業様のご参考になりましたら幸いです。
目次
コーポレートサイトを制作する前に
コーポレートサイトの制作目的は、製品紹介や採用活動、店舗への誘導など、企業によって様々かと思います。
しかし、どのような目的であったとしても、必ず考えないといけないことは、ブランディングができるホームページとして作成することになります。
販促物や名刺など、すべての広告・広報媒体にアドレスを掲載するため、webデザインやコンテンツは企業を表すものとして、どういった企業かを訪問者に伝えることができるwebサイトとしなくてはなりません。
デザイン作成
訪問者は、ホームページのデザインを見て、その企業の印象を持ちます。
そのため、コーポレートサイトのデザインを作成する際には、「なんとなくかっこいいデザイン」や「シンプルなデザイン」などではなく、「専門性の高さを打ち出したデザイン」や「サポートに力を入れているため、親しみやすさを打ち出したデザイン」など、企業カラーを打ち出したwebデザインを作成することが重要になります。
コンテンツ作成
コーポレートサイトを制作する前に、ホームページに掲載する情報を一度すべて洗い出し、それらを整理してからコンテンツ化させることが重要になります。
コーポレートサイトの場合、ホームページに掲載する情報量が非常に多くなってしまうため、闇雲にコンテンツ化したホームページでは、訪問者にとって非常に分かりづらいものとなってしまいます。
そのため、ユーザ目線で情報を整理し、それからコンテンツ化を行わなくてはなりません。
必ず必要なコンテンツについて
コーポレートサイトで、必ず作成しなくてはならないコンテンツについてご紹介します。
製品・サービス情報
御社の製品やサービスについて、詳しく紹介できるコンテンツは、必ず必要になります。
サービスサイトを別に作成している場合であれば、1ページにまとめて掲載することも可能ですが、コーポレートサイトで、御社の製品やサービスについて、詳しく紹介したい場合であれば、必ず御社の製品やサービスをユーザ目線でカテゴリー分けし、訪問者にとって本当に見やすく、理解しやすいコンテンツとしなくてはなりません。
可能であれば、1製品・サービスにつき、1ページを用意したコンテンツを作成することが効果的です。
会社案内
会社案内は、会社の所在地や資本金、連絡先、アクセスマップなどが記載され、訪問者に御社の信用性が判断されるコンテンツになります。
会社案内が無いと、訪問者は、御社にお問い合わせを行うことを不安に感じてしまうため、必ず作成しなくてはなりません。
お問い合わせ
お問い合わせコンテンツが無いホームページでは、訪問者はどこに連絡をすれば良いかが分からないため、必ず必要となるコンテンツになります。
単にお問い合わせフォームを用意するだけではなく、電話番号もお問い合わせコンテンツに記載しておくことで、訪問者がすぐに連絡が欲しい場合は、電話でのお問い合わせを行ってくれるようになります。
SEO対策の考え方
コーポレートサイトに製品やサービス情報も合わせて公開する場合、webサイトに掲載する内容が非常に多くなり、SEO対策の難易度は比較的高くなってしまうことがあります。
SEO対策は、原則1ドメインに対して1テーマとなっており、例えば弊社のホームページであれば、【ホームページ制作 大阪】をテーマキーワードとしております。
まったく関連性の無い製品を複数持たれている場合であれば、webサイトの設計をしっかりと行い、webサイト全体のテーマは、【業種名】とし、コンテンツごとにそれぞれの製品カテゴリー名でのSEO対策を実施することで、1サイトであっても様々なキーワードでSEO対策を実施することが可能になります。
但し、製品カテゴリー名で1サイトを作成しているwebサイトと比べ、SEO対策の難易度が高く、上位表示を行うためには、しっかりとした運営体制が必要になります。
更新管理システムの導入
コーポレートサイトで、よく更新管理システムが導入されるコンテンツをご紹介します。
ビジネスブログなどの更新管理システムを導入することで、御社自身でホームページの更新を簡単に行えるようになります。
また、簡単に更新できるだけではなく、しっかりと計画的に、ホームページの更新を行っていただくことで、SEO対策の成果を大幅に向上させることが可能になります。
新着情報
コーポレートサイトでは、新着情報の更新をしっかりと行う必要があります。
例えば、新製品のリリースや祝祭日などの案内、ホームページの更新など、様々な情報を告知していくことで、リアルタイムの情報提供を行うことが可能になります。
製品・サービス情報
製品・サービス情報に更新システムを導入することで、御社自身でそのページの更新が行えるようになるため、新製品の告知をすぐに行うことが可能になります。
また、これらの情報をしっかりと追加していくことで、製品名やサービス名で検索したユーザの獲得が可能になります。
事例紹介・お客様の声・実績紹介
事例紹介・お客様の声・実績紹介などのコンテンツは、ホームページでお問い合わせを行う前のユーザの興味を引くコンテンツになります。
そのため、しっかりと更新を行っていくことで、御社のホームページの成果を大きく向上させることが可能になります。
また、SEO対策においても非常に重要なコンテンツとなっており、これらのコンテンツをしっかりと更新いただくことで、ニッチな検索ユーザの獲得ができ、ホームページの訪問者を大幅に向上させることが可能になります。
スタッフブログ
スタッフブログを制作することで、SEO対策の成果を大幅に向上させることが可能になります。
闇雲に更新するのではなく、ビジネスに関連する記事を作成することはもちろん、ユーザ目線で本当に良質なコンテンツとして公開することで検索エンジンから高い評価を得ることが可能です。