セブンデザイン 成果を追求した大阪のホームページ制作会社

  • 2021.06.06

当社のホームページでクロール済み - インデックス未登録が急増

2021年6月6日にGoogleサーチコンソールにアクセスすると、クロール済み - インデックス未登録が急増していました。

4月にもGoogleサーチコンソールを見ていたのですが、そのときは問題がありませんでした。

グラフを見ると、一気に増えたのではなく、5月から少しずつ増えていて、そして本日、Googleサーチコンソールの「インデックス作成>ページ」に表示される登録済みが913ページに対して、クロール済み - インデックス未登録が798ページも存在しています。

今回は、なぜ当社のホームページでクロール済み - インデックス未登録が急増したのかや、当社が今後サイト運営の中で行う対策法を紹介します。

2021年6月6日にクロール済み - インデックス未登録が増えた理由

クロール済み - インデックス未登録が急増した理由として考えられる原因は、2021年6月3日に開催されたGoogleコアアルゴリズムアップデートです。

もともと、当サイトでは、クロール済み - インデックス未登録の数が30ぺージほどあったのですが、5月から数を増や続けていて、6月6日に確認すると、798ページになっていました。

Twitterを見ていると、Googleアルゴリズムアップデートは、開催前に影響が出るケースもあるようなので、当社の中ではそこが原因と判断しています。

しかし、クロール済み - インデックス未登録が増えた理由は理解できましたが、それで具体的な対策法が見つかったわけではありません。

そこで、当社では、クロール済み - インデックス未登録にリストアップされるページは低品質であるケースになるので、ホームページ全体の品質向上に取り組む計画を立てました。

サイト運営の中で行う対策法

当サイトが行う対策法は、ホームページ全体の品質向上を目的として、短期間の実施ではなく、3年を目途にしたリライト計画になります。

また、以前にTwitterでGoogleが、クロール済み - インデックス未登録は、リストアップされたページの問題だけではなくホームページ全体に問題がある可能性もあると言っていたので、全ページの品質を高める計画を立てています。

似たニーズのページを統合

最初に取り組む対策は、似たニーズのページを探して統合することです。

上記でも紹介していますが、当社のホームページには、登録済みが913ページもあるので、同じニーズの訪問者が見るべきぺージも多数存在してしまっています。

似たニーズのページ数が多いということは、カニバリゼーションが発生しており、サーチエンジンからホームページ全体のSEO効果を落とされている可能性があると考えたので、すべてのページを整理しようと考えました。

対策法としては、全ページのタイトルをチェックして、似たニーズの訪問者が訪れるページをすべてリストアップしていくことです。

そして、本文を読んで、どちらのページが有益かを確認して、一部コンテンツを残すぺージに移したうえで、301リダイレクトを行う予定をしています。

ホームページのリライト

ホームページのリライトを行うことで、品質を高める計画を立てました。

登録済みページが913ページもあるので、1日に3ページのリライトを行えば、2年くらいでリライトが完了する計画です。

リライトしてから上記で紹介した301リダイレクトを使った統合を行うと、リライト作業が無駄になるので、上記で紹介した301リダイレクトでぺージの統合が終わったあとに行う計画を立てています。

内部リンク数を増やす

ページのリライトと同時進行の作業ですが、内部リンクを意識するようにしています。

当社が調べた限りだと、内部リンク数が少ないホームページほど、クロール済み - インデックス未登録が発生しやすいそうです。

内部リンクは、1ページあたりに設置する数で管理するのではなく、本当に関連する内容のページがあった場合にのみ設置することがおすすめです。

例えば、知識がない方が文章を読んだときに、分かりづらい単語や内容がある場合に関連ぺージにリンクを設置することで、リンク先ページのSEO効果の向上や、クロール済み - インデックス未登録の改善が可能になります。

追記

2022年12月の追記です。

上記対策を継続して行い続けていたところ、検索順位には大きな影響が見られませんでしたが、クロール済み - インデックス未登録の数は確実に減少させることに成功しています。

現在の当サイトの登録済み件数は1,324ページになり、クロール済み - インデックス未登録は204ページまで減少させることに成功しています。

どの対策がもっともクロール済み - インデックス未登録に効果を出したかは不明ですが、当社が考えるに恐らく内部リンクの充実ではないかと思っています。

増やした内部リンクの数はそれほど多くないですし、まだリライトも全ページが終わっているわけではないですが、ユーザーが利用する内部リンクに限定して増やしたのが成功の秘訣であると考えています。

現在は、問題点は解消したものの、リライトすべきページが残っているので、全ページが終わるまで、ホームページのリライトを継続しようと考えています。

まとめ

当サイトでクロール済み - インデックス未登録が急増した事例を紹介しました。

追記として、現在では、204ページまで改善することに成功しています。

現在、クロール済み - インデックス未登録でお悩みの方は、当ページで紹介した対策法を参考によりも、どうすればホームページの品質が高まるのかを考えた対策を行うことで、期待通りの成果を発揮することが可能です。