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  • 2024.03.28

ステマとは?ステマ規制強化を受けホームページ制作で気を付ける点

ステマとは、企業が一般消費者を装い、自社の商品やサービスを宣伝することを言います。

消費者庁は2023年10月1日からステマ規制の強化を行い、ステマを行うことは景品表示法違反とホームページに掲載しています。

当ページでは、2023年10月1日に消費者庁が行ったステマ規制の強化で、ホームページ制作時に気を付けるポイントを紹介します。

ステマとは

ステマとは、ステルスマーケティングの略のことを言い、企業自身が一般消費者を装って、商品やサービスの宣伝などを行うマーケティング手法のことを言います。

もちろん、単に企業自身が一般消費者のふりをして、良い宣伝を行うだけではありません。

例えば、料金を払ったうえで、著名人が運営するホームページやSNSで、自社の商品やサービスの宣伝をしてもらうお願いをして、お願いをしたこと自体を伏せてもらったり、商品やサービスの購入者に対して良い評判をホームページやSNSで拡散してもらい、見返りとして料金の支払いやオプションをプレゼントすることも含まれています。

すなわち、他のユーザーを騙す行為全般のことをステマと言い、その情報を見たユーザーが信用した結果、不利益を被ってしまうような宣伝活動が該当します。

昔から消費者庁はステマを規制していたのですが、2023年10月1日からその規制が強化されており、一般消費者が適切な選択ができる環境の構築が期待されています。

ステマ規制強化に伴うホームページ制作で気を付けるポイント

2023年10月1日のステマ規制強化以降、ホームページ制作でも気を付けなくてはならないポイントがあり、お客さまの声や口コミを掲載する場合に、恣意的な抜粋や書き換えを行う際に、ステマに該当してしまうことへの注意が必要になりました。

口コミの場合は、お客さま自身でホームページに投稿を行うので、一般的には企業側が触ることはできませんが、しかし文字数の多い口コミは、ホームページのレイアウトが悪くなると思って、抜粋分に変更することは多くあると思います。

さらには口コミを書いてくれれば、割引クーポンやキャッシュバックを行うなどもステマになってしまい、口コミを書くかどうかはユーザーに任せなくてはなりません。

また、当社のホームページ制作では、口コミよりも注意すべきはお客さまの声になっており、お客さまの声をそのまま掲載しているケースは滅多になく、お客さまから集めた声を企業が確認をして、誤字や脱字の修正とSEOのために表現を最適化してから公開することが多いと思います。

これもステマに該当する可能性があり、閲覧者が気が付いて、通報されてしまうと、罰則を科せられてしまう恐れがあります。

そのため、ステマ規制強化以降のホームページでは、口コミやお客さまの声を書いてくれるユーザーに対して、どのようなルールで書いて欲しいのかを明確に定めていく必要があり、企業はお客さまから集めたコンテンツはそのまま掲載することが求められています。

まとめ

ステマ規制は昔から行われていたものですが、2023年10月1日のステマ規制強化によって、従来は許されていた行為も、違反行為とみなされる可能性があるので、ホームページの運営企業は細心の注意が必要になりました。

2023年10月1日以降にホームページに掲載されている内容だけではなく、過去に公開されている内容も対象になっているので、消費者庁のホームページを確認して、ステマ規制の内容を理解したうえで、適切な対応を行うことが求められています。

口コミやお客さまの声コンテンツを掲載しているホームページは、当ページをご覧の機会にサイト全体の確認を行うようにしましょう。