- ・制作と運営
- 2022.03.01
お客さまがホームページ制作後に行う内容
ホームページ制作後にお客さまが行う内容についてご紹介をいたします。
納品が終われば、それで終わりではなく、現在のホームページ制作では、しっかりとWeb運営を行って初めて、期待以上の成果を出せるのです。
納品後の確認作業
ホームページ制作直後にお客さまが行う確認作業をご紹介します。
基本的には納品前にWeb制作会社が確認してくれますが、安心で安全なWeb運営のためにもお客さま自身でもしっかりと確認作業しましょう。
各種ブラウザでのWebチェック
まず、全ページをさまざまなWebブラウザで確認します。
弊社では以下のWebブラウザを利用します。
● パソコン
グーグルクローム/ファイヤーフォックス/オペラ/エッジ
● スマートフォン
iPhone SE・Google Pixelの初期Webブラウザ
● タブレット
iPad miniの初期Webブラウザ
もちろん、上記はWeb制作会社として、最低限確認しておきたい環境なので、お客さまがこれらすべてを行う必要はありません。
しかし最低でも、パソコンであれば、普段から利用のWebブラウザと、お使いのスマートフォン、タブレットがある場合はタブレットでの確認をおすすめします。
もちろん、Web制作会社によっては、市販のさまざまな媒体を購入して、すべてで確認作業を実施する可能性もありますが、一般的にはそこまで多くの媒体を所持されるケースは少ないと思いますので、最低でも自分の持っている環境で確認しなくてはなりません。
また、弊社のホームページ制作実績では、上記のWebブラウザで対応ができていれば、基本的にはすべての環境で問題はありません。
更新のしやすさ
現在のホームページ制作は、一般的にお客さま自身で更新が可能です。
そのために、ワードプレス制作であったり、フルスクラッチのWebシステム開発を行うのですが、これらの更新のしやすさも確認していくようにしましょう。
具体的にはホームページ制作が完了したら、管理画面も引き渡されると思いますので、管理画面で、コンテンツを更新してみたり、さらにはしっかりとWeb運営担当者だけではなく、誰でも簡単に更新ができるかどうかの確認が必要です。
ここでは、もちろん、お客さまのご要望をすべて反映はできませんが、納品前に、ここはもっとこうして欲しいなどの要望をしっかりとWeb制作会社に伝えれば、御社のWeb運営効率を最大化できるのです。
実際にここでしっかりと確認して修正しているといないでは、運営量に大きな差が生まれると思いますので、しっかりと対策立てて確認しましょう。
ツールのチェック
ホームページ制作が完了したら、グーグルアナリティクスとグーグルサーチコンソール、ビングウェブマスターツールの3点は必ず導入すると思います。
そのため、これらのツールがしっかりと反映されているかの確認が大切で、導入されていない場合は、導入しなくてはなりません。
ソースコード
ホームページ制作はHTMLやCSSなどのソースコードを記述すればインターネットに公開可能です。
そしてソースコードまでを確認できる方は少ないと思いますが、SEOの知識が高い方であれば、しっかりとソースコードを確認しましょう。
現在のSEOでは更新頻度が大切であると言われ、当然多くのWeb制作会社はホームページ制作時にお客さまのWeb運営効率を最大化させるために、少しでもグーグルが認識しやすいソースコードを作成しているので問題になるケースは少ないと思いますが、念のための意味を込めて確認をおすすめします。
これらがホームページ制作が終わった直後にお客さまの確認作業で、ここからは実際のWeb運営作業になります。
SEO
ホームページ制作が完了して、引き渡しが終わったら、そこからお客さまは日々スタッフブログなどの更新可能コンテンツを新規作成したり、リライトを行います。
Web運営当初であれば、リライトは不要で、基本的には100ページ作成が終わるまで、新規作成だけでも良いですが、しっかりと100ページ作成までにどれくらいの期間が必要かを算出してから新規作成を行いましょう。
そして、作成前から、100ページで必ず成果が出るとは思わない方が良く、作成だけではなく、リライトも必要であると考えるのをおすすめします。
実際に弊社のホームページ制作では、100ページ作成で成果が出るWeb運営マニュアルを作成していて、80%以上実行ができれば、多くの会社で成功していますが、達成率が20%程度であると100ページ作成でも成果を出せません。
そのため、依頼したWeb制作会社にどのような更新作業を行えば良いかを確認し、そしてその方法でしっかりとWeb運営を継続、新規作成だけでは成果を出せないと理解してリライトが必要かもと理解すれば、御社のWeb運営は効果的で効率的なものになります。
他の集客対策
ホームページ制作後の集客対策はSEOだけではなく、ソーシャルメディアやYouTubeやリスティングなどの広告、無料ブログの活用などさまざまです。
弊社のホームページ制作実績では、基本的にはSEOに注力して、SEO効果が出てから他の集客対策が一般的ですが、もし同時並行でその他の対策も行う場合は、集客ルートごとに適切な運用を行うようにしましょう。
弊社がこれまでさまざまな会社に集客支援を行ってきた限りで言うと、集客対策においては、基本的には手をかけ続けることが大切で、正しい方法で運用していれば、必ず成果が向上するので、作業量ももちろん必要ですが、効果的な対策を行えるようにWeb制作会社などに確認していくことがおすすめです。
成約対策
ホームページ制作の目標は、見込み顧客の集客ではなく、見込み顧客にお問い合わせなどの成果に繋がる行動を行ってもらうことになります。
そのため、そこまでの頻度でなくても良いですが、しっかりと定期的に成約対策も必要で、弊社の経験からは、SEOで成功して売上が上がるようになってから、成約対策を行い始めるケースが多いです。
成約対策は本当に大切なので、ホームページ制作時から、ある程度は成約対策が必要だと考えるようにし、さらには、公開直後は訪問者数が足りないので、グーグルアナリティクスなどのデータを見ても、大半のページで数値が0で改善ができないと理解しましょう。
成約対策を行い始めるのは、基本的にはある程度集客力がついてからになります。
計画的なWeb運営を
上記がホームページ制作後にお客さまが行うWeb運営です。
実際に弊社のこれまでの経験から言えば、Web運営作業量と成果は密接に関わっていて、もちろん闇雲では駄目ですが、しっかりと計画を立てれば、必ず成果が向上します。
そのため、Web運営を漠然と更新が必要と考えるのではなく、今自社のホームページで足りないの何なのか、そして問題点の解決法はどのような対策が必要なのかをしっかりと考えて、Web運営を実施すれば、飛躍的に効果を高めれるのです。
ホームページ制作後の運営作業は本当に作業量が多く大変ですが、毎日少しずつでも良いので、スケジュールと計画を立てて行い続ければ、必ず御社の期待以上の成果を得ることが可能です。