- サービス記事
- 2019.10.21
EFO(エントリーフォーム最適化)サービス
ホームページの成果向上対策として、即効性のある対策が、お問い合わせフォームや資料請求フォームなどのメールフォームの改善になります。
多くの企業さまでは、ウェブサイトを制作する際に、メールフォームを他のコンテンツと同様に、訪問者目線で検討されることはあまりありませんが、メールフォームを訪問者に最適化しなくては、せっかくお問い合わせページまで訪れてくれた訪問者を追い返してしまう可能性があります。
そのため、他のコンテンツと同様に、メールフォームもしっかりと訪問者目線で構築する必要があり、訪問者が本当に扱いやすいメールフォームへと改善する対策のことを「Entry Form Optimization(EFO)」と言います。
今回は、ホームページの成果向上対策として、弊社のEFOサービスをご紹介します。
目次
メールフォーム改善の重要性
ホームページの成果向上対策として多くの企業さまが実施されている対策は、「新規ページを作成することで、検索エンジンや他の媒体から多くの見込み客を集客すること」、「新規コンテンツを作成し、新たなニーズの訪問者にお問い合わせを行ってもらうことができるようにすること」、「webサイト内部を訪問者に対して最適化することで、より多くの訪問者にお問い合わせを行ってもらうこと」かと思います。
webサイト成果向上対策として、最も重要な対策は上記3点になりますが、それだけではウェブサイトの成果を最大化することができず、さらに「お問い合わせを行いたいと思った訪問者に対して、確実にお問い合わせを行ってもらうための対策」が必要になります。
例えば、大阪でホームページ制作会社を探しているユーザがいた場合に、ウェブサイト作成会社の多くが、SEOであったりユーザビリティ対策についての情報を掲載しているため、HPを見ただけでは、どのwebサイト制作会社が良いかをはっきりと知ることはできません。
そのため、複数社にお問い合わせを行うことになるかと思いますが、もしお問い合わせフォームが訪問者にとって扱いづらく、ストレスを感じるものであれば、その訪問者はそのウェブサイトでお問い合わせを行ってくれることはありません。
せっかくお問い合わせを行ってもらえる訪問者であったにもかかわらず、これでは非常にもったいないウェブサイトになってしまいます。
そうならないためにも、メールフォームは必ず訪問者の扱いやすさを十分に検討し、作成しなくてはならず、訪問者目線のメールフォームを構築することで、webサイトの成果を最大化させることが可能になります。
EFOサービスの内容
一般的なEFOサービスをご紹介します。
こちらで掲載しているEFO対策法は、一部になり、詳細については、御社のメールフォームを確認させていただいた後にお伝えさせていただきます。
まずは現状分析を行う
メールフォームを改善する前に、まずはアクセス解析を導入し、現状のメールフォームの問題点を見つけなくてはなりません。
もちろん、一般的に定型化されている対策法があるため、それらの対策法に則って改善することも重要ですが、せっかくメールフォームを改定・リニューアルするのであれば、アクセス解析が示す数値データからメールフォームが抱える問題点を明確にしてから行うほうが、より効果的な改善を実施することが可能になります。
例えば、メールフォームページの出口回数が多く、滞在時間が長い場合であれば、「項目名が分かりづらいため、訪問者が迷ってしまい離脱」している可能性があります。
逆に短い場合は、「必須項目が多すぎて、訪問者が入力するのが面倒くさいと感じ、すぐに離脱」している可能性があります。
このようにアクセス解析が示す数値データを確認することで、どのような問題を抱えているかを推測することができるため、単に定型化された改善法を実施するよりも、より効果的なメールフォームのリニューアルを実施することが可能です。
入力項目・必須項目数を減らす
入力項目や必須項目があまりに多いと、それだけで訪問者は、お問い合わせをするのが面倒に感じてしまいます。
多くの方が、項目数は多いけれども、必須項目が少なければ良いと考えてしまいがちですが、訪問者はどれくらい情報を入力しなくてはならないかを直観的に判断しているため、必須であるかどうかに関わらず、項目数が多いとお問い合わせを行う意欲を失ってしまうこともあります。
もちろん、項目数を減らすために、必要な項目を削除する必要はありませんが、一つ一つの項目が本当に必要かどうかの確認を行い、できる限り項目数や必須項目を減らすようにしなくてはなりません。
リセットボタンをつけない
一昔前のエントリーフォームでは、エントリーフォームの送信ボタンの左側にリセットボタンを配置させることが一般的でした。
しかし、このボタンは誤って押してしまうことが多くあり、誤ってリセットボタンを押してしまった訪問者は、せっかく入力した内容がすべて消えてしまうため、再入力をしてまで、御社にお問い合わせをしてくれることはあまりありません。
そのため、エントリーフォームでは入力内容をすべて削除する「リセットボタン」を付けずに、送信ボタンだけを配置するようにしなくてはなりません。
必須項目の見せ方
必須項目については、必須であることが分かりやすいものにしなくてはなりません。
「※」を使って必須であることを表現しているエントリーフォームがまだまだ多くありますが、※マークでは、訪問者が見落としてしまうことも多くあるため、できる限り目立つ必須マークを表示させることが重要です。
具体的には、項目名の左または右に、目立つように必須の文字を打ち出しすことが一般的です。
エラー項目の下にエラー内容を表示
入力ミスがあった場合に、エラーを表示させなくてはなりませんが、このエラーの表示は入力エラー箇所に表示させるようにしなくてはなりません。
多くあるのが入力ミスをページの上部にまとめて表示させるパターンが多いですが、エラー数が1つであれば問題ありませんが、多くのエラーがあった場合、訪問者はどの項目がエラーであるかが分からなくなってしまいます。
そのため、エラー表示については、必ず該当箇所ごとに表示されるようにし、訪問者が一目でどの項目でどのように間違えているのかが分かるようにしなくてはなりません。
入力形式の自由度
例えば、住所などを入力する際に、全角入力であっても半角入力であっても、どちらでも問題なく送信できるようにしなくてはなりません。
特にスマートフォンユーザやタブレットユーザが増えてきているため、全角・半角入力の制限をつけてしまうと、多くのユーザがスムーズにお問い合わせを行えないエントリーフォームになってしまいます。
そのため、PCだけではなく、スマートフォンユーザやタブレットユーザのことも考え、可能な限りエラーを出さないようなエントリーフォームを検討し、構築していくことが重要になります。
住所は自動入力
今や多くのエントリーフォームが一般的に活用していますが、郵便番号を入力したら自動で住所が出力されるようすることも重要です。
特に、住所が必須項目であった場合にスマートフォンユーザやタブレットユーザであれば、文字を打つのが非常に手間に感じてしまうため、PCだけではなく、スマートフォンやタブレットであっても、住所が自動入力されるようにしなくてはなりません。
プルダウンやラジオボタンを活用
ある程度、ユーザが入力する内容が限定的な場合は、プルダウン形式にしたり、選択できるラジオボタンやチェックボックス形式にすることで、ユーザが入力する手間を省くことが可能です。
ただし、その場合は、プルダウンなどにない項目を選択したいユーザもいるため、必ずその他の形式を用意しておき、その他のユーザが内容を入力できる記入欄を用意しておかなくてはなりません。
アンケートがある場合
お問い合わせフォームに、アンケートがある場合には、当初はアンケート項目を折りたたみメニューなどで隠しておき、アンケートに答えてくれる人だけ開くようにしておくことで、お問い合わせページの長さを少し短くすることが可能です。
もちろん、そのアンケートが本当に必要なものであれば、最初から表示させておくほうがアンケートに答えてくれる可能性は高まります。
EFOサービスの料金
EFOサービスの料金は、お問い合わせページの長さや複雑さ、改善内容などによって異なります。
費用については、30,000円からお請けさせていただいており、詳細については、お問い合わせ後にお見積書をご提出させていただきます。
EFOサービスの流れ
弊社のEFOサービスの流れをご紹介させていただきます。
EFOサービスのお申し込みから納品までは、規模によって異なりますが、約1ヶ月前後になります。
1. お問い合わせ
まずは、06-7494-1148までお電話をいただくか、お問い合わせフォームからお問い合わせをお願いいたします。
お問い合わせをいただく際に、ブログに掲載されていたEFOサービスの件とお伝えいただくとスムーズです。
2. お打ち合わせ・ヒアリング
大阪近郊であればお伺いさせていただき、その他の都道府県であれば、メールまたは電話にてお打ち合わせを行います。
3. お見積り
御社のエントリーフォームの確認をさせていただき、お見積書をご提出いたします。
また、その際に、アクセス解析の結果も合わせて拝見させていただければ、より効果的なご提案が可能です。
4. エントリーフォームの改善
エントリーフォームの改善を行います。
完全にリニューアルしたほうが安価で対応できる場合は、リニューアルを実施いたします。
5. 効果測定
ご要望がございましたら、改善後にアクセス解析の示す数値データを見ながら、さらなる改善を実施いたします。