- アクセス解析
- 2022.06.20
初心者向け!グーグルアナリティクスで自分のアクセスを省く方法
弊社のお客さまで非常に勉強熱心な方がいらっしゃいます。
そちらの会社さまでは、集客もSEOだけではなく、ソーシャルメディアやリスティング広告などさまざまなものを利用されています。
そしてさらにはグーグルアナリティクスも利用されていて、自分のアクセスも含んだデータなの?と質問をいただき、省く方法をご紹介させていただきました。
成果を出すならグーグルアナリティクスは必須
ホームページ制作で成果を出すのであれば、グーグルアナリティクスは必須です。
そのため、これらの自社からの訪問を遮断してしまい、より正確なデータを収集するのは非常に大切になっています。
ただ、実際に訪問頻度が大きな影響を与えていて、一般論にはなりますが、自社からの訪問がそれほど数値データーに影響を与えるケースはそんなに多くありません。
そのため、自社がどれくらいの頻度で訪問しているかを確認の上、以下でご紹介の対策を行っても良いと考えます。
グーグルアナリティクスは自分の訪問も含まれる
アクセス解析グーグルアナリティクスのデータには自社からの訪問も含まれてしまいます。
そのため、できれば自分で自分のホームページへとアクセスしない方が、正確なデータを確認することが可能です。
ただし、実際にサイト運営を真剣に行っていれば、自分のホームページに訪問しないのは不可能であると思います。
ただ、実際に自社サイトに訪問したとしても、検索エンジンを利用するケースは少ないと思いますので、検索からの訪問数は変わりません。
基本的にはこれまでのホームページ制作実績の会社さまに聞いても、多くの場合がお気に入りからのアクセスになっています。
そして次に、自分のホームページを毎日多くのページ確認はしないと思います。
そのため、データとして残っていたとしても、実は大した揺らぎにはなりません。
そして最後に、自分が1度アクセスしたくらいで大きくデータが変更される場合は、訪問数が少ない公開当初くらいだと思います。
公開後にしっかりと集客対策を行っていれば、大体1日に2から300人が訪れると思われます。
その中の1人になるので、なるべくアクセスしないことを心がけていれば、実はデータとしては、大した問題ではないと思われます。
どうしても省きたいなら
どうしても自社のアクセスを省きたいようであれば、グーグルクロームを利用するようにして、Googleアナリティクス オプトアウトアドオンを利用しましょう。
こちらのプラグインを導入したグーグルクロームであれば、PCでグーグルクロームを利用していた場合は、その集計がグーグルアナリティクスに反映されません。
このプラグインの難点は、すべてのパソコンに入っているプラグインに導入しなくてはならないことです。
ただし、導入が難しいかと言うと決してそうではないので、解析結果を気にされる方は必ず会社にあるすべてのパソコンに導入をしていきましょう。
そこで問題になるのがスマートフォンからのアクセスです。
基本的にはこちらのプラグインは、パソコンそしてグーグルクロームの利用が条件になっています。
そのため、パソコンはグーグルクロームを利用すれば問題がないのですが、スマホはグーグルクロームを入れても導入ができません。
インターネットエクスプローラーや、エッジ、サファリ、オペラ、ファイヤーフォックスなどの他のウェブブラウザは対象外になっています。
ではスマホの場合はどのような対策があるのでしょうか。
スマートフォンでのアクセスを遮断
スマートフォンからのアクセスを遮断する方法をご紹介いたします。
基本的には、AndroidとiPhoneで設定法が異なってくるので、ご自身がお持ちの携帯にあったほうをご覧ください。
iPhone
iPhoneでは、AdFilterというアプリを入れることで除外が可能です。
基本的にはコンテンツをブロックするアプリケーションになっていて、本来の目的は広告ブロック用になっています。
ただ、アクセスログも保存されないため、グーグルアナリティクスのデータを最適化させることが可能です。
先述もしている通り、現在の仕様での話になっているので、今後はもしかすればアクセス解析でデータが残るような仕様になるかもしれません。
Android
Androidでは、Sleipnir Mobileと言うブラウザをインストールしたのちに、Googleアナリティクス オプトアウトアドオンを導入すればアクセスを遮断可能です。
少し手間はかかりますが、もしAndroid系の携帯を利用されている場合は、ブラウザとグーグルのアドオンの2つを導入しなくてはなりません。
最良はアクセスしないことを意識か訪問者数を増やす
弊社がお客さまに自社の訪問を遮断したいと言われたら、上記のような対策を提案しています。
ただ、正直な話としてそこまで気にする必要はないと思います。
例えば、ホームページ公開時でアクセス数が少ないうちであれば、実はアクセス解析を見る必要はありません。
アクセス解析を見るよりも集客対策に全力で取り組んだほうが良い効果を得れるのです。
そして、ある程度訪問数が増えてきたら、自分のアクセスが、全体の訪問に影響を及ぼす可能性は低いと考えられます。
そのため、ある程度は意識がいるかもしれませんが、自社サイトに何度も頻繁に訪問しないように気を付けるだけで問題が解消されます。
ただし、社員数が多い会社さまにおいては、上記のツールを導入しなくては、1人1人が1回でも膨大な訪問者数になってしまいます。
ホームページ制作後にアクセス解析を見るのは良いこと
今回クライアントさまからアクセス解析のご質問をいただいたのは非常に嬉しかったです。
と言うのも、これまでのホームページ制作実績の会社さまは、もちろんグーグルアナリティクスのデータを利用することの重要性は理解されています。
ただ、そこまで労力をかけれないと考えられるのが一般的で、集客についてのご質問がメインになっていました。
そしてそれらの会社さまにグーグルアナリティクスを使った改善提案をしても、大半が却下されてしまうのです。
ただ、今回のお客さまは、より正確な数値データを閲覧したいと思われ、ご質問をいただき、弊社としても今後力を入れた提案をしたいと考えます。
ホームページを公開後にグーグルアナリティクスを使った改善を行い続ける、すなわちPDCAサイクルを回すのは本当に大切です。
PDCAサイクルは1度の改善では、効果が高まりませんが、時間が立つにつれてその効果が顕著に表れ始めます。
当ページをご覧の方は、ぜひこの機会に自社アクセスを遮断して、そしてその数値データを生かした、PDCAサイクルを回してみてはいかがでしょうか。
数値データを利用したホームページ制作やサイト運営を行うことで、理論的で戦略的なホームページへと成長するため、飛躍的にその効果を高めれるのです。