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  • 2023.10.21

Googleアナリティクスで自分のアクセスを除外する方法

Googleアナリティクスは、ホームページのアクセス状況を理解し、改善の手がかりを見つけるための頼りになるツールです。しかし、運営者自身や関係者のアクセスが計測されることで、データの精度が低下してしまうことがあります。特に、企業サイトの場合、関係者のアクセスが多いことから、その影響は無視できないものとなっています。Googleアナリティクスで自分のアクセスを除外する設定は、一見難しそうに感じるかもしれませんが、実はシンプルな設定で実現できます。この記事では、Googleアナリティクスで特定の訪問者のアクセスを除外する方法について、わかりやすく説明します。正確なアクセスデータを得ることで、より効果的なサイト運営と改善が期待できます。是非とも、この記事を参考にして、正確なアクセス解析を実施し、サイトのパフォーマンス向上に努めてください。

Googleアナリティクスで自分のアクセスを省く方法

IPアドレスを指定して除外

IPアドレスを確認するには、CMANIPというサイトを利用する方法があります。このサイトを利用すると、自分のIPアドレスを簡単に確認できます。サイトにアクセスすると、画面上部に自分のIPアドレスが表示されるため、それをメモしておきます。

次に、Googleアナリティクスで実際に設定を行っていきます。まず、Googleアナリティクスの画面を開き、左下の歯車アイコンをクリックして管理画面を開きます。そこから右端の列にある「フィルタ」の項目をクリックし、赤枠の「+フィルタを追加」をクリックします。新規フィルタに情報を設定していくのですが、フィルタ名は、誰を除外したのかが分かるよう任意の名前を設定します。フィルタの種類は、「定義済み」「除外」「IPアドレスからのトラフィック」「等しい」を選択し、IPアドレスの欄には先程確認したIPアドレスを入力します。そして「保存」をクリックすることで、設定は完了となります。

この方法で、自分のパソコンからのアクセスは計測されなくなり、より正確なアクセス解析が可能になります。ただし、スマホやタブレットなど、パソコン以外の端末からのアクセスは依然として計測されるので、それらの端末からのアクセスも除外したい場合は、同様の手順で各端末のIPアドレスを除外設定する必要があります。この設定を行うことで、サイトの運営や改善に向けて、より正確なデータを基に進めていくことができます。

アドオンを使って除外

Chromeの拡張機能「Google Analytics オプトアウト アドオン」が便利に活用できます。このアドオンは、自分のアクセスをGoogleアナリティクスの計測から除外する機能を提供しており、簡単な設定で利用することができます。

ダウンロードは、Googleアナリティクスオプトアウトアドオンページから行えます。ページにアクセスし、「Googleアナリティクス オプトアウト アドオンをダウンロード」をクリックするだけで進めることができます。続いて、「Chromeに追加」をクリックし、表示されるポップアップで「拡張機能を追加」を選択すると、アドオンがブラウザに追加されます。これで、自身のアクセスがGoogleアナリティクスに計上されなくなります。

このアドオンは、Chromeだけでなく、Microsoft Internet Explorer, Mozilla Firefox, Apple Safari, Operaなど、多くのブラウザで利用可能です。各ブラウザの拡張機能やアドオンページから同様にインストールすることができます。

ただし、このアドオンを利用しても、スマートフォンやタブレットなどのPCブラウザ以外の端末からのアクセスは依然として計測されます。そのため、これらの端末からのアクセスも除外したい場合には、別の方法を検討する必要があります。

自分のアクセスを除外することで、より正確なユーザーの動向やアクセス解析が可能になり、ウェブサイトの改善やマーケティング活動においても、より適切な判断を下す材料を得ることができます。これにより、ウェブサイトの運営における成功につながる可能性も高まります。

Googleアナリティクスで自分のアクセスを除外するメリット

Googleアナリティクスで自身のアクセスを除外する行動は、ウェブサイト運営者にとっては非常に重要なステップとなります。この設定を適切に行うことで、多くのメリットを享受できます。特に、正確なデータ分析の基盤を築くことが可能になり、それがウェブサイトの改善と成果向上に直接寄与します。

まず、自身や関係者のアクセスを除外することで得られる最も明らかなメリットは、正確なアクセス解析が行える点です。これにより、実際の訪問者の動きや行動を細かく把握でき、それがサイトのユーザビリティ改善やコンテンツ最適化に繋がります。ウェブサイトの各ページの流入・流出、滞在時間、コンバージョン率など、各種の重要指標を正確に測定できるようになります。

また、SEOにおいても、正確なアクセスデータは重要な意味を持ちます。キーワードのランキング分析や、各種のSEO施策の効果測定など、データドリブンなアプローチが求められる場面で、信頼性の高いデータ基盤が存在することは大きな強みとなります。これにより、SEO戦略の精度向上と効果最大化を実現できます。

さらに、Googleアナリティクスでの除外設定は比較的容易であり、高いコストパフォーマンスを実現します。特に複雑な技術的知識がなくても、誰でも簡単に設定できる点は大きなメリットです。これにより、少ないリソースで高い効果を得ることが可能となります。

また、除外設定を行うことで、サイト改善の方向性を明確にすることも可能です。正確なデータ分析を基に、ユーザーのニーズに合わせたコンテンツ改善や、サイト構造の最適化など、効果的なサイト改善策を検討できます。これにより、サイトのパフォーマンスを総合的に向上させ、成果の拡大を図ることができます。

これらのメリットを考慮すると、Googleアナリティクスで自身のアクセスを除外する設定は、ウェブサイト運営においては欠かせない重要なタスクであると言えるでしょう。そして、これにより、ウェブサイトのさらなる成長と成功への道を切り拓くことが可能になります。

まとめ

Googleアナリティクスの除外設定は、ウェブサイト運営における基本的ながら重要なステップです。この設定を行うことで、自分や関係者のアクセスデータが混じることなく、実際のユーザーの動きや行動を正確に把握することが可能になります。そして、これがウェブサイトのさらなる改善や効果的な運営に繋がっていきます。

簡単な作業でありながら、除外設定の実施はサイト運営者の視点で考えれば、非常に大きな価値を持っています。特に、サイトのコンバージョン率向上やSEO対策を行う上で、正確なアクセス解析データは欠かせない要素となります。これにより、ユーザーの行動を理解し、サイトの弱点を改善するための有益なインサイトを得ることができるのです。

また、今回の記事を通じて、Googleアナリティクスの除外設定方法がいかに簡単で効果的であるかを理解していただければと思います。そして、この設定を活用することで、ウェブサイトの運営をさらに効果的に行い、より多くのユーザーに価値を提供することができるようになるでしょう。

最後に、Googleアナリティクスの除外設定は、少ない労力で大きな効果を得ることができる貴重な方法です。ぜひ、この手法をウェブサイト運営に活かし、サイトのパフォーマンス向上を目指してください。