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- 2021.02.12
よくご質問をいただくグーグルサーチコンソールのエラー
弊社では、ホームページを公開後にSEOのサポートを無料あるいは有料で行っております。
そしてこのサポートを行っているとよく「グーグルサーチコンソールからエラーメッセージが届いた」や「グーグルサーチコンソールを見ていると、エラーが出ているけれども直してくれないか」と言われることがあります。
これらのエラーは、結論から言うと、グーグルサーチコンソール側のミスの可能性があり、グーグルサーチコンソールのデータは必ずしも正しいとは言い切れないものになっております。
そこで今回は、ご質問の多さに関係なく弊社にいただいたグーグルサーチコンソールの問題点についてご紹介をいたします。
最も多いのはモバイルユーザビリティの問題

ホームページを運営していて最も多く届くエラーメッセージが「サイト https://sample.comで「モバイルユーザビリティ」の問題が新たに検出されました」というメッセージになります。
こちらは本当に多いものになっており、しっかりとモバイル対応を行っているにもかかわらず、こちらのメッセージが結構頻繁に届きます。
実際に弊社のweb制作実績だけではなく、弊社のホームページにおいてもこちらのメッセージはたまに届くものになっており、これらについてはしっかりと行えているので問題がないと思います。
現在弊社のホームページ制作においては、モバイル対応はしっかりと行っているので、すべてのホームページで問題がなく、これらのメッセージが届いたら基本は無視をしていただいております。
無視をしていることで、1週間程度でそのエラーが勝手に解消されますのでそれまでお待ち頂くことになります。
また、どうしても心配な場合は、グーグルサーチコンソールのデータではなく、グーグルモバイルフレンドリーテストをご利用いただくことで、本当にモバイル対応ができているかをチェックすることが可能です。
こちらのツールでも「このページはモバイルフレンドリーです」と出れば問題がありませんので、もしメッセージが届いた場合にこちらのツールを利用してみて問題がなければ、しばらく放置して頂ければ勝手にエラーが解消されます。
まれにソフト404

そして、グーグルサーチコンソールの「カバレッジ>ソフト404」の項目に大量のページが表示されることがあります。
こちらについては弊社のホームページもそうだったのですが、弊社のホームページでは大体3年くらいがリスト化されていた時期があり、特にこれらの改定を行ったわけではないのですが、しかし1月5日頃にすべてのエラーが解消されておりました。
そしてお客さまにおいても、大体それくらいの時期にすべてのソフト404の問題が解消されていたので、ソフト404の項目にもしURLが大量に並んでいても、取り敢えずはweb制作会社やSEO会社に相談をしてみて、問題点が見当たらないと言われたら放置してみるのも良いと思います。
実際に弊社は、ソフト404が表示されていた期間にさまざまな対策を行ったり、複雑なページをシンプルにしてみたりと、さまざまな対策を行ったのですが、どの対策を行ってもソフト404が解消されることはなかったのと、お客さまのホームページでまったく対応していない状態でもソフト404が解消されたので、おそらくグーグルの認識ミスであったと判断をしております。
ただし、自分でホームページ制作を行っている場合などにおいては、このソフト404の問題が発生することがあると思いますので、その場合はそのホームページを制作したweb制作会社に相談をするといいでしょう。
重複しています

そして次に、カバレッジの項目の中に、「重複しています。Google により、ユーザーがマークしたページとは異なるページが正規ページとして選択されました」や「重複しています。ユーザーにより、正規ページとして選択されていません」のリストが表示されることがあります。
こちらについても、web制作会社が制作したホームページであれば、グーグルサーチコンソール側の認識ミスである可能性があるので、気にしなくていいかもしれない項目です。
こちらもモバイルユーザビリティーの問題と同様に、ある日突然エラーとしてURLが表示され、そしていつの間にか消えている項目になっています。
グーグルサーチコンソールのデータは割と正確ではないかも?

このように、弊社で把握しているだけで上記のようなグーグルサーチコンソール側の認識ミスが発生しております。
もちろん、すべてがそうだとは言えませんが、しかし一般的に弊社で制作したホームページであれば、そんなに問題があるページになることは少ないので、取り敢えずは静観して頂いております。
SEOにこだわっている方は、グーグルサーチコンソールのエラーがあると何とか直さなければならないと思ってしまうと思いますが、このグーグルサーチコンソールのエラーはグーグル側の認識ミスである可能性があるので、まずは作業を依頼する前に、調査をしてもらい、静観するかそれとも対策するかを判断していかなくてはなりません。
グーグルサーチコンソールはすべてのホームページで導入すべきツールにはなっていますが、現状では結構間違えた情報が公開されていると理解をしながら運用していくことがお薦めになります。