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- 2022.06.19
元スパムサイトのドメインはインデックス未登録になりやすい?
弊社は、現在のドメインはbizですが、もともとはjpドメインで運用をしていましたが、ある事情から2015年くらいに解約をしています。
そして、結構早く別の方が取得して、スパムサイトを制作されていたのです。
最近、2021年1月ごろにそのドメインが空いていたので、取得してホームページを制作してみたのですが、インデックス未登録が膨大で再度破棄する羽目になりました。
創業当初はjpドメイン
弊社が初めて会社のホームページとして制作するときは、ドメインはbizではなくjpドメインでした。
創業当社であったため、予算も取りづらかったのですが、見栄え的にはco.jpが良いと考えていました。
しかし、当時はco.jpは非常に高かったので、jpに妥協をして、追々変更しようと考えていました。
実際に、jpドメインのSEO効果が高いかどうかについては、以前Google ポリシー オフィスアワーだったと思いますが、少し有利のようです。
と言うのが、jpは日本を示すドメインになっていて、地域に特化している方が少しSEOとしては有利であるということです。
ただ、現状では、ある事情からbizドメインに変更をしていて、このメリットは仕方がないと諦めています。
2015年ごろにペンギンアップデートに被弾
jpからbizに変更した理由をご紹介します。
ホームページ制作時からSEOは力を入れていました。
当時の検索順位としては、多くのキーワードで、8位から12位くらいの間だったと思います。
具体的な対策法としては、実は現在のようにサイト運営を継続するのではなく、無料ブログや無料サイトを利用して、そこから被リンクを行っていたのです。
もちろん、その対策が悪いと言う認識は当時はありませんでした。
と言うのが、当時のSEOは被リンク数が非常に大切であったため、弊社のライバルサイトも含め多くの企業が被リンク対策を実施していたためです。
そして順調だった弊社の検索順位が、ある日突然グーグルのコアアルゴリズムアップデートになるペンギンアップデートに被弾してしまったのです。
コアアルゴリズムアップデート後、比較的早く被リンクが原因だと言う情報が出回っていたと思います。
そのため、弊社ではすべての被リンクを外そうとしたのですが、無料ブログや登録型検索エンジンのIDやパスワードが分かりませんでした。
被リンクを外さなければ、検索順位が当時は戻らなかったので、とにかく悩みましたが、ドメイン変更に踏み切ったのです。
弊社がホームページ制作を行った会社さまは、被リンク提案をほとんどしていなかったので、1社だけ被弾しただけで、後は無風となっていました。
これだけは幸いだと思います。
ドメインを解約するとすぐにスパムサイトが取得
ドメインは、一応契約期間満了までは解約の手続きはしていません。
そして解約されて少しした後、jpドメインを叩いてみると、結構早い段階で別の方が取得されていました。
テーマとしてはホームページ制作に関するホームページであったと思います。
恐らく、ペンギンアップデートについてあまり知らず、さらには弊社の被リンク元サイトは、意味不明な文言ではなく、当スタッフブログと同様のテーマです。
そのため、被リンクの価値が高いドメインと考えられて取得されたのだと思います。
ただし、そのホームページは明らかなスパムサイトになっていました。
ある大阪のWebサイト制作会社のサテライトサイトになっていて、自社のホームページに大量の被リンクを実施されていました。
その後は、そのドメインについては、もう完全に放棄していたので、気にせず月日が流れています。
2021年1月に弊社が取得しホームページを制作
そして2021年の1月ごろにjpドメインについて思い出しました。
URLを叩いてみると、スパムサイトも消えていたので、レンタルサーバー会社のホームページで取得ができるかを調べてみたところ、取得が可能になっていました。
2021年1月ごろは、グーグルがサイト運営をしっかりしていれば、検索順位が上がると言っていたので、本当に軽い気持ちで契約をし、そこにブログサイトを制作しました。
そして、昔とは被リンクの仕様が変わっていたので、弊社サイトへの被リンクはトップページ1本だけにして、6ヶ月ぐらいスタッフブログ運営を行っています。
6ヶ月も運営を行っているのだから、それなりに成果が出ているだろうと思い、グーグルアナリティクスを確認すると、1日に2,3人の訪問者数しかいませんでした。
ホームページ制作実績でももっと多くの訪問者数が訪れていたので、なぜだと思い、グーグルサーチコンソールもチェックをして見ました。
そうすると作成したページの9割くらいがインデックス未登録にリストアップされていたのです。
そこからは、新規ページ作成を辞めて、ソースコードの見直しや各ページのリライト、内部リンク数の向上などの対策を行っています。
ただ、どんなに頑張ってもまったくインデックス未登録が減らず、2022年にそのドメインを破棄してしまいました。
サイト運営をしてもインデックス未登録が改善できない
破棄する前に、このように一度被リンクスパムをして、その後もスパムサイトに利用されたドメインは、インデックス未登録だらけになるのではないかと考えました。
もちろん、被リンクについては、すべて否認していたので、被リンクによる影響はないかもしれませんが、明らかに不自然に感じられたのかもしれません。
そして、ホームページの改善作業は6ヶ月間フルで行っていたのですが、多少減っても良いと思いますが、まったく動きませんでした。
弊社のホームぺージ制作法は、クライアントさまに提供するホームページでインデックス未登録がほとんどなかったりするので、問題ないと思います。
そのため、主な原因は、おそらくスパムサイトか被リンク対策のどちらかだと思われます。
もし本当に一度おかしな動きをしたドメインが、完全にグーグル的にアウトであれば、ドメイン制定は力を入れなくてはならないと感じました。
新規ホームページ制作でのドメイン選定は気を付けたほうが良い
中古ドメインだけではなく、弊社のjpドメインのように、契約が解除された後であれば、サーバー会社などから取得が可能です。
そのため、サーバー会社へのお申し込みであれば、中古ドメインではなく、新規ドメインと考えるのは早計です。
新規ホームぺージ制作時は、ドメイン取得が必須になっているので、闇雲に取得をするのではなく、取得前にWebサイト制作会社に相談しましょう。
Webサイト制作会社であれば、ahrefsなどの被リンクチェックツールを持っていると思うので、状況を正確に確認することが可能です。
SEOを行うのであれば、ドメイン取得は本当に重要になるので、時間をかけて検討するようにしましょう。