- -制作法
- 2022.06.17
サイト運営って何するの?ホームページ制作時によく提案する内容
最近のホームページ制作では、小さく作って大きく育てるケースが本当に多くなりました。
このサイト運営は小さく作って大きく育てると聞くと新規ページ作成ばかりに目が行ってしまいますが、実はそれだけではありません。
弊社がホームページを作った後よくお客さまにお知らせするサイト運営の内容をご紹介したいと思います。
ホームページ制作後のサイト運営効果
ホームページ制作後にサイト運営を行うことは非常に大切です。
現在のホームページは作っただけで成果が出る例はなく、基本的にはサイト運営で効果が向上していきます。
そのため、もちろん細かくそれぞれの対策を知ることも重要ですが、まずはサイト運営で何をすれば成果が出るかを知る必要があるのです。
主な対策としては、メインが集客対策になっています。
SEOを行うにしろ、ソーシャルメディアを活用するにしろ、どちらにしてもサイト運営を行わなくては集客力が高まりません。
そして人が集まるようになれば、期待通りの成果が得れるようになります。
ただ、例えば月に10本の問い合わせがあり、その数を1000にしようと100倍に増えているので、現在の集客数も100倍にしなくては行けません。
実際に1から100程度であれば、実現は可能ですが、100から10,000人となるとかなり大変です。
そこでホームページ内部の改善が必要になってきます。
このように、今自社が行うべきは集客なのか、成約なのかを考えてサイト運営を行っていけば、必ず御社の期待以上の成果を出せるようになるのです。
再三ですが、効果が出るホームページ制作にはサイト運営は必須になっているので、しっかりと検討するようにしましょう。
必須の対策
まずは、一般的にホームページを公開した後にお客さまに鉄板的に行っていただく対策をご紹介します。
ホームページにあまり時間を取れない場合であっても、こちらの対策だけは必ず行いましょう。
新規ページ作成
新規ページ作成を行えば、SEO効果とソーシャルメディア効果を得れます。
SEO
SEOの検索順位は、検索キーワードに対して詳しいか人気があるかで判断されています。
そして人気があるは被リンク対策になっているので、まずクライアントさまが狙うのは詳しいホームページであると認識してもらうことになります。
もちろんページ数だけではないのですが、しかし、質を意識したページ数が多ければ多いほど、御社のホームページは検索キーワードに対して詳しいホームページになっていきます。
そしてライバルよりもその詳しさが勝ったときに、御社の検索順位が飛躍的に高まるのです。
実際にこれまでの経験で言えば、1ページや10ページを追加しても効果が出ませんが、50ページや100ページほど増やせばそれなりの効果を得れます。
具体的に何ページ必要かは、ライバルサイト次第になっていて、ライバルよりも検索キーワードに関するページ数が多くなくてはいけません。
ソーシャルメディア
新規ページを作成すると、実はソーシャルメディアからの訪問者数も向上ができます。
最近のスタッフブログでは、原稿の下部にソーシャルボタンが設置されているのですが、地味にこのソーシャルボタンはクリックされているように思います。
もちろん、弊社のこれまでの経験から言えば、本当に多くとは決していませんが、大体ですが月に5本前後は押してもらえるように感じています。
もちろん、このときに大切になってくるのが新規ページを作成する前に、ツイッターやフェイスブックなどで検索を行います。
そしてよく話題になっている内容に対して記事を作成していけば、ソーシャルメディア内で拡散される可能性が飛躍的に高まります。
理想を言えば、自社でもソーシャルメディアを運用したほうが良いですが、時間的に厳しいと言う場合は不要です。
リライト
実は、クライアントさまの多くがこのリライトを行わないのですが、リライトも非常に大切です。
このリライトでは、新規ページ作成で作ったページを書き直すのですが、その時には不要な情報や不足している情報などを中心に対策を行います。
また、ページ全体で質が低い場合は一新が必要になっています。
もっとも多いのが、クロール済み - インデックス未登録対策として、内部リンクの設置だけを行い続ける対策になります。
現在においては、内部リンクは、クロール済み - インデックス未登録対策として非常に効果的ですので、最低でも内部リンクの設置のリライトだけは行うようにしましょう。
余裕があれば
必須ではないけれども余裕があれば行ったほうが良い対策をご紹介します。
ただ、ホームページ制作実績のお客さまはここまでされるのは非常に稀なケースで、予算と相談しながら検討します。
アクセス解析を利用
グーグルアナリティクスなどのアクセス解析の数値データを活用して、ホームページが抱える問題点の抽出と改善作業を行います。
ホームページは理論的で戦略的でなくてはなりません。
そのため、数値データをもとにして、問題がある箇所をピンポイントで直していけば、成約率が高まり、さらに効果的なホームページへと成長します。
ただ、アクセス解析を利用する際には、1度の更新で飛躍的に効果が向上するのではなく、何度も行って初めて効果が出るのです。
そのため、一般的には、PDCAサイクルを1年以上の期間をかけて回していかなくてはいけません。
また、数値データが改善されたとしても、1ヵ所だけ改善されて効果が出るケースもありますが、複数個所改善できなければ、成果が向上しない例もあります。
ホームページ外の最適化
ホームページ外の最適化作業も重要です。
例えばツイッターやフェイスブック、インスタグラムの投稿内容や、リスティング広告の文言、YouTube広告の見直しなどが当たります。
このホームページ外部の最適化は、もちろん行える場合と行えない場合がありますが、行える場合はしっかりとユーザーを考えて改善すれば集客数が向上します。
被リンク対策
最後に、これは本当に必要かどうかは、御社が上位表示を狙うキーワードにもよりますが、被リンク対策を実施します。
最近は自演の被リンク対策はすぐにグーグルやヤフージャパン、マイクロソフトのビングに見破られてしまい、無効化か対象になっていると思います。
そのため、基本的には、go.jpのドメインになる国が運営するホームページへの登録作業が中心です。
ただ、それだけでは数的には十分ではないので、無料ブログも選択肢の1つになります。
ただし、無料ブログを運営する際には、過剰に発リンクを行うのではなく、基本的にはその無料ブログ自体で成果を出すことを考えましょう。
そして最低限の被リンクを行っていれば、検索エンジンからナチュラルリンクであると考えられ、被リンク効果が得れるのです。
ただ、この無料ブログの利用は、ホームページ内の更新だけでも手一杯なので、本当にキーワード難易度が高いときに対応するのがおすすめです。
正しいサイト運営は成果が向上する
上記が弊社がおすすめするサイト運営内容です。
実際にホームページ制作実績の会社さまを見ると、必須の対策、すなわち新規作成とリライトだけで非常に高い成果を得れています。
ただ、がむしゃらに行うのではなく、なぜ新規ページを作成しているのかや、そのページの質を高める必要があると理解をして行っていただいています。
サイト運営は本当に大変ですが、しっかりと正しい方法を継続していれば必ず成果を発揮します。
これからホームページを制作される方は、頭の片隅には必ず入れていただき、サイト運営を行ってみてはいかがでしょうか。