- 作成・運営
- 2022.06.29
ホームページ制作前のライバルサイトのチェック法
ホームページを制作する際には、しっかりとライバルサイトをチェックしなくてはなりません。
このチェックによって、検索順位を上げる方法や、効果的なコンテンツを作成することができるので、非常に効果を発揮するのです。
では、実際に当社がホームページ制作前にお客さまに行っていただきたいと考えているライバルサイトの確認法をご紹介いたします。
ライバルサイトのチェックをする目的
ホームページを制作する前にライバルサイトをチェックしたほうが良いと言っても、その目的を具体的に知らなければ見当違いの確認をしてしまいます。
当社では以下のポイントをお客さまに説明をした上で、確認をしていただいています。
- ホームページの完成イメージを持つ
- SEO効果を出すために
- 打ち出したい内容に不足がないか
- 打ち出したい内容に不要なものがないか
- 便利なコンテンツの発見
- 優れたウェブデザイン
ざっくりとはなっていますが、ライバルサイトを調査する際には、上記を意識して確認をいただいています。
ただ何となくライバルサイトを見ていると、それは調査ではなくなり、単なる閲覧になってしまいます。
そのため、しっかりと自社のホームページ制作で活かすことを考えながら、確認していくことで本当に効果的なチェックとなるのです。
ライバルサイトってどの会社?
ライバルサイトとはどの会社のホームページになるのでしょうか。
意外と多いのが、リアルで良くイベントで一緒になる企業や、アイミツやコンペの競合先などを選択してしまいがちです。
確かにこれらの競合他社を調べることも大切ですが、目的に応じたライバルサイトの確認をすることが大切で、当社では以下の4つの中からライバルを探していただいています。
また、単にチェックするだけではなく、エクセルやワード、テキストファイルなどを活用して、調査内容と結果をメモしておく必要があります。
リアルでの営業活動
ライバル企業次第になり、社名検索を行うと、ホームページに力を入れている会社もあれば、まったく力を入れていない会社もあります。
そのため、そこまで時間がかからないケースがほとんどではありますが、リアルでの競合他社のホームページをしっかりと確認しましょう。
こちらについては、本当に企業によってしまいますが、すべての競合他社をまずはエクセルに社名とURLを記載して、内容を書いておくことであとで役に立つ資料になります。
また、URLはしっかりと記載しておかなくては、後からどのページの話だったか分からなくなるので、しっかりと記述しましょう。
グーグル検索
現在のホームページの集客の多くがSEOになっています。
検索エンジンには、グーグルとヤフージャパン、マイクロソフトのビングの3つがメインになっているのですが、その中でもっとも注力すべきはグーグルです。
ヤフージャパンは、実はグーグルのエンジンを積んでいます。
そのため、グーグルがあればヤフージャパンも上がります。
ビングは、独自のエンジンを利用しているため、検索結果は異なってきますが、基本概念は同じになっているので、似たような検索結果と言っても過言ではありません。
そのため、グーグルを利用して、【ホームページ制作 大阪】などの業種名と地域名、あるいは業種名だけで検索をして見ましょう。
そうして、1ページ目にランクイン、すなわち1から10位までのホームページをすべてチェックします。
この調査では、主にSEOに着目をしていくのが良いでしょう。
当然ですが、御社も狙っていく業種名と地域名での検索順位が高いには理由があります。
その理由を、自社で分かり範囲で調査をしておき、Webサイト制作会社に渡すことで、御社が本気でSEOに取り組むとアピールすることが可能です。
ただし、御社の調査自体は完璧である必要はありません。
続きはWebサイト制作会社が行ってくれますので、提案またはレクチャー待ちで良いと思います。
ソーシャルメディア
昨今のホームページへの集客はSEOだけが高い効果を出すのではなく、実はソーシャルメディアも非常に重要になっています。
ただし、御社がホームページを公開後にソーシャルメディアを利用しないのであれば、不要になっています。
そのため、リアルでのライバルや、SEO調査対象のチェックを行います。
また、これらだけではなく、最も大切になってくるのがソーシャルメディア検索の活用です。
この検索を活用して、御社のビジネスに関連するさまざまなキーワードで検索をして見ます。
そして、投稿数で見るのではなく、フォロワー数が多いやいいねが多い、シェアとリツイートが多いなどから、効果的なソーシャルメディアを活用している企業を探します。
そうして参考になりそうな情報がある場合は、該当のソーシャルメディア名とアカウント名、どこが優れてどこが悪いかをメモしていきましょう。
ちなみにですが、このソーシャルメディアでは当社の提案では、ツイッターとインスタグラム、グーグルビジネスプロフィール、ライン、フェイスブックが多いです。
ウェブデザインギャラリーの利用
ウェブデザインギャラリーを確認して、最先端のウェブデザインもチェックしておきましょう。
こちらは御社の同業他社以外も併せて確認するのが良いと思います。
ウェブデザインの流行は、3年に一度マイナーチェンジが行われ、5年に一度フルチェンジが実施されます。
そのため、ウェブデザインギャラリーに掲載されているホームページは、最新のモノであれば今の流行りを取り入れているため、御社の参考になると思われます。
もちろん、同業他社がベースでも良いですが、時間に余裕がある場合は、同業他社以外もチェックするようにしましょう。
弊社がおすすめするウェブデザインギャラリーは、Webデザイン作成のためのギャラリーサイトのページからご覧ください。
希望を定めてホームページ制作提案の質を高める
上記が、お客さまに行っていただきたいライバルサイトの調査になっています。
もちろん、クライアントさまが行わなくてもWebサイト制作会社が実施してくれます。
ではなぜ行う必要があるかと言うと、それは御社の希望や考えを伝えることで提案の質を高めることを目的としています。
何も情報がないと、基本的にはWebサイト制作会社のノウハウや経験から提案が行われます。
もちろんそれでも問題はないのですが、しかしそこに御社の希望が含めれていないので、当たり障りのない一般的な内容になっています。
現在のホームぺージ制作では、しっかりと全体的に御社の希望を含め、そして競合他社と差別化させることの重要性が高まっています。
そのため、もちろん完璧である必要はありませんが、ある程度は提案前、すなわち提案書作成を行うためのヒアリング時までには調査をしておきましょう。