セブンデザイン 成果を追求した大阪のホームページ制作会社

  • 2022.06.14

ホームページ制作料金を値切る前に

昨今のホームページ制作は、WordPressの実装やレスポンシブWebデザイン作成などが標準装備になり、当社が調べた大阪の料金相場では、100万円前後のWeb制作会社が多いです。

しかし、100万円となると、これから起業する方や新設法人、個人事業主の方にとっては、なかなか出しづらい価格帯と言えます。

その際に、ホームページ制作料金を値切ることがおすすめされますが、Web制作会社に値切り交渉を行う前にお客さまが知っておきたいポイントを紹介します。

ホームページ制作料金を値切るのが難しい理由

ホームページ制作の料金は、ディレクターやデザイナー、HTMLコーダー、プログラマーの人件費から算出されます。

例えば、御社のホームページを制作するのに、時給5,000円のデザイナーと時給3,500円のHTMLコーダーが何時間作業を行うかを想定して、合算した料金が見積書に提示されます。

ホームページ制作の9割程度が人件費になっていて、この料金を値切るということは、デザイナーやHTMLコーダーの給与を下げるしかありません。

しかし、給与には相場が存在しており、就職活動中の方であれば、よほど大きな特徴や魅力がある企業でなければ、給与が高い会社に行ってしまうことは当然です。

そのため、ホームページ制作料金を値切ることは、難しいものになっていて、単にWeb制作会社に「少し高いから料金を下げて」と言うと、Web制作会社は赤字にならないように、作業工数を減らす対策を考えてしまいます。

作業工数を減らされると、必要なテクニカル要素が削減されてしまうので、ホームページから成果を出す難易度が高まります。

そのため、もしホームページ制作の見積書の総額が高いと感じれば、上記を理解した上で、以下の内容を把握することで、成果を下げずに価格交渉が行いやすくなります。

ホームページ制作料金を値切る方法

Web制作会社の作業量を減らす

制作料金を下げて欲しいと言われたら、お客さまに言うのが、「作業量を減らして欲しい」です。

この作業量を減らす際には、お客さまが考えるのではなく、総額がいくらなら良いかをお聞きした上で、成果に影響がなさそうな箇所の作業量を減らしています。

よくある事例で、ホームページ制作は、全ページのデザインを作成しないことが一般的で、主要なページのみをデザインすることで、デザイン予算を下げるようにしています。

当社のホームページ制作で言えば、20ページ程度のホームページで、デザイン作成ページは7ページほどになります。

ただ、お客さまから見積書の総額を下げて欲しいと言われれば、「デザインがなくなるのでイメージが付きづらくなる」と説明したうえで、3ページほどを減らすことが一般的です。

デザイン作成枚数を減らしても、お客さまの希望する料金にならなかった場合は、作成ページ数を整理できないかを検討します。

もちろん、極端に縦長のページにならないように、掲載するコンテンツなども整理しなくてはなりませんが、確実に料金を下げることが可能です。

例えば、SEOを目的としているスタッフブログとお客さまの声ページがあった場合には、お客さまの声ページを削除して、スタッフブログだけでSEO効果向上を図ります。

もしお客さまの声が、成果目的の場合は、ページとして作成するのではなく、サービスや商品案内ページにお客さまの声を掲載することで、Web制作会社の作業量は大きく削減可能です。

ただし、せっかくホームページを制作するのに、成果が出なければ意味がないので、成果から逆算をしてコンテンツを整理することが重要です。

割引交渉を行う

上記の対策を行ったうえで、希望の料金にならない場合は、価格交渉を行いましょう。

当社がこれまで価格交渉をお受けした事例だと、最大で10%までであればお受けすることがあります。

ただし、複雑なホームページではなく、シンプルなホームページの場合にのみお受けしています。

単純に価格を下げる場合、Web制作会社が赤字になる恐れもあるので、案件ごとにケースバイケースにはなりますが、もしWeb制作会社の作業量を減らしても、もう少し料金を下げたい場合は、断られる前提で一度交渉してはいかがでしょうか。

また、価格交渉の際に、依頼にはなかったけれども、運営サポートを申し込むなどをすれば、受けてもらえる可能性が高まります。

まとめ

ホームページ制作料金を値切ることは、かなり難しいと思われます。

ただ、方法が1つもないわけではなく、まずはWeb制作会社の作業量を減らしてもらい、それでも希望通りの見積書にならなければ、値切り交渉を行いましょう。

もし、ホームページ制作予算が定まっている場合は、あらかじめその金額を伝えることで、その範囲でWeb制作会社はホームページのプランを提案してくれます。

現在ホームページ制作中で料金を値切りたいとお考えの方の参考になれば幸いです。