- ・制作と運営
- 2022.04.04
ホームページ制作でIE対応を終了
当記事は、2020年2月9日に公開した記事のリライトです。
2020年2月9日では、IE対応は有料で提供をしていたのですが、2022年5月4日より終了させていただきます。
その理由は、単純にお客さまに有料対応の話をしたら必要がないと言われるや、後続ウェブブラウザであるマイクロソフトエッジへの移行がほぼ終わったと思われるためです。
現在、弊社やホームページ制作実績の会社さまのグーグルアナリティクスを見ても、ほとんどIEユーザーがいなくなりました。
そのため、従来は有料対応をしていたのですが、今後は、マイクロソフトエッジで確認を行い、IEでは行いません。
利用者数が少ない
今後、制作するホームページでは、IEへの対応は行いません。
弊社や、ホームページ制作実績の会社のグーグルアナリティクスを見ても、IEユーザーはほとんど訪れておらず、弊社で言えば、2022年3月の1ヶ月間でユーザー数は0でした。
ただし、4月には本当に少しだけユーザーがいますが、割合としては1%未満でした。
このように、ホームページ制作実績の会社も似たようなデータで、手間をかけてレイアウト確認や調整よりも、今後もユーザーは減っていくので、対応する必要がないと考えています。
さらには、約2ヶ月後の2022年6月16日にサポート終了とマイクロソフトも告知しているため、今からホームページを制作される場合は、必要がないと言っても過言ではありません。
ただし、新規ホームページ制作ではなく、リニューアルの際には、グーグルアナリティクスを確認し、IEユーザーが多ければ、有料にはなりますが、対応を行いたいと思います。
マイクロソフトエッジへの移行
IEユーザーは、かなり順調に後続ウェブブラウザであるマイクロソフトエッジへの移行が進んでいると思います。
実際に従来であれば、パソコンを購入すれば、IEが初期状態でインストールされていました。
しかし、現在はマイクロソフトエッジがインストールされているので、これからパソコンを購入される方が、わざわざダウンロードというのは、あり得ないと思います。
そしてさらには、弊社のアクセス解析のデータでご紹介すると、2021年5月19日を最後に、IEは少しずつ減少し続けており2022年3月のデータではついに0になりました。
代わりに、マイクロソフトエッジの訪問者数は着実に増えていて、2022年3月のデーターでは全体の5%程度の訪問者数が存在しています。
IE11のころから弊社では、大体10%未満でしたので、純粋にマイクロソフトエッジへと乗り換えが進んでいると言えます。
ただし、今後マイクロソフトエッジが爆発的に増えるのは、恐らくないと思っています。
人気のブラウザであるグーグルクロームやアイフォンの初期ブラウザになるサファリなどのアクセス数には少し追いつけないように思われます。
そのため、少ししつこいですが、ホームページ制作時に必要なのは、IEではなくマイクロソフトエッジへの対応で十分であると思います。
主要ブラウザの割合
実際にWebサイト制作会社であれば、自社はもちろん、ホームページを制作した会社の主要ブラウザは、ある程度は確認する機会があると思います。
では実際に弊社にはなりますが、2022年3月のデーターをご紹介をいたします。
グーグルクローム
弊社では、本当に多くのグーグルクロームユーザーが訪れていて、実際にその数としては70%程度です。
2021年のデータでは、70%前後なので、大体ずっと70%前後をキープしています。
そして実際に、弊社がホームページを制作した会社のデータを見ても、低い場合で60%なので、現在では、半数以上はグーグルクロームを利用した訪問者になります。
そのため、Webサイト制作会社は、ホームページを制作時には、必ずグーグルクロームへの対応は必須で、その後、他のウェブブラウザも確認しなくてはなりません。
サファリ
当ホームページは、実はパソコンでの利用者が多いので、サファリの割合は少なく、全体の20%程度がサファリでした。
実際に、弊社がホームページを制作した会社で言えば、ネットショップであれば、40%近いケースもみられるのですが、この割合は業種によって違ってくると思います。
ただし、弊社では、ホームページを制作した後、PCでの主要ウェブブラウザと、アイフォンでサファリ、グーグルフォンでのグーグルクロームでの確認を行っています。
これは一般的なWebサイト制作会社が確認するウェブブラウザなので、もちろんサファリへの対応もしっかりと行っています。
このサファリについては、OSがウィンドウズの場合は、ダウンロードができなくなっているので、大半がアイフォンそしてそのうち何%かはマックユーザーと推測できます。
マイクロソフトエッジ
2022年3月のデーターでは、マイクロソフトエッジは5%程度でした。
この5%と言うのは、非常に判断がしづらい数値で、100人に5人がマイクロソフトエッジで訪問しています。
1日の検索からの訪問者数は大体200から300人になっているので、1日に10から15人がマイクロソフトエッジを利用しています。
そのため、切り捨てるには多い数値になるので、しっかりと最適化が必要であると言えます。
しかし、グーグルクロームやサファリのようなアクセス数はないので、そこまで注力してあら捜しをしなくても良いと思われます。
さらには、ホームページを制作時に、実はマイクロソフトエッジは、IEのように別でコードを書かなければ最適化ができないと言うケースはほとんどありません。
グーグルクロームに最適化をしていれば、自然とマイクロソフトエッジにも対応ができるので、スムーズなホームページ制作が行えます。
IE
最後にIEユーザー数になりますが、この数値は弊社ではほとんどいないので、弊社がホームページを制作したお客さまでご紹介します。
複数のホームページ制作実績のグーグルアナリティクスを見ても、ざっくりと平均で2%程度でした。
もちろん、弊社のように0の会社もありましたが、4%程度もある会社もあったので、平均で2%程度になっていました。
恐らくですが、サポート終了の2022年6月16日に近づけば近づくほど、アクセス数は減少していき、7月のデーターではほぼすべての会社で0に近い数値と思います。
そのため、恐らくですが、大半のWebサイト制作会社では、4月の段階ですでに対応を辞めていると思われます。
実際に大手のサービス系ツールを提供しているホームページでは、IEは非対応という会社も多く見かけます。
今後のホームページ制作
今後、ホームページを制作時には、IEへの対応はいたしません。
その理由は上記でご説明している通り、2022年6月16日でサポートが終了するのと、さらにはIEユーザーが激減しているためです。
これからホームページを制作される会社であれば不要、リニューアルであれば現在のアクセス解析のデータを見て、もし訪問者数が多ければ対応程度の判断で良いと思います。
実際にWebサイト制作会社としては、IEは本当に面倒くさかったウェブブラウザで、IE対応のためだけに、ソースコードを用意したりしなくてはいけませんでした。
作業時間が2倍はありませんが、1.4倍程度は必要になっていたと思います。
そのため、ホームページを制作する効率が飛躍的に上がったため、その浮いた時間でしっかりと成果を出せる対策が行え、お客さまとしても大きなメリットになります。