セブンデザイン 成果を追求した大阪のホームページ制作会社

  • 2022.01.29

ホームページ制作でIE対応を終了

インターネットの閲覧環境は日々進化しており、その中でInternet Explorer(IE)の使用率は大幅に低下しています。新しいブラウジング環境、特にマイクロソフトエッジが主流となってきています。この変化を受け、弊社は2022年1月1日にIE対応のホームページ制作を終了しました。実際、多くのユーザーは既にIEを離れています。我々は最新のブラウザ技術を駆使し、ユーザーの皆様に最良の閲覧体験を提供してまいります。

IE11の利用者数が少ない

ホームページ制作の現場で日々感じる変化の中で、特に顕著なものがIE11の利用者数の大幅な減少です。時代の流れと共に多くのユーザーが新しいブラウザに移行しており、この変化は数字でも明らかになっています。弊社のホームページや取引先との共同作業を通して、アクセス解析を行うとIEのユーザーはほんの一握り。特に2022年3月の弊社のサイトへのアクセスデータを見ると、IEからのアクセスは皆無で、4月もその数は1%未満でした。

他の制作会社のホームページの動向も調査しましたが、同じ傾向が見られます。ホームページの最適化や新しい技術導入のためのリソースを考えると、限られた時間と労力をIEの対応に使うことがどれほどの価値があるのか、改めて考えさせられます。

また、マイクロソフトが2022年6月にIEのサポートを終了するとの発表を受けて、その方針の正当性がさらに裏打ちされる形となりました。もちろん、リニューアル時に一定のIEユーザーがいる場合の対応は必要ですが、その対応も追加料金がかかる可能性が高まっています。

このような状況を受けて、我々はIE11の利用者数の減少を真摯に受け止め、最新のブラウジング環境に特化したホームページ制作を進めていくことをお約束いたします。最終的には、ユーザーにとって最も快適な閲覧体験を提供することが最優先と考えています。

マイクロソフトエッジへの移行

マイクロソフトエッジの出現とその成長は、ホームページ制作の現場での動向とも深く結びついています。歴史的なブラウザであるIEからの移行は、数々のホームページ制作を手掛ける中で感じるものがありました。近代的で、速度や安全性に優れたエッジは、私たち制作者だけでなく、ユーザーにも新しい風をもたらしています。

かつて、新しいPCには当然のようにIEがプリインストールされていましたが、今やその位置をエッジが占めています。それは弊社のアクセス解析の結果でも明確に確認できます。2021年5月以降、IEからのアクセスは急速に減少し、2022年1月にはなくなりました。その背景には、エッジへの移行が確実に進行している事実があります。実際、2022年1月のデータを元にすると、エッジからのアクセスは全体の5%を占めています。

しかし、現在のブラウザの競争環境を考慮すると、エッジが瞬く間に大手ブラウザの地位を奪うことは難しいと感じられます。特に、グーグルクロームやサファリなど、すでに固定されたユーザーベースを持つブラウザとの競争は厳しさを増しています。

その中で、私たちホームページ制作業者としてのミッションは、IEに偏った対応から、エッジを含む複数のブラウザへの最適化へとシフトすることです。これにより、多くのユーザーにとって、ブラウジングの際に快適な経験を得られるよう努力して参ります。この流れは、ユーザーエクスペリエンスを向上させるための新たな挑戦として、私たち制作者の前に立ちはだかっています。

主要ブラウザの割合

ブラウザのシェアは、ホームページ制作における方針を決定づける要因のひとつです。そして、私たちが多くのプロジェクトを手がける中で感じるのは、その変動とユーザーの要望の多様性です。

グーグルクロームの利用者が多いことは周知の事実。実際、2022年1月の弊社調査でも、訪問者の70%がクロームを使っているというデータが出ています。この安定した数字は、私たちが過去のホームページ制作で培った経験からも一致しており、クロームへの最適化が重要であることが再確認されます。

その次に多いのがAppleのサファリ、シェアは20%。ただ、このブラウザはユーザー層や業界によってシェアが大きく変動することがあり、アイフォンやMacユーザー中心のため、制作時にそのターゲットを考慮する必要があります。

意外と見過ごされがちなのが、マイクロソフトエッジです。シェア5%と少ないように思えますが、実際の訪問者数を考えると無視できない層となっています。特に、エッジのクロームとの高い互換性を考慮すると、クローム対応を強化すればエッジユーザーにも対応できるのが大きなポイントです。

そして、IE。かつての巨人は今やシェアがほぼゼロ。その背景にはサポート終了の影響もあり、多くの企業がIE対応から手を引いています。私たちの最近の制作も、IEに特化したものはほとんどなくなってきており、この流れは今後も続くことでしょう。

このように、ブラウザのシェアとトレンドを把握することは、ユーザーへの最適な体験を提供するための大切なステップ。私たちは、これからもユーザーの利便性と最新のデータを元に、最良のホームページ制作を追求してまいります。

まとめ

ホームページ制作の舞台裏は、数年の間で大きく変わりました。IEのサポート終了はその象徴的な出来事の一つです。昔、IEへの対応は制作業界の大きな課題で、特別なソースコードの準備や時間を多く割くことが当たり前でした。それが、2022年6月16日を境に、その必要性は薄れました。

その結果、私たちは制作時間を短縮し、より高いクオリティのコンテンツや機能の開発に注力することができるようになりました。ユーザーの視点からすれば、より快適なブラウジング体験が提供されることとなります。新しいホームページ制作の時代に突入し、お客様のニーズに迅速に応えるためのアプローチが必要です。私たちと共に、この新しい流れを最大限に活用し、ユーザーに喜ばれるホームページを制作していきましょう。