- 2022.10.14
画像にオルト実装!ホームページのSEOとアクセシビリティ向上
オルト(ALT)とは、代替テキストのことを言い、制作したホームページで、画像の説明文を入れれるタグになります。
このオルトを適切に導入すれば、ホームページのSEO効果とアクセシビリティ向上を実現できます。
当社ホームページ制作では、画像を利用する際には、必ずオルトを実装し、成果を追求しています。
オルト(ALT)とは
制作したホームページはもちろん、サイト更新時にオルト(ALT)を適切に入れていますか?
単にウェブブラウザで見ている分には、オルトは一切表示されない情報であり、それほど重要ではないと考えられるケースがあります。
しかし、そのようなことはありません。
詳しくは以下でご紹介をしますが、ホームページ全体に実装すれば、SEO効果とアクセシビリティ向上が実現できます。
当社ホームページ制作では、これらを実現することは、使命であると言っても過言ではありません。
SEOで訪問者が獲得できないと、成果が出ないクライアントは非常に多いと思います。
さらには、アクセシビリティが低いと、企業サイトとして、どのような環境のユーザーでも、御社サイトを見れないというのは、大きなデメリットになってくると思われます。
そのため、ウェブブラウザでは、あまり見るケースがないオルトではありますが、ホームページ制作やサイト更新では非常に重要な要素になっています。
もちろん、実装したからと言って、いきなりSEO効果やお問い合わせ数が倍増するというケースはほとんどないでしょう。
しかし、SEO効果もお問い合わせ数も小さな積み重ねが非常に大切になっていて、ホームページを制作したら、適切な実装を意識していかなくてはなりません。
ホームページで利用する画像にオルトを実装するメリット
制作したホームページの画像にオルトタグを実装するメリットをご紹介します。
このメリットには、2つあり、SEOとアクセシビリティになっています。
SEO
多くの方がご存知だとは思いますが、SEOとは、ヤフージャパンやグーグル、マイクロソフトビングなど、検索エンジンで、狙ったキーワードで上位表示を行う施策になります。
なぜSEO効果があるかと言うと、実は検索エンジンは、画像の認識を正確にできません。
もちろん、昨今の検索エンジンの画像識別能力は、年々高まっています。
本当かどうか分かりませんが、あるSEO専門家が言うには、オルトがなくても画像テキストであれば、認識ができているという発言があるほどです。
ただ、当社の考え方としては、完璧ではない、またイメージ写真などは、まったく何を利用しているかは理解できないと考えています。
そのため、グーグル自体も、画像に説明文を入れて欲しいと発言をしていて、しっかりとオルトを導入すればSEO効果を得れます。
このSEO効果と言うのは、あくまで当社の考え方ですが、以下をホームページを制作した会社にご紹介しています。
- ページの上位表示には関係がないかも
- 画像SEOに効果を発揮
基本的には、ウェブページの上位表示対策には、それほど影響がないさそうに感じます。
効果検証としては不十分ですが、当社ホームページ制作で、昔あるクライアントが、複数ページで、各ページで利用されていない単語を、オルトにだけ実装した経験があります。
その結果、その単語で検索をしても、検索結果には出てこず、恐らくウェブページのSEOとしては無視されていると思います。
しかし、画像検索での上位表示には価値があり、適切に実装すれば、見込み顧客を集客できるようになっています。
ただし、上記調査は、2018年ごろに実施していて、もしかすれば、現在はウェブページの検索結果に影響があるかもしれません。
このように、当社のホームページ制作は、細かな検索エンジンの仕様に振り回されないためにも、適切に実装こそが、SEOにおいて重要であるとクライアントへ提案しています。
また、あくまで当社意見ではありますが、最近は、オルトに導入する文言は、本文で利用されていない文章の方が効果的であると思われます。
検索エンジンは、自社サイト内に似た原稿のページがあるかどうかは、自動アルゴリズムで判断ができているとグーグルが発言しています。
そのため、一応念を入れて、オルトにはオリジナルテキストを実装したほうがSEO効果が高まる可能性があるのです。
アクセシビリティ
アクセシビリティという言葉を、聞いた経験がある方は少ないのではないでしょうか。
アクセシビリティとは、日本語で、近づきやすさや利用のしやすさ、便利であるを言います。
要するに、誰でも適切に御社が制作したホームページを閲覧でき、便利であると感じられるということです。
画像にオルトを入れると、分かりやすい例として、昨今のホームページ制作は、パソコンだけではなくスマートフォン最適化も行います。
そして、スマートフォンを利用する方は、常に電波が良い状態でホームページを閲覧しているわけではありません。
画像は、テキストと比べて、多少重くなっていて、電波が弱いと、表示されないケースがあります。
その際に、オルトを実装していると、画像は読み込まれていないけれども、導入した文章が表示されます。
次に、実はもう一点ポイントがあり、それは色盲や色弱、色覚障がい者、全盲などの方が、適切にウェブページを閲覧できます。
これらの方は、一般的には、ホームページの原稿を読み上げてくれるアプリやツールを利用して御社サイトを閲覧します。
その時に、適切に導入していれば、オルト内テキストを読み上げてくれます。
当社ホームページ制作では、アクセシビリティへの対応は必須であると考えていて、どちらかと言うとSEO目的よりもアクセシビリティ向上として実装しています。
忘れがちなオルトはアイキャッチ画像
当社はホームページ制作後に、効果的なサイト運営法をレクチャーしていますが、クライアントで良く忘れがちなのが、アイキャッチ画像へのオルト実装です。
アイキャッチ画像とは、ブログなどで利用され、タイトル下や一覧ページで表示される画像になり、ここでもオルトタグは必須になっています。
また、よくある事例として、実は当スタッフブログでもやっていますが、タイトルと同じ文言を導入するケースがあります。
これはできれば辞めたほうが良いでしょう。
当社が提案するオルト作成法は、タイトルよりも短めに設定することになっています。
もちろん、単に単語だけは推奨されません。
当ページで言うと、SEOやアクセシビリティという単語は、内容になっていて、本当に大切な単語は、画像とオルトになっているのです。
このように、タイトルを簡略化し、本当に重要なキーワードだけに限定すれば、高い効果を発揮できるものになっています。
ただ、実際に、当社のように、タイトルを定めるのも大変で、その上アイキャッチ画像のオルトとなると、結構面倒くさいです。
その場合は、最悪のケースではありますが、タイトルと同じ文言にしても良いと提案をしています。
制作したホームページで全画像にオルトを実装
ホームページ制作において、画像にオルトを入れるのは非常に大切です。
上記のようにSEO効果向上と、さらにはアクセシビリティ向上にも役立ちます。
そして、昨今であれば、ソーシャルメディアでも、オルトを実装できます。
当社が把握しているソーシャルメディアが、ツイッターだけにはなりますが、今後は、フェイスブックやグーグルビジネスプロフィール、リンクトインなども対応すると思います。
これらソーシャルメディアは、もちろんSEO目的もあるとは思いますが、それよりもアクセシビリティ向上が目的だと思われます。
誰でも簡単に正確に情報を得れるという点は、非常に成約率において重要な要素になっています。
オルトタグは、基本的には、その画像説明文になり、それほど作業労力や時間はかかる対策にはなりません。
そのため、当ページをご覧の方は、ホームページを制作したら、適切に実装していくことをおすすめします。
特に、ネットショップなどにおいては、商品ページで紹介する画像にオルトを入れるだけで、多少SEO効果が向上したケースもあります。
ぜひ、SEOとアクセスビリティの観点から、適切に導入してみてはいかがでしょうか。