- ・人を集める
- 2022.04.22
ホームページ制作後の集客フロー
ホームページを制作したら、そこから集客対策が始まります。
この集客対策は、これまで数多くの会社にサポートしてきた結果、公開直後からあれもこれも対策を行うのではなく、実は、以下流れで、対策を行ったほうが効果的であると思われます。
その理由は、現在においては、ホームページを制作後の集客はお客さま自身で行っていただくのが大切で、Webサイト制作会社が行えるのは主にはサポートなためです。
そこで今回は、さまざまな会社の集客事例を見て、効果が高かった流れをご紹介したいと思います。
もちろん、例えばSEOはしないと定めてソーシャルメディアに全力で取り組むと言う場合は、この流れは関係が無く、一般的には集客をどうしたら良いかが分からないと言う方に、全体像を把握していただくためのフローです。
ホームページ制作後の集客対策は難しくない
ホームページを制作したら、お客さま自身で集客対策を実施いただいています。
その理由は、現在の集客は、基本的には専門性の高い記事が必要で、Webサイト制作会社は、ホームページを制作には長けていますが、お客さまの業界については素人になります。
そのため、専門性の高い記事を作成できず、これでは集客に成功かどうかは運次第になり、お客さま自身で実施いただくようにしています。
ただし、何もしないと言うわけではなく、弊社では、こんな記事を書いてくださいや、こんな作業を行ってくださいなどのアドバイスを無料で実施し、実際にホームページ制作実績の会社さまでは、このアドバイスだけでも高い集客力を実現しています。
では、実際にどうすれば人が集まるかをご紹介したいと思います。
ホームページ制作時
集客は公開後ではなく、ホームページを制作している間から意識しなくてはなりません。
整理とニーズ
ホームページを制作前に、以下二点を行っていただきます。
- 自社情報の整理
- ユーザーニーズ調査
どのような情報を掲載や、その掲載した内容が本当に検索エンジンで利用されるキーワードか、さらにはソーシャルメディアで話題かを確認して、掲載内容を定めます。
この自社情報の整理とユーザーニーズの調査を行っていなければ、例えばサービスが山ほどあるけど、ユーザーニーズとは違っているため、まったく人が集まらないと言うケースもございます。
そのため、もちろん自社サイトであるため、ユーザーニーズに関係なく、打ち出すべき情報は打ち出さなくてはなりませんが、しかしできる限りユーザーニーズにそろえるようにしなくてはなりません。
そして、これらを実現できるもっとも提案する対策が、事例紹介やスタッフブログなどのコンテンツで、運営状況に合わせて、どちらを含めてホームページを制作かを考えて、そして適切なコンテンツを用意しています。
原稿の準備
ホームページで制作するページが定まったら、実際にWebサイト制作会社と話をしながら、それぞれのページの原稿を準備いただきます。
その際に、結構あるのが、普段はほとんど原稿を書かないから難しいと言われるケースであり、その場合は無料で弊社がダミーで原稿をご用意しています。
その原稿をリライトいただければ、取り敢えずの原稿は完成したと言え、ただしその場合は、公開して時間が立ってきたら、必ずリライトを行っていただきます。
例え打ち合わせをしていると言っても、御社の情報を弊社が作成には限界がございますので、本当にユーザーに響く文章は御社でなければ書けないと思いますので、あくまで応急処置であると認識し、公開後ある程度利益が出てくれば、リライトのご依頼をいただいています。
更新可能コンテンツの原稿と画像
ホームページを制作段階では、確かに原稿を用意は大変だと思いますが、しかし弊社ではSEOのために、追加で更新が可能なコンテンツの原稿を用意して頂いています。
例えばですが、もっとも多い例としては、弊社が制作するホームページは、大体が20ページ前後ですが、公開時には50から100ページ前後で公開をしているケースが多くございます。
30から70ページについては、ホームページを制作中にお客さまに原稿を用意していただいていて、公開直前には必ず管理画面があるので、公開直前にすべての原稿を公開したうえで、本公開としています。
実際にこれらの対策は非常にSEOに効果的であり、実績のプラシアでは公開後1ヶ月で狙ったすべてのキーワードで5位以内、ANA・JAL株主優待即納サービスは公開して1週間以内にはすでに1日に100人以上を集客し売上も上げるのに成功しています。
そしてさらには、公開直後のモチベーションが高い段階で、SEO効果はもちろん、成約数を獲得すれば、成果に繋がる運営法が明確なので、どちらの会社も現在でもSEOに効果的な運営を行い続け、現在では非常に高い成果を得ています。
まずはSEO
上記内容と少しかぶってしまいますが、ホームページを制作後に弊社が最初に行うのはSEOです。
このSEOは、公開後からある程度成果を出した後、その利益から次の対策までの期間実施していただいています。
引き続き原稿と画像
公開後にまず行うのは、原稿を用意したり画像収集になります。
まず原稿ですが、ホームページを制作中の原稿作成で成果を出している場合は、そのままの運営方針で引き続き、もし成果が出ない場合はデータの収集法をお教えしますので、そのデータ収集を行い、トライ&エラーで最適な運営法を探していただきます。
SEOはすぐに結果が出るものではないので、基本的には10記事単位で見るのと、少なくても1週間単位で効果を見ていただくようにして、これらの作業を継続すれば、自然と検索順位が高まるようになっています。
そして画像については、例えばスタッフブログであれば、最低でもアイキャッチ画像が1枚は必要だと思いますが、記事を作るたびに画像を用意は大変なので、御社の業界について関連性がある写真をまとめ撮りしていただいています。
例えば上記のプラシアであれば、アイキャッチ画像として利用ができそうな施工中の写真を1現場で何枚もとっていただいていたり、ANA・JAL株主優待即納サービスでは1日スタッフブログの運営を止めて、飛行場に行き飛行機の写真を大量撮影していただきました。
もちろん撮影した写真が切れてしまえば、さらに写真撮影が必要ですが、しかし100枚以上は撮影ができると思うので、100記事は写真に困ることはないのです。
そしてさらには、普段から本文で利用する写真を意識していただき、タイミングがあれば撮影すれば、オリジナルの写真が掲載されるため、SEOにも効果を発揮できる可能性がございます。
画像とSEOの関係は、ほとんどないと言う方もいますが、画像検索はどのような業種であってもある程度は訪問者がいるため、できる限りオリジナルの写真を利用しましょう。
外部リンクサイトを探す
SEOは、日々の更新作業だけでも上位表示ができるケースもございますが、上位表示を狙うキーワードによっては、多少の被リンクが必要です。
その場合に弊社おすすめが、無料の外部リンクサイトでご紹介している登録作業になっていて、大体ですが30ほどを把握しているので、これらに登録をお願いしています。
そして狙うキーワードによっては、上記の外部リンクサイトでもご紹介しているように、noteやアメブロなどの無料ブログを利用して、そこから被リンクを増やす活動をしていただいています。
ただし、ホームページを制作後に行う被リンクは、効果は必ずとは言えず、もちろんまだまだ被リンクは強力な施策ではございますが、あまり高い効果を期待してしまうとがっかりしてしまうので注意が必要です。
SEOで少し成果が出始めれば
上記を行い続けていれば、基本的にはどのようなホームページを制作したとしても、効果を発揮します。
実際に、上記の2サイトに加え、ホームページを制作した実績の中で、ほとんどパソコンを利用した経験がなかったコーワスタイルでも、正しい運営法を理解いただいたうえで、更新作業を行っていただければ、現在ではさまざまなキーワードで上位表示を実現しています。
そしてこれらの作業である程度SEOで成果が出始めてきたら、以下の対策を行うために、SEO作業時間を少し減らして、その空いた時間を次の対策に充てていただいています。
リスティング広告
SEOでどれくらいの利益を得ているかですが、10万円以上が出ている場合は、月の予算を10万円として、リスティング広告をお願いしています。
ただし、リスティング広告を行う際には、ランディングページが必須であると言っても過言ではなく、ランディングページを制作したら高い効果を得れるようになります。
ランディングページが80万円くらいかかり、さらには月の広告費が10万円からになっているので、1年目の予算として200万円、2年目以降は広告費だけなので120万円が出せるくらいの利益をSEOで得ていれば、リスティング広告を強くおすすめしています。
ソーシャルメディア運用
リスティング広告を行えるくらいの利益がない場合は、ソーシャルメディア運用かあるいは以下でご紹介するリアルでの活動をおすすめしています。
ソーシャルメディア運用では、弊社ではツイッターの活用を提案しています。
もちろん、ツイッターでなければならないと言うことはなく、見込み顧客が利用していそうなソーシャルメディアであれば何でも問題ございません。
ただし、ソーシャルメディアは、実際に運用してみて思ったのが、確かに更新しているときは、それなりの訪問者数が獲得できますが、更新を辞めると限りなく0に近い数値になるので、もしソーシャルメディアを行うのであれば、しっかりと継続には、どのような内容で投稿か、そして無理なく継続できる運用法を検討して始めなくてはなりません。
リアルでの活動
最後にリアルでの活動がございます。
このリアルでの活動は、例えば名刺や会社案内パンフレットにURLを記載したりしますが、この対策だけではごくわずかしか見込み顧客を集客できません。
あくまで集客のための対策になるので、ホームページ制作実績の会社さまでは、多少の予算は必要ですが、FAXDMやチラシの配布などを定期的に行い、見込み顧客を集客しています。
FAXDMやチラシの配布は、数が勝負であるケースが多いので、FAXDMであれば送信リストをどのように獲得かや、チラシの配布では業者との打ち合わせでもっとも費用対効果が高い業者はどこになるかなどをしっかりと検討して行えば、本当に費用対効果が高い対策になります。
さらに余力があれば
最後に、上記の対策を行ったうえで、さらなる対策を実施される際には、以下のような集客法を提案しています。
ただし、これらの集客は、ホームページを制作した後の集客としては高い成果とは言えず、少しでも訪問者数を増やしたいという場合にのみ利用します。
無料ブログ
無料で訪問者数を底上げしたいと考えたときに、無料ブログを利用して、そこに制作したホームページと同じテーマで運営をします。
この無料ブログは、無料ブログから訪れたユーザーをリンクを使って本体へと誘導ですが、これまでの経験で言えば、非常に質の高い無料ブログを運営されていても、1つの無料ブログからの集客数としては、底上げ程度になっています。
しかし、成約数で言えば、非公開にして欲しいと言われているため、会社名は公表できませんが、そちらの会社では確かにお問い合わせ数が少しだけ増えていると言われていて、飛躍的に効果を発揮できませんが、底上げには十分な効果になっていると思われます。
サブホームページ
ホームページ制作実績としては、あまり経験がございませんが、2サイト目のホームページを制作すれば、1つ目と同じ作業が必要ですが、単純に同じ成果まで向上させれば、訪問者数と成果数を倍にできます。
しかし、労力的には相当必要になっていて、一般的にはホームページを制作する会社さまでは実現がかなり難しいと思います。
そのため、運営できる担当が複数いる場合であれば、それぞれの担当ごとにホームページを制作して、それぞれをしっかりと育てれば非常に効果的な集客対策となります。
ホームページ制作前に理解
上記が、ホームページを制作後に行う集客の全体像だと思います。
もちろん、すべてを実施となると、相当なマンパワーが必要になるので、まずはSEOから始めて、その利益から次の対策をと言うように集客力を高めるのがおすすめです。
ただし、最初には行いますし、公開直後は依存いただきますが、いつまでもSEOに依存したホームページを制作はおすすめではなく、SEOにはコアアルゴリズムアップデートがあるのである日突然検索からの訪問者数が激減してしまうリスクもございます。
そのため、SEOで利益を出せるようになれば、次の対策を行う必要があり、これらを御社の運営体制で選択していけば、本当に多くの見込み顧客が訪れるホームページの制作になります。
これからホームページを制作される方は、ぜひ上記を参考に、集客を検討してみてはいかがでしょうか。