- SEO・SEM
- 2014.07.03
SEOに効果的なページ数の増やし方
SEOにとって、ホームページ内に新規のページを作成し続けることは、非常に効果的な対策の1つになります。
だからと言って、闇雲に新規ページを制作すれば、SEOの成果が向上するということは無く、ページ数を増やすことを目的として作成されたページでは、逆に検索エンジンからマイナス評価を受けてしまいます。
そこで今回は、どのようなページを制作することでSEOにとって効果的なのかをご紹介します。
目次
グーグルが上位表示したいホームページとは
どのようなページを制作することがSEOにとって効果的なのかを知るためには、グーグルの使命を一読しておく必要があります。
グーグルの使命は、「Googleについて」のページに「Googleの使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすることです。」と記述されており、この使命は言い換えると、「インターネット上にあるホームページの情報を整理し、インターネットユーザにとって本当に役立つホームページを上位表示させ、紹介していくこと」と言うことができます。
このグーグルの使命を理解してどうページ作成を行うかで、ホームページの内容も大幅に変わってくるため、必ず一度は目を通していただくことをお薦めします。
ユーザにとって役立つホームページとは
グーグルの言う「ユーザにとって役立つホームページ」とは、訪問者の悩みや問題を解決できるサイトのことを言います。
ホームページの訪問者は、何かしらの悩みや問題を抱え、それらを解決するために、グーグルやヤフーなどの検索エンジンを利用し、御社のホームページに訪れています。これらの訪問者にとって重要なことは、自分の悩みを解決することであり、御社にお問い合わせや資料請求を行うことではありません。
そのため、ユーザにとって役立つホームページとするためには、ホームページにあるすべてのページで、「このページに訪れた訪問者は、どのような情報が知りたいのか」を検討し、御社の言葉でページを作成していくことになります。
訪問者がどんな情報を知りたいかを検討していないホームページでは、企業側が公開している情報とユーザが知りたい情報にミスマッチが起きてしまい、入口となったページだけで多くの訪問者を追い返してしまうホームページとなってしまい、検索エンジンは、ユーザ満足度の低いホームページとして認識します。
そのため、ユーザ目線に立ち、ユーザの悩みを解決するためのホームページを制作していくことで、グーグルからの評価を大幅に向上させることが可能になります。
グーグルの評価が向上するページ作成とは
グーグルが評価するページ作りとは、「ユーザにとって役立つページを多く持つホームページ」になりますが、具体的にどういうページ作りを行えば良いかをご紹介します。
御社のビジネスに関連したページを作成
ホームページは、1サイト1キーワードが基本となっており、同じホームページ内に様々な情報を載せていくことは、SEO対策としては、あまり良いことではありません。
キーワードが複数あるホームページでは、検索エンジンがそのサイトは何をメインとして紹介しているのかを認識しづらいものになります。
例えば、広報目的としてスタッフブログを制作した場合において、会社の雰囲気や社内行事の写真などを公開していたとします。その場合、スタッフブログの内容が他のページと明らかにキーワードが異なってしまうため、検索エンジンが御社のホームページのテーマを誤解してしまう可能性があります。
そのため、ページを作成する際には、御社のビジネスに関連する内容のページを作成していくことで、ホームページ全体のテーマやキーワードを共通させることが可能になり、検索エンジンに対してホームページ全体のキーワードを誤解せず認識させることができます。
また、同一のテーマのページ数が増えることで、よりそのキーワードについて詳しいホームページであると検索エンジンが認識してくれるようになるため、SEO対策の効果を大幅に向上させることが可能になります。
御社の言葉で文章を作成
ホームページの原稿作成は非常に手間のかかるものになりますが、必ず御社独自の原稿を制作していくことが重要です。
検索エンジンとしては、他のホームページに掲載されている内容ばかりのサイトを上位表示させて紹介するよりも、他のホームページとは差別化された内容を掲載しているホームページを紹介するほうが、検索エンジンユーザの満足度も高いため、独自のコンテンツを提供しているホームページを上位表示させるようにしています。
そのため、ホームページに掲載する原稿や画像などについては、必ず御社独自のものを用意し、公開していくことが重要になります。
内容の充実したページ作成
現在のグーグルの仕様では、「ユーザにとって本当に役立つページであるならば、ある程度の原稿量は必要となる」と考えており、内容の薄いページが評価されることはありません。
検索エンジンから訪れるユーザは、トップページだけを入口とするのではなく、その他のページも入口として御社のホームページに訪れます。グーグルは、その訪れたページに検索エンジンユーザが求める情報がしっかりと記述されていることを求めており、入口ページだけでそのユーザが求めている情報をすべて知ることができるようなホームページを評価します。
そのため、内容の薄いページをとにかく制作し続けるのではなく、このページに訪れたユーザが何を求めているのかを検討し、そのユーザが求めている情報をすべて知ることができるようなページ作成を行うことが重要になります。
このことを考えてページを制作していくことで、特に原稿量を意識せずともある程度ボリュームのあるページ作成を行うことが可能になります。内容を充実させるために、無理に原稿作成を行う必要はなく、しっかりとその内容が伝わる文字数で作成していくことが重要になります。
類似ページを作成しない
グーグルは、同じような内容のページを多く作ってしまうと、ページ数を増やして上位表示を目的としたスパム行為であると認識します。
例えば、製品情報ページにおいて、サイズ違いの製品を、それぞれ1ページを持たせて紹介している場合は、製品の説明などは全て一緒となってしまい、サイズの記述だけが違うページが量産され、スパム行為として認識されてしまうこともあります。
そのため、ホームページの企画段階から、類似ページが量産されないようなホームページ制作を行かなくてはなりません
ページ数を増やしやすいコンテンツの企画制作が重要
ページ数を増やすためには、なんとなく更新できそうという理由からコンテンツを制作するのではなく、しっかりと制作前に本当に更新し続けていけるのかを検討することが重要になります。
多くの場合は、この検討を中途半端に行ってしまうために、ホームページの公開前は、月に2,3ページを作成するつもりでも、実際には更新する内容が分からず、一切更新されないホームページとなってしまいます。
そのため、コンテンツを制作する前には、御社自身で5ページほどの原稿を作成し、本当に多くのページを作成できるかどうかの検討を行わなくてはなりません。