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  • 2022.10.20

内部SEOとは?ホームページの検索順位を高めるために

内部SEOとは、ホームページの内部をサーチエンジンに最適化する手法のことを言います。

現在のサーチエンジンの仕様では、内部SEOこそが唯一のホームページの検索順位を高める対策法と言っても過言ではありません。

当ページでは、内部SEOとは何かやホームページ制作と運営時に行う対策法を紹介します。

内部SEOとは

内部SEOとは、サーチエンジンが好むようにホームページを制作して運営することを言います。

サーチエンジンが好むホームページには、大きく分けて2つのポイントがあります。

1つ目が、サーチエンジンは、ホームページの情報収集をクローラーと呼ばれる自動巡回プログラムで行っているのですが、クローラーがホームページを巡回しやすい構造にしたり、正確な情報収集を行える仕組みを作ることになります。

サーチエンジンの技術力は高いものにはなっていますが、例えば、ホームページ制作で行うコーディング法は無数に存在しており、ホームページを制作する方によって、ブラウザでの見た目は同じでもソースコードの組み方は異なります。

このソースコードをすべて正確に把握することは、高い技術力を持っているサーチエンジンでも難しく、内部SEOに最適化されていないホームページだと、認識ミスが発生してしまうのです。

2つ目がサーチエンジンは個々のページだけではなくサイト全体でもSEO評価を行っています。

すなわち、ユーザーの検索ワードとホームページの関連性を見て、関連性が高いホームページの検索順位を上げているのです。

関連性を高めるには、ホームページの公開後に、良質なページ作成を行う以外の方法はなく、当社のホームページ制作では、20ページ前後が多いですが、20ページでは十分なボリュームとは言えません。

と言うのも、SEOは最終的には、ライバルサイトとの競争になっていて、ライバルサイトよりも良質でメインで上位表示を狙っているキーワードに関連したページ数の多さが重要になってきます。

サーチエンジンが高く評価するホームページとは、上記2点の内部SEOに最適化することになります。

ホームページ制作時の内部SEO対策法

以下は、ホームページ制作時に行う内部SEO対策法ではありますが、サイト運営中にもお客さまに行っていただくために、紹介している内容になります。

キーワード中心のサイト構成

ホームページ制作前に、Web制作会社からサイトマップやディレクトリリストという形で、サイト構成を提案されていると思います。

サイト構成では、単に各ページのページタイトルが分かれば良いと考えるのではなく、それぞれのページで上位表示を狙うキーワードを定めましょう。

なぜ各ページで上位表示を狙うキーワードを定めるかと言うと、サーチエンジンは、同じ上位表示ワードを持つページが複数あると、カニバリゼーションが発生したり、重複コンテンツと見なして、ホームページのすべてのページで検索順位を落としているからです。

そのため、サイト構成は、ホームページから成果を出すために必要なページを検討するだけではなく、各ページで上位表示を狙うべきキーワードを明確にして、サイト全体でキーワードがかぶらないように作成しなくてはなりません。

当社の考え方として、キーワード中心のサイト構成は、お客さまのホームページを制作する際に、Web制作会社が行う内部SEOでもっとも重要であると考えており、ホームページ制作の発注をいただいた後、時間をかけて見直しを行っているほどです。

各ページで重要ワードを意識したデザイン作成

ホームページのデザインは、ぱっと見の良し悪しではなく、ユーザーの利便性が大切です。

例えば、テキストやバナーリンクであることが一目で分かるようにデザインすることで、訪問者にホームページにある複数のページを閲覧してもらうことが可能です。

さらに、特に当社が力を入れているのが、各ページで重要なフレーズが目立つようにページの上部に配置するデザイン作成になります。

昨今のホームページは、ユーザーに価値のあるコンテンツの作成が重要になっており、多くのホームページでスタッフブログを作成しているため、各ページの文字数が多い傾向が見られます。

そのため、ユーザーが検索エンジンを使って、課題や悩みを解消するには、多くの文章量を読まなくてはなりません。

もちろん、全部読んだほうが正確に情報を得ることが可能ですが、見込み顧客の中には、文章を読むのが大変だと感じる方も必ず存在してきます。

そのユーザーに対して、各ページの上部で重要なフレーズやキーワードを閲覧させるデザインを作成することで、より早くユーザーはページに書かれている内容を把握することができます。

もちろん、ユーザーだけではなく、サーチエンジンもページ上部に掲載されているキーワードやフレーズが重要と認識します。

そのため、各ページで重要ワードを意識したデザイン作成は、ホームページの成約率と内部SEO効果を高める対策となるのです。

ページタイトルとメタディスクリプションの最適化

ページタイトルに各ページで重要なキーワードを利用することで、検索順位が上がりやすくなると言うのは、多くの方がご存知だと思います。

しかし、当社では、ホームページ制作時に、ページタイトルやメタディスクリプションを作成する際に、意識していることは、検索結果ページでのクリック率の最大化です。

昨今のサーチエンジンは、ユーザー行動を検索順位を決定するルールに含めているので、検索結果ページでユーザーのクリック率が高いほど、上位表示を狙いやすくなっています。

そのため、各ページで上位表示を狙うキーワードを含めたページタイトルやメタディスクリプションの作成は当然として、さらに実際にそのキーワードで検索を行い、3位に表示されたときに、2位のホームページよりも、クリック数が多くなるように、ページタイトルやメタディスクリプションを作成しています。

多くの企業では、ページタイトルにキーワードを利用することは行っていますが、クリック率までを意識している企業はまだまだ少ないように感じます。

そのため、ページタイトルやメタディスクリプションを作成する際に、検索結果でのクリック率を意識することは、ライバルサイトが行っていない内部SEOに含まれるので、高い効果を発揮しやすくなっています。

ユーザー目線で良質なコンテンツ作成

ホームページの検索順位を高めるには良質なコンテンツ作成が重要です。

良質なコンテンツとは、文字数や画像枚数、共起語の利用、文法の正しさなど、テクニックに頼ったものではなく、ページタイトルに対して詳しい文章作成のことを言います。

コンテンツに過不足がなく、ユーザーが読みやすく魅力的な文章こそが内部SEOの基本になります。

ホームページ制作時には、Web制作会社が各ページのワイヤーフレームを作成して、そのワイヤーフレームでコンテンツが決定していきますが、ワイヤーフレームを見たときに、ページタイトルに対して情報に過不足がなく、詳しいページになっているかを確認してからホームページ制作に取り掛かるようにしなくてはなりません。

ウェブ標準のコーディング

内部SEOに最適化したホームページを制作するには、ウェブ標準でのコーディングが大切です。

ウェブ標準とは、W3Cと呼ばれる非営利団体が定めたホームページの制作法になっており、サーチエンジンはウェブ標準をベースにしてソースコードを認識しています。

ただ、昨今のサーチエンジンの技術力は高く、ウェブ標準でコーディングを行っていなくても、正しく認識するように意識してくれています。

しかし、意識の範疇になっており、ホームページの仕様次第では、間違えて認識される恐れもあり、完璧である必要はありませんが、ウェブ標準を意識したコーディングは必須となっています。

ツールの実装

XMLサイトマップとrobots.txtを作成するようにしましょう。

XMLサイトマップは、作成後にGoogleサーチコンソールで送信することによって、ホームページにあるすべてのページをサーチエンジンが認識しやすくなります。

robots.txtは送信する必要はありませんが、内部SEOとして重要なファイルになっているので、作成とアップロードだけは行わなくてはなりません。

ホームページ運営時の内部SEO対策法

スケジュールと良質を意識したホームページの運営

ホームページを制作した後、検索順位を高めるために、お客さまが行う内部SEOは、スケジュールに則ったホームページの運営を継続することです。

闇雲に新規ページを作成しても検索順位は上がりませんが、良質を意識してホームページを運営し続けることで、次第に検索順位は高まっていきます。

制作実績のホームページで多いのが、公開後に最大で6ヶ月間、毎日新規ページ作成や品質の高まるリライトを行うことで、狙ったキーワードで上位表示を実現しています。

ホームページの運営は、大変な労力を伴いますが、継続し続けることで、確かな効果を得ることができるので、スケジュールを立てて、継続したホームページ運営を行いましょう。

Googleサーチコンソールの最適化

Web制作会社は、ホームページを公開した後に、Googleサーチコンソールを実装してくれます。

Googleサーチコンソールとは、Googleが提供する検索結果ページを中心にした効果測定ツールになり、ホームページが抱える問題点の抽出を行うことが可能です。

制作実績のホームページを見たときに、Googleサーチコンソールを利用していない企業でも高い検索順位の獲得はできていますが、利用しているホームページの方が、内部SEOに最適化されているので、より高い成果を実現することができています。

ホームページ運営の中で行うGoogleサーチコンソールの利用法は、それほど難しいものはないので、より内部SEOに最適化されたホームページとするために、当ページをご覧の企業はこの機会に利用することをおすすめします。

まとめ

内部SEOについて紹介しました。

昨今の検索順位を見ていると、内部SEOに最適化されていないホームページであっても上位表示を実現している企業は多いですが、制作実績のホームページを見ると、内部SEOに最適化されている方がより高い検索順位を獲得できています。

現在闇雲に新規ページ作成を行っている企業は、さらに高い検索順位を獲得するために、当ページをご覧の機会に、内部SEOを意識したホームページへと成長させてはいかがでしょうか。