ホームページにリスティング広告を始めるか悩んだら

成果が出るホームページを制作する際に、多くのWeb制作会社は、リスティング広告を提案します。

また、お客さま自身でホームページの成果を高めようとした場合に、効率よく見込み顧客を集客しようと考えて、リスティング広告への出稿を検討されることもあります。

しかし、リスティング広告は、お金さえ払えば見込み顧客を集客でき成果を獲得できると考えてしまうと、まったく成果を得ることができません。

当ページでは、ホームページにリスティング広告を始めるべきかお悩みの方に向けて、リスティング広告出稿に悩んだ際に検討すべき内容を紹介します。

リスティング広告って何？とお思いの方は、リスティング広告とは？のページをご覧ください。

ホームページにリスティング広告を始めるべきか悩んだら

リスティング広告の入口に設定するのは、制作したホームページではなく、ランディングページにしなくてはなりません。

ユーザーはリンクをクリックすることを嫌う傾向があるので、出稿するキーワードに対して最適化されたランディングページを作成することで、広告の費用対効果を高めることが可能です。

ランディングページは、Web制作会社が作成すると60万円以上の予算が必要になっていますが、高い成果を実現するには必須になっています。

そのため、リスティング広告への出稿をする際には、60万円以上するランディングページを作成できるかどうかを考えることから始めましょう。

リスティング広告は、1クリック当たりいくらという計算になるのですが、昨今のリスティング広告予算は高くなっているように感じます。

それは、SEOの難易度が高くなっているためであり、多くの企業がSEOを諦めてリスティング広告を使って見込み顧客を集客しています。

2019年ごろまでは、当社でリスティング広告への出稿を提案する際には、最低で毎月5万円くらいと提案していたのですが、昨今では5万円では成果を実現することができません。

リスティング広告への出稿には、完全一致とフレーズ一致、部分一致の3つのキーワードがあります。

完全一致は、出稿しているライバルサイト数が多いので、1クリック当たりの単価が高くなっており、少しの予算では上位に表示させることができません。

フレーズ一致や部分一致はと言うと、サーチエンジンの解析能力が高くなりすぎていて、まったく見込み顧客にならないキーワードで広告が表示されてしまい、その結果予算を無駄に消費してしまいます。

そのため、昨今のリスティング広告では、最低でも広告予算を10万円以上と設定することが大切で、リスティング広告への出稿をお悩みの方は、毎月10万円以上を出せるかで判断するのが良いでしょう。

リスティング広告出稿代行会社やWeb制作会社であったとしても、リスティング広告の初期設定を行えば、初月から高い成果を出すことは不可能です。

リスティング広告を出稿した後に、リスティング広告の分析ツールやGoogleアナリティクスなどを利用して、効果測定を行いながら、広告やランディングページの改善が必要になります。

この改善を行わないと、広告予算ばかりを利用して、まったく成果が出ないリスティング広告となってしまいます。

実際に、リスティング広告出稿代行会社やWeb制作会社は、広告出稿後3ヶ月は広告の効果分析期間と定めており、お客さまへ成果が出ないと説明することが一般的です。

そのため、リスティング広告への出稿を悩まれている方は、効果分析を行う体制が整えられるかを検討して、出稿を判断する必要があります。

ホームページの集客対策は、リスティング広告以外にも、SEOやSNS、リアルでの告知など、さまざまなものがあります。

リスティング広告は予算のかかる集客対策になっているので、今一度、他の集客対策では駄目なのかを検討しましょう。

制作実績では、リスティング広告で高い成果を実現したホームページであっても、2,3年後には他の集客対策を行って、リスティング広告予算を削減したいと考えることが多いです。

その理由は、リスティング広告でより高い成果を出すには、広告予算を上げるしか方法がないことや、他の集客対策との効果分析の結果を比較すると、利益率が低い傾向にあるからです。

そのため、リスティング広告に出稿したとしても、数年後には、他の集客対策に切り替えたいと考えることが多いので、今一度、別の集客対策を継続できないかを検討することをおすすめします。

ホームページにリスティング広告を始めるかをお悩みの方へが検討すべきポイントを紹介しました。

リスティング広告への出稿を希望されるお客さまは、SEOやSNSのように継続した運営が必要ないと考えて安直に選んでしまうことがありますが、広告に出稿するだけでは成果を出せないのです。

そのため、リスティング広告に出稿すべきかお悩みの方は、当ページの内容を再度検討しましょう。