- 2023.03.02
下層ページSEOで成功した手法とは
ホームページ制作実績で、下層ページSEOで大きな成功を収めたクライアントがいます。
クライアントは、更新業務を継続すれば、現在はドメインパワーも急上昇し、現在はトップページのランキングも高いです。
この下層ページSEOでは、ホームページ制作時にしっかりと検討を行い、戦略や戦術を実行し続けた結果、得られた効果になり、具体的に何を行ったかを紹介します。
難易度から下層ページSEOを選択
当社のホームページ制作は、ほぼすべてのお客さまがSEOを行います。
ホームページ制作前に定めるキーワードはトップページですが、この案件では、難易度が異常に高いビッグワードに分類されるキーワードでした。
実際に、メインで狙うキーワードでグーグル検索を行うと、10位以内にランクインしている企業サイトは1,000ページを超えるものばかりでした。
もちろん、平均値も出していて、大体ですが1,500ページが目標になっていて、さらに問題はドメイン年数も長い傾向が見られました。
そのため、ホームページ制作の提案では、一応数値上は検索順位が上がるには、最低でも3年はかかると提案をした上で、トップページSEOは諦めてもらうように話をしています。
ただ、SEOを捨てるわけではなく、トップページは捨てて下層ページでの集客対策を提案しました。
基本的にはトップページSEOはドメインランクがすべてであると考えていて、そのためには高品質なコンテンツ量が必須です。
ただ、さすがはビッグワードと言え、ライバルサイトはどこも非常にボリュームが多いホームページを制作していて、短期間でこれらを追い抜くのは不可能に近いです。
しかし、実は下層であれば、コンテンツの品質さえ高ければ、十分に戦えるケースが多く、個々で見込み顧客を集客します。
確かに、ドメインランクは影響を与えはしますが、トップページほどではなく、公開後から、良質なコンテンツ作成を徹底していただきました。
当案件以外にも、ホームページを制作すると、さまざまなキーワードで上位表示を狙います。
その際には、難易度に応じて、どのような戦略と戦略を立てるかの検討こそが、ランキングが高いホームページ制作には必要不可欠です。
ちなみにそちらのホームページ制作では、現在トップページこそ上がっていませんが、訪問者と成果数ともに期待以上に獲得することに成功しています。
成功できた下層ページSEOの手法
ホームページ制作で成功できた下層ページSEOの手法を紹介します。
基本的にはリニューアルは必要がなく、ご覧のウェブマスターは今日から実行でき、一般的に当社が提案する検索エンジン対策の簡略バージョンで、これでも十分に成果を出せています。
ライバルサイトをチェック
ホームページ制作中に、上位表示を狙うキーワードで検索をしていただき、20位以内のランクインサイトをチェックしました。
ただ見ているだけではなく、エクセルに作成する記事タイトルを大量に作成していただきました。
当案件では、大体ですが400記事ほどのタイトルタグを記述していただきました。
目標値は大きく到達が難しいですが、土日も予約投稿を使い毎日公開すれば約1年間は作成内容に悩まなくて済みます。
エクセルを整理
ライバルサイトをチェックし、エクセルに記事タイトルを400ほど書いた後、実はせっかく作成した記事タイトルを削除する作業を行っていただいています。
現在のグーグルやヤフージャパン、マイクロソフトビング、ダックダックゴーの日本国内で主要なサーチエンジンには、重複コンテンツとカニバリゼーションがあります。
重複とは、普通にホームページを制作し、運用される方には関係がないですが、まったく同じ原稿のコンテンツ作成はマイナス評価を食らいます。
簡単に言うと、コピー&ペーストで記事を量産した場合に発生する仕様ですが、ご覧の方には関係がない内容です。
次のカニバリが本当にややこしく、正確には発生原因などは不明ですが、一般論として、ニーズが同じウェブページ作成で発生します。
例えば、成果が出るホームページ制作というタイトルタグを作ったら、効果的なWebサイト作成手法はニーズが同じ閲覧者が訪問するページでカニバリが発生します。
このカニバリは、5セットくらいなら、全体のランキングへの影響はありません。
ただ、その数が多くなるにつれて、全体に悪影響を与え、ひどい場合だと、カニバリを解消しないと順位が上がらない事例もあります。
そのため、これらを回避するために、ニーズが同じタイトルは統合して、タイトルの最適化を行う作業を実施しました。
これで350ほどまで減り、調査時間は1週間程度です。
良質だけを意識して記事を作成
公開後は、とにかく品質を意識した記事作成を実施していただきました。
これも実はポイントがあり、エクセルでタイトルを作成する際に、その中で最もお客さまが良いと感じたURLアドレスをメモしています。
そのアドレスには載っていないコンテンツももちろん、競合他社サイトからピックアップとメモをし、これにより、本当に良質なコンテンツへと成長させています。
昨今のSEOに強いホームページ制作は、基本良質でなくてはならず、しかし品質についてサーチエンジンはブラックボックスに入れ、一切情報配信をしていません。
そのためパクるのではなく、御社が目視をしたときに優れている必要だと感じるコンテンツを網羅的に掲載すれば、品質が高いと判断される確率が高まります。
もちろん情報を追加するだけではなく、不要情報の削除も行っていて、ユーザー目線での最適化を徹底して行いました。
ホームページ制作後は下層ページSEOから
当お客さまは、もともとはホームページ制作後に効果を出すには、最低3年間は成果がない状態で運用が必要と話しています。
ただ、効果を出したのが半年後で、もちろんトップは非常に低いランクでしたが、下層は多くのページで1位表示できています。
難易度中のミドルワード以下であれば、とにかくドメインパワーを高めることに全力で取り組んでも良いでしょう。
ただ、難易度が高いビッグワードの場合は、トップをひとまず置いといて、下層で上位ランクを狙うのが成果を出すポイントです。
ホームページを制作した目的はSEOで成功し、検索ランクを高めることではなく、成果を得ることにあるため、もし難易度が難しい場合は、上記を参考にしてはどうでしょうか。