- 2022.09.13
メタキーワードはホームページ制作に必要か
ホームページ制作時に結構悩むポイントがあり、それはメタキーワードです。
もちろん、都度都度悩んでいるわけではありませんが、ただ、デフォルトで実装するかどうかは、結構な頻度で悩んでいます。
一応、グーグルなどの発言から当社のホームページ制作では、実装しませんが、導入したほうが良いかもしれないと感じるポイントを紹介します。
メタキーワードとは
メタキーワードとは、2008年ごろまでSEOに強いホームページ制作に必須でした。
これらに各ページで重要になるSEOワードを記載すれば、サーチエンジンが該当ページはどの単語を重要視すれば良いかが分かり、検索ランクを上げやすくなるタグです。
従来はこのメタキーワードに重要ワードを含んだホームページを制作すれば、非常に高い確率でランキングを高められ、分かりやすく楽な作業であるが故に、スパムで利用されました。
そのタイミングで、当時日本国内で主流だったグーグルやヤフージャパン、マイクロソフトビングの3つが一斉に無視し始め、現在でも検索エンジンは見ていないそうです。
この情報だけを見ると、ホームページ制作には不要であると言い切れますが、しかし実は1点だけ問題があり、それは上位表示サイトの利用率です。
もちろん、すべての企業がという訳ではありませんが、ただ色々な調査をすると、結構な割合でメタキーワードが実装されています。
例えば当社が上位表示を狙う【ホームページ制作 大阪】や、さらにはビッグワードに当たる【不動産】、【クレジットカード】などでも利用されています。
そのため、もしかしたら効果があるかも知れません。
サーチエンジンは利用していないと発言し、実際に上位表示サイトは実装し、当社では、以下対応を実施しています。
メタキーワードの導入のポイント
実際にホームページ制作時にどうメタキーワードを取り扱っているかを紹介します。
ホームページ制作時は不要
ホームページ制作時には実装しません。
と言うのも、原則は不要であるというのが考え方のベースにあり、さらにない方がヘッダーの行数を減らせ、もしかしたらそちらの方が効果的かもしれません。
もちろん、ヘッダーやフッターなどの共通箇所は、現在の仕様では、それほど検索エンジンは重要視していないコンテンツになります。
そのため、そこまで高い効果は期待できませんが、それでももしかしたら効果があるかもとおまじない程度に考えています。
SEO効果が期待通りに出なければ
当社では、公開後はお客さま自身でスタッフブログや事例などの更新作業をお願いしています。
メインは新規ページ作成になり、ある程度ボリュームが増えてきたらリライトも含めたスケジュールや計画を提案します。
もちろん闇雲に継続した新規作成は難しく、毎日の作業量から、具体的に総合で何ページ作るかを考え、いつまでに上位表示ができるかを算出します。
この目標ページ数は、基本はクライアントが上位表示を狙うキーワードで検索をして、1位から10位のページ数の平均です。
昨今の検索エンジンは、検索ワードに対して、ドメイン内にどれくらい情報量を保有しているかもランキング要因になり、これがもっともSEOとして効果的だと感じます。
ただ、ここで立てたスケジュールはあくまでボリュームの話であり、品質は含まれていません。
そのため、品質が低いと、実は計画通りにランキンキングが高まらず、その際に実装を検討します。
想定していれば予算は低いが作業量は多い
計画通りに運用しても、クライアントによっては希望通りに検索順位が伸びないケースがあります。
その際に、メタキーワードを実装するのですが、そこでお客さまが気になる点は予算になると思いますが、実はホームページ制作時から想定していれば、それほど高くありません。
大体ですが、10万円もみていれば、十分に実装が可能であり、効果は一切保証できませんが、それでも導入するかを判断いただいています。
当社の意見は、不要ですが、上位表示サイトが実装していることもあり、必ずいらないとは決して言えません。
大切なのは、保険として、その金額を出しても十分に元が取れるかの判断になります。
また、クライアントデメリットとして、もう一つあり、それは作成したすべての記事に実装する作業が発生することです。
これらを踏まえて、判断を行い、もし必要なら適切に導入することで、もしかすれば検索順位が高まるかもしれません。
ホームページ制作とメタキーワード
ちなみに当社のホームページ制作では上記のようにメタキーワードを提案していて、運営中に実装して高い効果を出したお客さまはいません。
ただ、実装したクライアント自体が、もともと非常に高いSEO効果を出していて、単に伸び悩みが発生しているだけであり、効果がなかったと言わざるを得ない結果です。
もしかしたら順位が向上中の段階で実装すれば、飛躍的に検索ランクを高めていたかもしれません。
業者として適切な回答ではないと思いますが、この辺りはお客さまの判断次第になっていて、もし必要だと感じるなら導入しましょう。