セブンデザイン 成果を追求した大阪のホームページ制作会社

  • 2024.01.15

インターネットで見るSEO情報は過剰すぎる

インターネットでSEOについて調べると、膨大な調査法や対策法が紹介されています。

当社も、お客さまのホームページを制作する際には、集客対策としてSEOを提案しているので、定期的にインターネットで調べていますが、対策法が過剰すぎると感じてしまうことがあります。

当ページでは、インターネットで見るSEOは過剰である点と、制作実績のホームページや当サイトがインターネットで調べた過剰なSEOを行った事例を紹介します。

インターネットで見るSEO情報は過剰すぎる

インターネットでSEOについて調べると、多くの情報が公開されていて、その内容を見ていくと、少し過剰ではないかと思うことがあります。

例えば、ホームページにある各ページのページタイトルを変更したら検索順位が高まりサーチエンジンからの見込み顧客数が倍増したや、文章の語尾にバラエティーを持たせたらSEO効果が出たなどの情報があります。

確かに、どちらもSEOの効果があるかもしれませんが、上記の対策だけで検索順位が上がることはないと思います。

先日、GoogleがTwitterで公表した内容では、100%SEOに最適化されたページは作成できず、サイト全体で判断をしているという公表がありました。

すなわち、ページタイトルや語尾を直すこと自体は、SEOに効果的であると思いますが、それだけで大きく検索順位が高くなることは絶対にありません。

もし、インターネットを使って、SEO効果を調べるのであれば、まずはGoogleの発信だけを見ていくことが大切です。

また、企業や個人が運営しているホームページで、SEO情報を見る際には、Googleの公式発表などを参考にしているなど、根拠が明確な情報以外は信じないようにしましょう。

Web制作会社やSEO会社が行うSEO提案は、Googleの公式発表を基にすることが大半になります。

そのため、ホームページの検索順位を高めようと、インターネットでSEO情報を探す際には、過剰な情報が公開されている可能性が高いので、Googleの発表を基にしている情報のみを収集しましょう。

過剰なSEOだった事例

制作実績のホームページや当社が試して、効果がないなと判断した過剰なSEOの事例を紹介します。

多くの文字数を書く

文字数とSEOは関係がありませんが、インターネットには、ホームページの文字数が多い方が検索順位が高くなるという情報を見かけることがあります。

制作実績のホームページでは、自分でインターネットでSEOを調べていたときに、文字数が多い方がSEO効果が高いという情報を得て、各ページの文字数を1,000文字くらい増やした経験があります。

もちろん、ページタイトルに関する内容で、よりユーザーにとって便利なホームページになるのであれば、文字数を増やすSEO効果を発揮できたと思います。

しかし、お客さまは、文字数を増やすことが目的になっており、関連性が低い内容でも、文字数を増やすために追加されていたのです。

その結果、Googleサーチコンソールを見ると、同じキーワードで複数のページが検索結果ページに表示されるようになってしまい、メインのキーワードでの検索順位こそ下がりませんでしたが、SEOとして良い状態ではなくなってしまいました。

現在のサーチエンジンは、文字数ではなく、ページタイトルに対してユーザーに価値のあるページを評価するので、ホームページの文字数を意識する必要はありません。

キーワード出現頻度の調整

各ページでキーワード出現頻度を調整することで、サーチエンジンが好むホームページになるという情報も多く出回っています。

キーワード出現頻度は、2015年ごろまでであれば高いSEO効果を発揮して、各ページで重要ワードを3から5%利用することが良いと言われていました。

実際に、当社が2018年にお客さまのホームページでSEO効果を出すために、キーワード出現頻度を3%前後に調整した事例があるのですが、その際には検索順位が動くことはありませんでした。

現在は、キーワード出現頻度を調整する必要はなく、1度も利用していないキーワードで上位表示を狙うことはできませんが、ユーザー目線を追求する方が高いSEO効果を得ることが可能です。

構造化データの実装

当社のホームページでは、SEO効果を高めるために、構造化データを実装した経験があります。

行った理由は、大手のSEO会社の社員の方のTwitterで、構造化データを入れることで、サーチエンジンにホームページの情報を正確に伝えることができるので、サイト全体の検索順位が上がると紹介されていたためです。

結論を言うと、構造化データを入れたとしても、ホームページで重要なキーワードはもちろん、Googleサーチコンソールの合計クリック数と合計表示回数、平均掲載順位に変動は見られませんでした。

構造化データは、Googleにホームページの情報を正確に伝えるためには重要だと思いますが、SEO目的で実装するのであれば、期待していた効果を得ることは難しいと思います。

共起語の活用

2023年の話ですが、TwitterでSEOを調べると、多くのSEOの先駆けやアフィリエイターの方が共起語を利用すればSEO効果が高まると投稿されていました。

共起語とは、上位表示を狙っているキーワードで上位表示を実現しているホームページが、該当ページで利用している頻度の高いキーワードのことを言います。

SEOの先駆けの方ですら言うのであれば、高い効果があるのかと思い、制作実績のホームページや当サイトで共起語を増やしてみました。

しかし、共起語を利用したところで、ホームページの検索順位が高まることはありませんでした。

共起語の利用よりも、ユーザー目線を第一にしたホームページの方が重要であると感じます。

まとめ

インターネットで見るSEO情報は過剰に感じます。

SEOでは、インターネットで見た情報を信じるのではなく、ユーザー目線のホームページの検索順位が高くなり、それを理解したうえでGoogleの公表だけを見ていくことが重要です。

現在SEOの情報収集を行っている方の参考になれば幸いです。