- 2023.10.07
過去の新着情報をホームページに公開してもSEO効果は出るのか
新規ホームページ制作を依頼いただいたお客さまから、「更新ネタが思いつかないので、過去の新着情報を公開していてもSEO効果が出るのか」と質問をいただきました。
過去の新着情報をホームページに公開してもSEO効果を発揮することは可能ですが、新着情報の構成や作成するページの内容に注意点が必要です。
当ページでは、制作実績のお客さまからいただいた「過去の新着情報を公開していてもSEO効果が出るのか」という質問に対する回答を紹介します。
ホームページ制作前の過去の新着情報を公開してもSEO効果が出るのか
ホームページ制作前の過去の新着情報を公開してもSEO効果を発揮することは可能です。
サーチエンジンは、新着情報だからSEO効果を弱めるといった対策はしていないので、サイト内にある、その他のページと同じ扱いをしています。
そのため、過去の新着情報であったとしても、ユーザーに価値のあるページであれば、SEO効果を発揮することが可能です。
ただし、新着情報の構成や作成するページ内容によっては、サーチエンジンから高い評価を得ることができないので、ホームページのSEO効果が高まることはありません。
では、どのような構成や内容の新着情報なら、ホームページのSEO効果が高まるのかを紹介します。
どんな過去の新着情報ならSEO効果が高まるのか
1ページに1記事を公開
過去の新着情報を公開して、ホームページのSEO効果を高めるのであれば、10記事などで1ページとするのではなく、1記事あたり1ページを作成できるようにしましょう。
制作実績のホームページで見ても、10記事で1ページにすると、1ページの内容を充実させることができますが、テーマの定まらないページになってしまうので、SEO効果を発揮しづらい構成となっています。
そのため、1記事あたり1ページを作成することを心掛けることによって、各ページのテーマを明確に定めることができ、高いSEO効果を発揮できる可能性が高まります。
公開日は新着情報の内容の日付
過去の新着情報を公開する場合には、新着情報の内容の日付を公開日にしましょう。
技術的なSEO要素で見ると、過去の日付でアップロードすることはSEO的には良いことではありませんが、しかし例えば1年前の情報を今日の日付でアップロードしてしまうと、ユーザーの混乱を招いてしまう可能性があります。
サーチエンジンは、ユーザー行動も検索順位に影響を与えているので、ホームページの内容はサーチエンジン目線ではなくユーザー目線の追求が重要になっています。
ビジネスとの関連性
過去の新着情報を公開する場合には、ビジネスと関連する内容に限定しなくてはならず、さらに言うと、御社が上位表示を狙っているキーワードに関連したテーマに限定した新着情報の更新が大切です。
サーチエンジンは、ページをベースにして、ユーザーに役立つページを上位に表示していますが、検索ワードとホームページの関連性も見ているので、ビジネスに関係しない内容を公開すると、SEOでマイナス評価となってしまいます。
訪問者が満足できるボリューム
新着情報には、訪問者が満足できるボリュームで公開するように心がけましょう。
例えば、サーチエンジンから訪問したユーザーがページを見たときに、2,3行しかないページに訪問してしまったら、すぐにブラウザバックをする方が多いと思います。
すなわち、単なる新着情報を公開するのではなく、それぞれのページで上位表示ワードを定めて、訪問者が満足できるくらいのボリュームのページ作成が必要です。
これまで多くのホームページに新着情報を使ったSEOをサポートしてきた経験で言うと、1ページあたり1,000文字前後は記述していくことを意識したほうが良い結果を得られるでしょう。
訪問者が魅力的に感じる内容
新着情報に公開する際には、訪問者が魅力に感じるページを作成しましょう。
例えば、大手企業のホームページの新着情報を見ると分かりやすいですが、どのページも新着情報のタイトルを見たユーザーが、満足できる内容を作成しています。
大手企業のように、ユーザーが魅力的に感じる内容が書けないという場合は、自社ができる最高の品質の文章を作成して、公開前に読み直しを行って、誤字・脱字や分かりづらい表現を改善するだけでも、飛躍的に新着情報の品質は高くなり、サーチエンジンからの評価も高くなるので、自然とSEO効果が高まっていきます。
まとめ
過去の新着情報をホームページに公開したときにSEO効果を発揮するための更新法を紹介しました。
ホームページによっては、新着情報でSEOを行うケースもあり、これまでの制作実績で見ると、新着情報でSEOを行いたいと言われた経験は10回程度あります。
新着情報であったとしても、サーチエンジンは、ページとして認識をしているので、SEO効果を発揮することができますが、ただしいくつかの注意点が存在しています。
新着情報でSEOをお考えの方の参考になれば幸いです。