- 2022.01.21
他のホームページから被リンクを獲得したときの注意点
SEOにおいて、被リンクの獲得は重要な要素の一つになっています。
しかし、なんでも良いから数を集めれば良いのではなく、被リンクを獲得した際には、注意点が存在しています。
今回は、これまで多くのホームページ制作を行い、公開後にSEOをサポートしてきた経験から、最低限知っておきたい被リンクの注意点を紹介します。
他のホームページから被リンクを獲得した際の注意点
ナチュラルリンクは見なくて良い
ホームページ制作後に、良質な新規ページを作成していると、自然発生するナチュラルリンクを獲得することが可能です。
ナチュラルリンクは、注視して見る必要がなく、数を集めることに全力で取り組みます。
なぜ、ナチュラルリンクには注意を払う必要がないかと言うと、仮に低品質だと判断をされたとしても、スパムと判断されるほど多くの数を獲得できるケースは稀になるので、サーチエンジンが自動的に無効化してくれるからです。
数を集めることにより、数本のナチュラルリンクがSEO効果を発揮するものであれば、御社のホームページは必ず検索順位が向上します。
SNSの被リンクはノウハウを分析
昨今、他のホームページから被リンクを獲得するよりも、SNSから被リンクを獲得するケースの方が多くなっています。
実際に、制作実績のお客さまや当サイトでも、他のホームページよりも、TwitterやFacebookなどのSNSからの被リンク本数の方が多い傾向が見られます。
このSNSの被リンクは、nofollowが付与されているので、直接的にSEO効果は高まりませんが、しかし訪問者数が増えるので、間接的に検索順位を高める効果があります。
現在のサーチエンジンは、ユーザー行動も含めてSEO効果を定めているので、SNSで拡散されたページを確認して、どのようなページを作成すれば、被リンクが獲得できるのかを調査しましょう。
そして、多くのページが拡散されれば、ホームページ全体のSEO効果を高めることが可能です。
登録型サイトは100%情報を埋める
自分で、国や協会などが運営するホームページにリンクを掲載する際には、ユーザー目線の原稿で登録情報を100%埋めるようにしましょう。
昨今のサーチエンジンは、価値のない被リンクは自動的に無効化処理をしているので、この価値を高めるには、被リンク元と先のページが良質である必要があるのです。
文字数が多ければ良質であるということはありませんが、各運営元がユーザー目線でテンプレートを考えているので、なぜその情報を入力する必要があるかを考えながら、ユーザーフレンドリーな原稿を100%埋めていくことが重要です。
スパムサイトからの被リンク
ホームページを運営していると、スパムサイトから大量の被リンクが行われてしまうことがあり、スパムサイトからの被リンクでは、以下の対策法が考えられます。
- 運営者に連絡を取り被リンクを外してもらう
- リンク否認ツールを使う
- Googleの対応を待つ
上記の対策で、スパムサイトの運営者に連絡を取って、被リンクを外して欲しいと伝えても、大半が無視されると思われ、さらにはGoogleの対応を待つにしても、最短でも数ヶ月が必要になるので、過剰に多い場合は、リンク否認ツールの活用がおすすめです。
ただし、これまでの制作実績で見ると、リンク否認ツールの登録数は少ない方がSEO効果を出せているので、登録したことを覚えておき、Googleサーチコンソールのリンクに該当のドメインが表示されなくなったら、リンク否認ツールから削除することを忘れないようにしましょう。
まとめ
他のホームページから被リンクを獲得したときの注意点を紹介しました。
サーチエンジンは、被リンクの質を確認していて、自社の被リンクの品質を高める努力が重要です。
さらに、低品質なものは、サーチエンジンが無効化してくれていますが、念のために、リンク否認ツールの活用も忘れてはいけません。
現在SEO効果の向上を狙い、被リンクの精査を行っている方の参考になれば幸いです。