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  • 2024.01.27

ホームページのSEOにマイナス影響がないページ削除の注意点

低品質なページを削除することはSEOに重要です。

これまで多くのホームページに対して、低品質と思われるページの削除をサポートしましたが、いくつかのポイントを理解したうえでページ削除を行わなければ、SEO効果を発揮しないどころか、逆に検索順位が下がる可能性あります。

当ページでは、SEO効果を高める目的で、ホームページのページを削除しようとお考えの方が知っておきたい注意点を紹介します。

ホームページにある低品質なページを削除するとSEO効果が出る

ホームページの検索順位を高めたいのであれば、低品質なページがあってはいけません。

サーチエンジンは、検索結果ページをユーザーに対して最適化したいと考えているので、良質なページを上位に表示したいと考えています。

サーチエンジンがどのように各ページの品質を判断しているかは不明ですが、これまでの経験則で言うと、良質をページを意識することで、自然と該当ページの検索順位が高くなり、サイト全体で良質なページが多いホームページは、上位表示が行いやすくなっています。

さらに、Googleはヘルプフルコンテンツアップデートを実装しており、ヘルプフルコンテンツアップデートとは、低品質なページが多いホームページの検索順位を下げる仕様です。

このように、SEOにおいては、ホームページに低品質なページがあることはマイナス評価を受けるので、低品質なページは少ない方が良いのです。

そこで、多くのウェブマスターが行うのが、低品質なページを削除することにより、ホームページの検索順位を高める対策です。

サーチエンジンやSNS検索を利用すると、低品質なページを削除した結果、サーチエンジンからの流入数が増えたという事例が多く公開されており、低品質なページを削除することは、SEOにおいて重要な対策の1つになるのです。

ただし、闇雲にページを削除してしまうと、SEOで大きなマイナスを被ってしまうので、お客さまに提案するページ削除の注意点を紹介します。

SEOでマイナス影響を受けないページ削除の注意点

人間とサーチエンジンが考える低品質は違う

人間とサーチエンジンが考える低品質には違いがあります。

人間が考える低品質なページは、文章を読み直したときに、内容が十分でなかったり、ユーザーが求めている文章を作成できていないなど、ページを読んだ時に魅力に感じなかった場合です。

サーチエンジンが考える低品質は異なり、文法の正しさや、意味が通じる文章になっているのか、他のホームページやサイト内で重複した文章を利用していないのか、同じテーマについて書かれているページはないのかなど、機械的に品質を把握しているのです。

そのため、お客さまが考える低品質なページをすべてホームページから削除してしまうと、検索順位が下がるリスクがあります。

これを理解せずに、闇雲に低品質なページを削除してしまうと、ホームページの関連性の低下から、サイト全体で検索順位を落としてしまうので、注意しなくてはなりません。

低品質と思うページはリライトができないかを検討

ホームページのすべてのページを読み直して、低品質なページを発見したら、まずはリライトを試みることが大切です。

リライトを行うメリットは大きく分けて2点あります。

1点目は、人間とサーチエンジンで低品質の基準が異なっているので、ウェブマスターが低品質だと感じても、サーチエンジンが高品質と評価している可能性があり、高品質と評価されていたページを削除して、検索順位が落ちてしまうことを防ぐことが可能です。

2点目は、サーチエンジンはホームページにあるページ数もSEOに影響を与えているので、仮にサーチエンジンから低品質と判断されたページを削除できていたとしても、リライトをした方がより高いSEO効果を得られるのです。

そのため、ホームページにある低品質なページは削除ではなく、まずはリライトが行えないかを検討することが重要です。

ページを削除する際には301リダイレクト先を探す

リライトができないと判断した場合は、ページを削除しますが、その場合には301リダイレクト先がないかを確認しましょう。

301リダイレクトとは、該当ページが持っているSEO評価を先ページへと最大で8割譲渡することができる転送設定になるので、適切な301リダイレクトを設定していれば、仮にサーチエンジンから評価されていたページを削除したとしても、大きなマイナスになる心配はありません。

ただし、関連性がないページへと301リダイレクトを行ってしまうと、ホームページのユーザーエクスペリエンスが低下してしまい、サイト全体のSEOに悪影響が発生します。

そのため、301リダイレクトを行う際には、ホームページに関連ページがないかを確認して、あれば301リダイレクトを行う必要があります。

関連ページがなければ削除を行う

ホームページに関連ページがない場合は、普通に削除だけを行いましょう。

ただし、注意点が1つあり、一度に大量のページを削除してしまうと、SEO効果が落ちてしまった場合に、元の検索順位に戻すことが難しくなってしまいます。

そのため、週単位でのページ削除スケジュールを定めることと、検索順位のチェックを毎日行うこと、アクセス解析の結果からサーチエンジンからのアクセス数を把握することが重要になります。

まとめ

ホームページのSEO効果を高めるためにページ削除を行う方へお伝えしたい注意点を紹介しました。

低品質なページを削除することで、SEO効果を高めることが可能ですが、人間とサーチエンジンで品質の見方が異なっています。

そのため、まずはリライトができないかを検討して、無理な場合にのみページ削除を行いましょう。

現在、ホームページの品質を高めたいとお考えの方の参考になれば幸いです。