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  • 2023.09.29

301リダイレクトとは?ホームページのSEO効果を高める使い方とリスク

301リダイレクトとは、ホームページの転送設定のことを言います。

301リダイレクトは、訪問者を関連ページへと転送することができるので、ホームページの成約対策としても効果を発揮できますが、SEO効果の譲渡にも効果を発揮するので、SEOを行っている企業では必須と言われています。

当ページでは、301リダイレクトとは何かや、正しい利用法、実施法、リスクを紹介します。

301リダイレクトとは

301リダイレクトとは、ホームページの転送設定のことを言います。

主な利用シーンとしては、ホームページにあるページを削除すると404 NOT FOUNDが表示されてしまいますが、そういった場合に301リダイレクトを実装することで、訪問者が自動転送されるので、404 NOT FOUNDが表示されることがなくなります。

また、301リダイレクトがなぜ多くのホームページ制作会社やSEO会社がブログ記事にしているかと言うと、301リダイレクトには、SEO評価の譲渡の役割もあるからです。

ページを削除する際に、普通に削除をすると404 NOT FOUNDになってしまうので、サーチエンジンからの訪問者数が減少することや、あまりに削除ページ数が多いホームページでは、ユーザーエクスペリエンスの低下から、サイト全体の検索順位を落としてしまいます。

そのため、削除するページと関連したページに301リダイレクトを行うことで、訪問者を転送することやSEO評価を譲渡することが可能になり、ホームページの集客と成果対策として利用ができるのです。

では次に、正しい301リダイレクトの利用法を紹介します。

301リダイレクトの正しい利用法は関連性

301リダイレクトを実施する際には、関連性があるページに対して行いましょう。

関連性がないページに301リダイレクトを行うと、例えば、お気に入り登録から訪問者が転送されてしまい、まったく関係がないページに訪れると、お気に入りの解除をされてしまったり、さらにはライバルサイトで成果に繋がるアクションを起こされてしまいます。

また、SEOにおいても、関連性があるページに対して行われた301リダイレクト以外は、サーチエンジンから無効化されてしまうので、SEO評価の譲渡を行うことができません。

少ないページ数であれば、関連性がないページに301リダイレクトを行ったとしても、ホームページのSEO評価にほとんど影響がありませんが、その数が多くなってしまうと、サイト全体のSEO効果を落とされてしまうので注意が必要です。

301リダイレクトは.htaccessで行おう

RewriteEngine on
RewriteRule ^sample1.html$ http://www.homepage.com/sample2.html [L,R=301]

制作実績のホームページや、当サイトでも.htaccessを使った301リダイレクトを実施しており、この方法が一般的だと思います。

.htaccessに上記のコードを記載して、サーバーにアップロードすることで、sample1.htmlからsample2.htmlへと301リダイレクトが行われます。

.htaccessを利用した経験がない方だと、少し難易度が高いと思われるかもしれませんが、簡単にできるものになっており、ホームページ制作会社に確認を取れば、すぐに記述法を紹介してくれます。

301リダイレクトのSEOリスク

サーチエンジンの判断でSEO効果が決定する

301リダイレクトのリスクは、関連性がないページに行ってしまう可能性があるという点です。

ウェブマスターが関連性があるページに行っているつもりでも、サーチエンジンが関連性がないと判断をしてしまうと、訪問者は満足できるかもしれませんが、SEO評価の譲渡の役割もありませんし、間違えた301リダイレクトが多くなると、サイト全体のSEO効果を落とす結果になってしまいます。

そのため、当社の提案としては、301リダイレクトはリスクが高いので、数を増やさないホームページ運営を行うことを推奨しています。

間違えた301リダイレクトは解除するまでSEO効果が高まらない

間違えた301リダイレクトを行ったホームページは、301リダイレクトを解除するまで、検索順位が高まらないそうです。

そのため、無作為に301リダイレクトを増やしてはならず、301リダイレクトを増やす際には、リライトで対応ができないかを考えて、どうしても無理な場合だけ実施するようにしましょう。

また、301リダイレクトは解除するまで、適切なSEO効果になることがないので、当社では1年半で解除していただくようにしています。

Google曰く1年あれば、301リダイレクトによるSEO評価の譲渡が終わっているそうなので、余裕を見て1年半で解除していただくことで、仮にSEOにマイナス評価を与える301リダイレクトであったとしても、適切な検索順位に戻すことが可能です。

301リダイレクトが多いホームページはSEO効果が出づらい

これまで多くのホームページのSEOをサポートしてきましたが、301リダイレクトが多いホームページはSEO効果を発揮しづらいと感じることが多いです。

根拠はありませんし、さらには301リダイレクトが多いホームページでもSEO効果を発揮していることもありますが、経験則的に、301リダイレクトが多いホームページはSEO効果が発揮しづらいと思います。

SEOを行っているホームページにとっては大きなリスクになっているので、過剰に数を増やすのではなく、十分に検討したうえで301リダイレクトを実施することが大切です。

まとめ

301リダイレクトについて紹介しました。

301リダイレクトは、ユーザーの転送やSEO評価の譲渡などがあるので、SEOを行っているホームページであれば必須の対策ですが、301リダイレクトにはデメリットも存在しているので、無作為に数を増やすことはおすすめできません。

301リダイレクトって何?とお思いの方の参考になれば幸いです。