セブンデザイン 成果を追求した大阪のホームページ制作会社

  • 2024.02.14

ペンギンアップデートが導入されたことでSEOがどう変わったか

ペンギンアップデートとは、Googleが2012年から定期的に開催していた低品質な被リンクを無効化するためのアップデートのことを言います。

ちなみに当時は低品質な被リンクを獲得しているホームページの検索順位を下げていたのですが、逆SEOが流行ってしまい、無効化に落ち着きました。

現在はペンギンアップデートの開催は行われておらず、通常アルゴリズムに加えられているので、対策を行う必要はありません。

ただ、知識として知っておくことは大切で、ペンギンアップデートが開催されたことにより、SEOに大きな変化が見られ、SEO効果の向上を狙っているホームページの運営法も大きく変わっています。

当ページでは、ペンギンアップデートが開催されたことにより、どうSEOが変わっていったのかを紹介します。

ペンギンアップデートが開催されるまでのホームページが行うSEO

ペンギンアップデートが開催されるまでのSEOは、被リンク対策が中心でした。

当時は、ホームページ制作よりも、被リンクの獲得に力を入れるお客さまが多く、ホームページの更新をせずに、毎日被リンク本数を増やす対策を行っていました。

これでは、どんなにGoogleが検索順位を最適化したとしても、すべてのホームページが低品質で被リンクばかりを集めている状態になるので、最適な検索結果とは言うことができませんでした。

もちろん、当時から被リンク対策を行っていない良質なホームページも多くありましたが、被リンクのSEO効果が異常に高かったので、100位以下の検索結果になっており、ユーザーが目にすることはありませんでした。

そのため、Googleは、検索結果を最適化するために、ペンギンアップデートを開催して、低品質な被リンクが多いホームページの検索順位を引き下げる対策を行ったのです。

ペンギンアップデート直後のSEOの問題点

ペンギンアップデートで低品質な被リンクは、ホームページの検索順位を下げてしまう仕様に変更され、そこで流行ったのが逆SEOです。

逆SEOとは、自社のホームページの検索順位を上げるのではなく、自社よりも上位に表示されているライバルサイトの検索順位を下げる対策です。

低品質な被リンクをライバルのホームページに行えば検索順位を下げれるので、当時のサーチエンジンの検索結果は、ひどいことになっていました。

そこで、Googleがすぐに対応を行い、低品質の被リンクを無効化し始めたのです。

これにより、ライバルのホームページに、逆SEOを行ったとしても、基本的には無効化されてしまい、さらにはサーチエンジンの認識次第では、ライバルサイトの検索順位を上げてしまう可能性が出てきたので、一気に逆SEOを行う企業がなくなったのです。

そして、Googleは、逆SEOも無くなったタイミングで、ペンギンアップデートを通常アルゴリズムに加えて、被リンクの代わりに、ホームページの品質でSEO効果を定めるためのアルゴリズムを加えています。

現在のホームページが行うSEO

ペンギンアップデートが通常アルゴリズムに加えられるようになったころ、ホームページに行うSEOの在り方が大きく変わりました。

従来は、被リンク対策に力を入れる企業が多かったですが、低品質な被リンクは無効化され、逆SEOは費用対効果が悪い対策になっています。

そこで、各企業が行ったSEOは、サイト内に良質な新規ページを作成することです。

サーチエンジンは、被リンクの価値を下げると同時に、良質なホームページの検索順位を上げる仕様に変更しています。

そのため、多くの企業がSEO効果を発揮するために取り組んだのが、ホームページ制作時から、品質を意識したページ作成を行いながら、集客したいSEOワードに関連する新規ページを作成することです。

実際に、この効果は高く、制作実績のホームページの多くが、被リンク本数が0でも、良質な新規ページ作成を行っていれば、高いSEO効果を実現しています。

これが現在のSEOになっており、確かに、検索ワードによっては、まだ最適な検索結果ではないと感じることもありますが、過去に比べればかなり良い結果を生成するようになったと感じます。

まとめ

ペンギンアップデートが導入されたことでSEOがどう変わったかを紹介しました。

昔のSEOは、ホームページに被リンクを集めることさえできれば、高い検索順位を獲得することができていたので、多くの企業がホームページを公開後は被リンク対策だけに取り組んでいました。

しかし、現在では良質な新規ページ作成の継続がSEO効果を発揮するので、多くの企業が品質を意識したページ作成に取り組んでいます。

まだ完璧な検索結果とは言えませんが、それでも昔に比べると検索結果ページのランキングは良い結果になっていると感じます。

現在、SEOに取り組んでいる方は、ホームページに良質な新規ページを作成して、サーチエンジンからライバルサイトよりも優れているホームページだと認めてもらう対策を行えば、必ず狙ったキーワードで検索順位を高めることが可能です。