- 2022.09.15
ペンギンアップデートを意識したSEOは被リンクの質
昨今のホームページ制作では、被リンクは自演で行ってもほとんど効果がなく、あまり実施される企業はないかもしれません。
そのため、あくまで基本情報としてご紹介し、ホームページ制作後のSEO作業の効率化を図れればと思います。
このペンギンアップデート以降、制作したホームページに付く被リンクは、かなり品質を求められる仕様であり、自演の大半が時間の無駄に終わるでしょう。
ペンギンアップデートとは
成果が出るホームページ制作を追求しているお客さまにはあまり関係がないですが、グーグルはペンギンアップデートと言われる仕様変更をしています。
仕様変更が開催されたのは、パンダアップデートと同時期になる2015年ごろです。
従来のホームページ制作後にSEO効果を出すには、被リンク本数が非常に大切で、多くの企業が無料ブログなどを解説していました。
そこで、まったく関係がない自分の趣味や、最悪のケースでは文法は正しいけれども、意味不明なコンテンツを作り、そこから被リンクを行い、上位表示を実現していました。
ただこの結果は、グーグルやヤフージャパン、マイクロソフトビングなど、日本で主要なサーチエンジンは良しとしていませんでした。
ただ、まだその当時は、制作したホームページ内の品質すらまともに計測ができておらず、単語数が多いなどがベースになり、当然被リンクも本数でしか確認ができません。
そして2015年ごろに、ペンギンアップデートが実施され、関連性が低いあるいは低品質なコンテンツからはすべてマイナス評価を与える仕様になりました。
当時のグーグルの発表によると、色々と調べましたが、品質が低いまたは自分で本数を増やす目的で制作したホームページからはマイナス評価を与えると言っているだけでした。
ただ、実際に検索ランクを見てみると、上位表示を実現していた大半の企業が2ページ目やひどい場合だと100位以下まで落ちています。
そして、多くの企業サイトでは、自演系をすべて解除し、実際にランキングを戻す作業に、1年くらいの期間を費やしていました。
そして、さらにアップグレードされている現在において、価値がないものはすべて自演系と言っても良いでしょう。
また、さらには、被リンクを目的として制作されたホームページなども対象になり、現在においてはほぼ自分で操作するのは不可能である状態です。
ただし、昔はマイナス評価になっていたのですが、現在では、0評価へとシフトされています。
その理由は、低品質が多いとマイナスだと分かると、SEO業者などがライバル企業に対して低品質なものを大量に行い始めたからです。
従来は非常にSEOとして切り離せないくらい重要だった被リンクですが、現在のホームページ制作では提案をする機会は無くなりました。
ペンギンアップデートの被リンクSEOのポイント
ペンギンアップデートのポイントを紹介します。
一般的な成果が出るホームページ制作では、コンテンツ作成提案が主流で、あまり関係がないかもしれませんが、知識として知っておきましょう。
自然発生を狙う
ホームページ制作時から自然発生、すなわちナチュラルリンクだけを追求し、とにかくユーザーフレンドリーなコンテンツ作成を意識しましょう。
本当に良質なコンテンツを作成すれば獲得できるのかと思われる方も多いと思いますが、確かな効果があります。
ただ、相当な運営努力量が必要で、1ページを作成したくらいでは効果が見られず、100ページくらいは必要です。
これらを獲得すると、仮に無効化されたとしても、自然発生であり、御社に痛手は一切なく、さらには価値があるものならランキングを高めることが可能です。
国や行政運営サイト
国などの運営サイトは、登録申請を行えば、被リンクが獲得できます。
当社はサイト公開後に、リストをエクセルで納品し、登録申請作業をお願いしています。
効果としては、おまじない程度であり、もしかすればよい結果を与えているかもしれませんが、恐らく大半が無効化処理をされています。
サテライトサイトや無料ブログは予算の無駄
自分が作成したサテライトサイトや、無料ブログなどは、大半が無効化処理の対象だと理解しましょう。
結構未だにホームページ制作後に、予算が必要がない無料ブログを運用して被リンクを増やしたいと言われるケースがあります。
ただ、ほとんど意味がなく、さらにはサテライトサイトや無料ブログを更新する時間を本体サイトに回したほうが圧倒的に良い効果を得られます。
ホームページ制作は始まりであり終わりではないので、1サイトに絞って適切に運用スケジュールや戦略、戦術を策定して更新作業を継続しましょう。
そうすれば、必ず期待以上の順位へと成長します。
成果が出るホームページ制作後に関係ないペンギンアップデート
ホームページ制作後に成果を出すには、ペンギンアップデートを理解して被リンク獲得が大切で、基本はほぼ無効化され、自演系は時間の無駄で、自然発生だけを狙うことがおすすめです。
実際に昨今で言えば、自演行為を行ったお客さまが成果を出した事例は一切ありません。
そのため、ユーザー目線でコンテンツ作成を継続することこそが大切であり、ペンギンアップデートに関係がなく成果を発揮できると理解をした対応を推奨します。