セブンデザイン 成果を追求した大阪のホームページ制作会社

  • 2023.09.18

成果が出たペットホテルのホームページ制作法

昨年の末に、Web制作会社の下請けとして、ペットホテルを営む企業のホームページを制作しました。

ペットホテルのホームページを制作する際に、お客さまが期待されたのが、ユーザーニーズに応えることができるデザインやコンテンツを作成して、多くの成果を獲得することになります。

先日、お客さまからホームページから成果が出始めていると報告があったので、当ページでは、どのようにペットホテルのホームページを制作して、運営を行っていただいたかを紹介します。

ペットホテルのホームページ制作法

500,000円で成果が出るホームページを制作したい

Web制作会社の下請けとして、ペットホテルのホームページ制作をお受けしていますが、ヒアリングやプレゼンテーション、当社でお客さまとの普段のやり取りを対応しています。

ヒアリングにお伺いすると、「初めてホームページを制作するので、そこまで高い予算取りはできず、500,000円前後ホームページを制作することは可能か」と言われました。

さらに、お客さまが期待されたのが、成果を出すことになっており、500,000円で成果が出るホームページ制作は少し厳しいと話しています。

ただ、社長から今年の4月1日にホームページを公開しろと言われているので、これから予算内で成果が出るWeb制作会社を探すことは時間的に難しいと言われました。

元請けになるWeb制作会社との関係上、断ることもできなかったので、値引きをして500,000円でホームページを制作し、公開後は継続して運営を行っていただき、成果が出始めれば、少し予算を高めにした運営で依頼をいただける条件で、お受けすることにしました。

では、どんなペットホテルのホームページを制作したのかを紹介します。

制作目的の明確化

ホームページを制作する際には、制作目的を明確にしなくてはなりません。

多くの企業に、制作目的をヒアリングすると、問い合わせの獲得や商品の販売と答えられますが、それではホームページ制作に役立てることができません。

そのため、ペットホテルに対して、現在ホームページがない状態で問い合わせを得ている理由は何かを確認しました。

そうすると、「他のペットホテルとは違い、放し飼いの状態でペットをお預かりして、さらには庭や近隣には大きな公園があり、結果、サービス力が高いということで、口コミで問い合わせをいただいている」とのことです。

この話は魅力的だと感じたので、「ペットが快適に過ごせるペットホテルのホームページを制作して、魅力に感じてくれたユーザーから問い合わせを獲得する」という制作目的を設定しています。

ユーザ目線のワイヤーフレームとウェブデザインを作成

ワイヤーフレームでは、制作目的を達成するために必要なコンテンツや、内部リンクを使ってユーザーをホームページにある複数のページへと誘導することを意識して作成しています。

ワイヤーフレームの作成段階で、お客さまに好みや理想のデザインはないかと確認をしたところ、数社の大手企業のホームページを提示されました。

デザインを見た後、どこが優れていると感じたのかを確認し、その理由と当社の成果を追求したホームページ制作のノウハウを活かしたデザイン提案を行っています。

当社のデザイン作成のポイントは、見込み顧客が一目でペットホテルのホームページと分かる点と、各ページで重要なキーワードを目立たせる、ユーザーが操作しやすいメニューやリンクボタンのデザインを提案しました。

良質なコンテンツ作成

ワイヤーフレームが完成したら、当社が提案したディレクトリリストを確認して、各ページのSEOワードを把握したうえで、ユーザーのことだけを考えて、ホームページの原稿や画像などのコンテンツ作成を行っています。

SEOワードを確認することにより、そのページで重要なキーワードが明確になるので、そのキーワードで検索して訪れたユーザーに対してのコンテンツ作成が可能になります。

ホームページ制作で高い成果を実現するには、SEOワードの確認は必須になっており、具体的にユーザーが訪れる検索ワードが分かることで、コンテンツに過不足をなくすことができるので、よりユーザーフレンドリーなホームページへと成長します。

サーチエンジンから見込み顧客を集客するSEOの実施

ペットホテルのホームページでは集客対策としてSEOに取り組んでいます。

現在のSEOでは、難しい対策は行う必要はなく、継続した新規ページ作成を行うだけで多くのホームページでは上位表示を実現しています。

そのため、ホームページ制作時のポイントとして、良質な新規ページ作成を行える仕組み作りが重要で、スタッフブログの作成を提案しました。

お客さまの声コンテンツも更新ができるようにはしていますが、お客さまの声は、原稿量が少ない傾向が見られたので、1つで1ページではなく、10個で1ページになっています。

そのため、各ページにテーマが存在していないので、高いSEO効果を出すことが難しいと判断して、テーマを定めた投稿ごとに1ページが作成できるスタッフブログの新規ページ作成でSEOを行うことになっています。

お客さまはスタッフブログの更新が初めてであり、さらには普段から文章作成を行っていないと言うことでしたので、ペットホテルに関するノウハウ系のページの作成は辞めることにしています。

どのような内容で更新をしていただいたかと言うと、普段の業務の中で写真を撮影してもらいながら、その記録でページを作成することになります。

昨今のSEOでは、E-E-A-Tと呼ばれる評価軸があり、E-E-A-Tとは、Experience(経験)、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)の頭文字を取った略になります。

すなわち、普段の業務の内容をスタッフブログに公開することで、最低でもExperience(経験)を満たすことが可能です。

さらに、ペットホテルに関するページだけを作成することで、専門性も高まり、ユーザーに読まれることを意識することで信頼性も高まります。

権威性のみは、リアルでの活動が重要になってきますが、お客さまのペットホテルでは、国から何度か表彰され、新聞記事や雑誌などにも掲載された経験があるそうなので、権威性に問題はありません。

このように、普段の業務であれば、ホームページの運営担当者の方も文章作成が行え、さらにはSEOに重要なE-E-A-Tも満たせるホームページへと成長させることができるので、高い検索順位を獲得できる可能性が高まります。

Twitterを活用して新たな見込み顧客を集客

当社のホームページ制作では、Twitterに力を入れた提案を行っており、Twitterは最大140文字、画像が4枚までになるので、スタッフブログの更新を行いながらでも、コンテンツの投稿が行いやすい魅力があります。

まずTwitterアカウントの開設を行っていただき、名称やプロフィール、ホームページを公開した後にURLなどの初期設定を行っていただきました。

さらに、スタッフブログの下部にソーシャルボタンを設置しており、記事を見て良いと感じてくれたユーザーが、そのページのURLをSNS内で拡散しやすいようにしています。

初期設定後に、ホームページ制作中ではありますが、Twitterの運用を開始していただいています。

Twitterの運用では、3つのポイントがあります。

1つ目は、ホームページと同じテーマで投稿することになり、今回で言えば、ペットホテルに関する情報配信だけに特化していただくようにしています。

投稿内容をペットホテルに限定することで、Twitterユーザーが一目でペットホテルのアカウントと認識することが可能になり、さらにはホームページへのリンクを掲載したときには、見込み顧客がリンクをクリックしてくれる可能性が高くなります。

2つ目は、ホームページ制作中から有益なコンテンツを投稿しながら、フォロワー数を増やすことです。

フォロワーは、自然に集めることを意識して、自分で無差別に多くのアカウントをフォローして、フォロバを待ち、しばらくしたらフォローを解除するなどの対策ではありません。

あくまでフォロワーは、少しでもペットホテルに興味がある方に限定しなければ、Twitterからホームページへと訪問者を誘導できませんし、TwitterのDMからの問い合わせも獲得できません。

3つ目が、自分からTwitterユーザーとコミュニケーションを楽しむことです。

本来のSNSの役割はユーザー同士でコミュニケーションを楽しむものになっています。

実際に、制作実績のホームページを見ても、単にTwitterを情報発信の場と考えて、ホームページと同じように企業から見込み顧客に情報発信を行っている会社は、それほど高い効果を得ることができていません。

しかし、積極的にユーザーとコミュニケーションを行っているホームページでは、SEOの方が訪問者数は多いですが、SNSからのユーザーの方が成果に繋がるアクションを行ってくれています。

ホームページを制作した目的は、見込み顧客を集めることではなく、成果を出すことになるので、当社ではSNS運用を行われる企業には、楽しむことの重要性をお伝えしています。

ペットホテルのホームページ運営法

スタッフブログの更新

ホームページの公開当初は、最低でも毎日1ページの作成をお願いしましたが、スタッフブログで更新する内容が、業務日記に近いイメージなので、毎日2,3ページの作成を行われていました。

また、投稿内容は、素人が見ても楽しめる内容になっており、動物に興味がある方であれば、楽しみながら閲覧することが可能です。

現在の効果として、多くの見込み顧客をサーチエンジンから集客しており、さらにはTwitterからスタッフブログのページに直接アクセスする方も多く、制作実績のホームページの中でも、5位以内にはランクインするほど、高い集客効果を実現しています。

YouTubeからの集客

当社が強くお客さまにお願いしたのが、動画配信になります。

ペット関係のホームページや動画は、ユーザーの興味・関心を引けるコンテンツと言えます。

そのため、iPhoneやiPadを利用して、普段の業務内容を動画を撮影して、その動画ファイルをYouTubeにアップロードしていただいています。

YouTubeに動画をアップロードすることで、概要欄に自社サイトのリンクを張ることができたり、さらには容量を気にせずに、スタッフブログに動画を埋め込めるようになります。

現在、ホームページのアクセス解析を見ても、YouTubeからのアクセスの多さや、さらにはスタッフブログに動画を埋め込んだページのユーザーの滞在時間が高くなっており、ホームページの成果に結び付くコンテンツになっています。

まとめ

Web制作会社から相談をいただいたペットホテルのホームページ制作法を紹介しました。

現在、ペットホテルのホームページは高い成果を実現しています。

現在、ホームページ制作を検討中のペットホテルはご相談いただければ最良の提案をいたします。