- -作成前
- 2022.06.20
士業サイト制作時に効果があるコンテンツ作成
以前からうすうすは理解はしていたのですが、先日弊社が行政書士事務所のホームページを制作しました。
そちらのホームページ制作では、集客はSEO一本で成果を出したいというご要望をいただいています。
もちろん、サイト運営をしっかりと行っていくので、指示をしてもらえれば、しっかりとその対策を継続するとお約束をいただきました。
成果を出すためのホームページ制作
弊社がSEO効果を出すためのホームページ制作では、クローラビリティーを考えることと、サイト運営が行えるコンテンツを作成することです。
もちろん、サイト運営時には、成果が出る更新法をレクチャーさせていただきますので、ご安心ください。
これをベースとして、お客さまの希望であるSEOで成功させ、成約数をしっかりと獲得できるホームページを検討いたしました。
そこで考えたのが大きく分けて以下になります。
- 狙ったキーワードで上位表示を実現
- ビジネスに関する多くのキーワードで1ページ目
- サイト運営は遅くても2日に1ページ
- ホームページ内部の改善は半年に1度依頼
これらをベースに考えていく必要があり、これらは一般的によくあるパターンです。
ただ、士業さまのホームページ制作では、ヒアリングでお話をしていて感じたのが、確実性とスピード感も大切だということです。
広告代理店さまもおっしゃっていましたが、少し売上が減少傾向にあるそうで、なるべく早く売り上げをたてなくてはなりません。
そのため、従来であれば、ルールに則ってスタッフブログを運営いただくのですが、今回の士業さまでは、サービスページの充実をまず第一優先いたしました。
もちろん、サービスを網羅した後は、スタッフブログ運営を行っていただいています。
サービスや業務案内ページを充実
まず初めに行ったのが、サービス紹介や業務案内の充実です。
これらのコンテンツはワードプレスを導入して更新ができるようにはしていますが、ホームページ制作前にしっかりとどのようなページを作成するかをお客さまと検討しています。
実は、現在のSEOでは、重要キーワードにおいては、流入キーワードを定めたページを作成する必要があります。
例えば、相続で検索結果に表示されるページがないのに、相続の注意点や相続対策法などの相続に関連するページを作っても、相続での検索キーワードは上がりません。
そのため、後々スタッフブログを更新する想定で、サービス内容をしっかりと検討いただきました。
もちろん作成するのはお客さまになります。
そして大体ですが、40ページほどを検討いただき、この40ページを適切に誘導ができるようナビゲーション配置を行いました。
この作業は、原稿作成や画像の用意も含め、ホームページ制作中に行っていただけましたので、公開後はスタッフブログなどの更新に力を入れていただいています。
過去の事例を探し出す
当ホームページは事例紹介を制作しました。
スタッフブログだけでも良いかなとは思ったのですが、スタッフブログだけだと更新作業が大変になるので、継続難易度が上がると思い、事例紹介コンテンツの提案をしています。
そしてこの事例紹介は、2つのポイントがあり、まずは公開直後は過去の情報を引っ張り出しながら、その内容を自分で入力する作業になっています。
そして公開後は、自分でなるべく原稿作成が必要が無いように、ご依頼いただけたお客さまにアンケートをお渡しし、そちらの回収を行っていただくようにしました。
この対策は実はそれほど多くの事例が集まらないと言う話をして、何か書いてくれれば特典があったほうが良いとお伝えしています。
ただ、実際にアンケートを書いてくれたからと言って、業務上の話として、料金の値引きくらいしか行えないという結論になり、現在実施はしていません。
現状で言えばですが、実は確実に増えてはいます。
なぜかと言うと、ヒアリングや提案、作業内容などをすべてメモをしておいて、その内容で自分で更新しているそうです。
また、こちらのコンテンツについては、基本的には他の業種であれば画像やYouTubeを中心にしますが、士業であるため、画像がほぼないテキストが中心のページになっています。
定番のスタッフブログ
そして最後にスタッフブログも作成しています。
このスタッフブログは、さすがは士業さまと言った感じで、各ページそれぞれしっかりとした文章を書かれています。
実際にウェブマスターさまは、業務をこなしながら、記事を書いていただいているのですが、1日1記事の作成をノルマとしています。
確かにプロのライターのように読みやすいかと言われれば、少し専門的で分かりづらさは感じますが、弊社が読んでも理解できる箇所が多いので、しっかりと原稿作成を行っています。
公開後少しずつ業務内容が上がった
メインで狙うのは、【行政書士 大阪】や【司法書士 大阪】などの比較的難度が高いSEOキーワードです。
これらのキーワードは公開後、1ヶ月程度では、50位前後になっていましたが、実はその時から、業務内容例えば【相続 大阪】などのキーワードでは上位表示ができていました。
上位表示と言っても1ページ目ではありましたが、非常にお喜びをいただき、サイト運営のモチベーションに繋がったと思われます。
当社のこれまでの経験で言えば、最近のSEOは本当に難易度が上がっています。
グーグルは、2ページ目でも3ページ目でも流入ができるように対策をしていますが、最近の傾向としては、5位以内に入らないとお問い合わせが増えないように思います。
そのため、1ページ目がスタートラインだと考え、メインキーワードもそうですが、業務名を5位以内にするために、サイト運営を継続していただきました。
メインキーワードが8位になったら
それから3,4ヶ月が経過した後、弊社がGRCを回すと、お客さまのホームページがメインキーワードで8位前後になっていました。
そのためすぐに電話を入れてみたのですが、お問い合わせが満足できるくらい獲得できているとおっしゃっていました。
また、サービス名などについても、大体40ページくらいあったのですが、30くらいのキーワードが1ページ目にランクインしているようです。
これで弊社の使命は達成したと思い、今後は現在の作業の継続と、その段階から半年後にグーグルアナリティクスなどのアクセス解析を使ったサイト改善を行うとお約束いただきました。
お客さまはもちろんWebサイト制作会社も大変
弊社は、大阪で利益を追求したホームページを提供するWebサイト制作会社です。
そしてこの利益を出すためには、まずはSEOが必須であると考えています。
そのため、これまでほぼすべてのホームページでSEOを提案して結果を出してきましたが、このSEOは本当に大変です。
行えば必ず上がるモノではなく、最終判断はグーグルやヤフー、ビングなどの検索エンジンです。
そのためにできることをすべて提案をしなくてはならないのですが、効果が出ると言う保証ができません。
当実績はもちろん他の実績でもお客さまは、弊社の話を信頼して、対策を継続してくれています。
そのため、現在は何とか目標は達成できていますが、しかしかなりの精神的ストレスは感じています。
SEOはお客さまだけではなく、Webサイト制作会社もダメージを追っています。
そのため、一緒になって頑張っているとご理解をいただき、継続したサイト運営をお願いしたいと思います。