セブンデザイン 成果を追求した大阪のホームページ制作会社

  • 2022.11.26

賃貸不動産会社のホームページで成果を出すなら物件詳細の有効活用

賃貸不動産のホームページ制作は、単なる情報提供以上の価値を持っています。当社が手掛けたサイトは、代表者一人から組織を拡大するほどの成果を生み出しました。成功のカギは、物件詳細の有効活用にあります。このページで、その方法を明らかにして参ります。

賃貸不動産サイトの制作で大切な物件詳細

物件詳細ページは、賃貸不動産サイトの心臓部と言えるでしょう。訪問者が何よりも重視するこのページは、独自の魅力と価値を持っていなければ、数多くのライバルサイトとの競合に勝てる可能性は低くなります。

一昔前、物件情報をネットで調べるという行為は特異なものでしたが、今では常識となっています。そのため、物件詳細ページをただ作るだけでは不十分です。何が特別なのか、何が違うのか、それをユーザーに感じさせることが大切です。

私たちが以前手掛けた神戸と大阪を中心とした賃貸不動産会社のサイト制作では、そうした独自の魅力を追求しました。物件自体の情報はもちろん、その周辺の生活情報、例えば最寄りのコンビニや公園、レジャースポットなどの情報を詳しく掲載することで、物件の魅力だけでなく、その物件での生活のイメージを膨らませることを目指しました。

そして、この詳細情報のページを制作するにあたり、更新の手間や労力も考慮しました。すべての情報を一度に完璧にするのは難しい。そこで、情報を段階的に充実させていくというアプローチを提案し、実際にその方法でサイトを成長させていきました。

物件の情報だけでなく、その周辺環境や日常生活における便益、そして実際の住環境を想像しやすくすること。これが、賃貸不動産サイトの制作で大切にすべき物件詳細のポイントです。

賃貸物件が決まった後でもページ削除はしない

賃貸物件が契約済みになった後も、ホームページに公開し続ける理由について、多くの方が疑問に思うかもしれません。実際、私がホームページ制作に関わってきた経験上、多くの賃貸不動産会社が物件が決まった後もページを公開し続けるのは、SEOの観点から見ると大きなメリットがあります。

ご存知のように、物件が既に契約済みだと知らせずに掲載し続けるのはユーザーにとって不親切です。しかし、そのページを完全に削除するのも、SEOの観点から見ると得策ではありません。私たちがこれまでに関わった多くのホームページ制作では、404エラーの発生を避けるため、物件が決まった後もページを存続させる方法を取り入れてきました。

具体的には、物件が成約済みとなった場合、ページタイトルや詳細部分に「成約済み」という表記を追加することで、訪問者に対してその物件が既に契約されていることを明確に伝えます。これにより、訪問者が間違えて成約済みの物件に興味を持つことを防ぐとともに、SEOの観点からもページの存続を保つことができます。

もちろん、ページを削除せずに成約済みの表示をすることで、訪問者の混乱や不満を招くことは避けたいと考えています。そのため、わかりやすく「成約済み」のバナーやテキストを大きく表示することで、訪問者に迅速に情報を伝えるよう心掛けています。

結論として、物件が成約済みとなった後もホームページ上にページを残すのは、SEOの最適化とユーザー体験の両方を考慮した結果です。私たちが提供するホームページ制作では、ユーザーにとっての利便性と、SEOの効果を最大化するためのバランスを常に意識して取り組んでいます。

賃貸不動産サイトの物件詳細はSEO以外にも集客対策を

賃貸不動産サイトの物件詳細ページの集客対策として、SEOの活用はもちろん非常に重要ですが、他の方法も考慮する価値があります。物件情報の発信源として、SNSの利用が近年注目されています。

特に、ツイッターの検索機能は意外と見過ごされがちですが、実際に賃貸物件を探している方々がツイッターで情報を探しているケースも少なくありません。私も以前、ある賃貸不動産サイト制作の際に、ツイッターの運用を提案したことがあります。その背景には、ツイッターのリアルタイム性やターゲット層の広さ、そして賃貸物件の魅力を短文で伝えることが可能な点からの提案でした。

しかし、運用を担当する代表者からの意見としては、既にSEO対策で手一杯で、さらにツイッターを併用することでの負担が増えるとの懸念がありました。ソーシャルメディアの運用は確かに毎日の定期的な投稿が求められ、これが負担となることも理解できます。特に、ネット環境に慣れていない方にとっては、ツイッターのチェックや投稿は難易度が高くなりがちです。

このような背景から、その時の提案はツイッターの活用には至らなかったのですが、私としては、今後の機会に再度ツイッターの利用を検討していただくようアドバイスし続けています。それは、ツイッターが持つリアルタイム性やユーザー層の幅広さは、賃貸不動産サイトの集客対策として有効であると確信しているからです。

まとめ

賃貸不動産サイトの制作において、過去にはワードプレスを利用していた経緯があります。確かに、ワードプレスは更新やブログコンテンツの管理が非常に便利です。しかし、最近ではフルスクラッチによるシステム開発を採用してリニューアルしています。この選択は、SEOの観点だけでなく、サイト運営の効率やソースコードのクリーンさを追求するためのものです。なお、SEOにおいて飛躍的な効果が出るわけではありませんが、全体的に質の高いホームページ制作を目指しております。

また、賃貸不動産会社はデータを基にしたサイト改善を進めています。具体的には、グーグルアナリティクスの数値データを活用し、ホームページの成約率を高める取り組みを行っています。この過程で、当社は一部のウェブページのリライトを支援しています。ただし、検索からの流入数が多いページは、評価の変動を避けるため、リライトの対象から外しています。現段階では大きな成果はまだ見えにくいものの、微細な改善が始まっています。今後も、サイトの更なる改善と集客力の向上を目指して取り組んで参ります。