- -制作法
- 2022.06.20
よくあるリクルートサイト制作のパターンを紹介
当社にリクルートサイト制作のご相談をいただく際に大きく分けていくつかのパターンがあります。
これから求人サイトを作られる方は、このパターンを理解することで、大体の費用感やどんなイメージになるのかを知ることが可能です。
当ページではあくまで弊社によくあるパターンになるのでそれ以外もあるかもしれませんが、ご紹介をしたいと思います。
主に予算と成果で決定
リクルートサイトでは、基本的には予算とどのような成果を得たいかで、どんなホームページを制作するかを決定するようにしましょう。
例えば、予算が10万円前後なのに、大企業が持つようなホームページを制作することは不可能です。
また、リクルートサイトをご依頼いただいたときによくあるのが、写真撮影もセットで依頼されるケースが本当に多くあります。
そのため、写真撮影は別予算になっていて、弊社は写真撮影サービスを提供していないので、弊社の取引会社に依頼をしています。
もちろん、クライアントさま自身で、カメラマンの知り合いの方がいらっしゃる場合はそちらを利用いただいても問題ありません。
ただ、ホームページで利用するデータである認識を持っていただければと思います。
例えばあまりに容量が大きい画像をこちらで処理したり、写真が綺麗に見えるような調整は写真撮影企業自身で行っていただければ幸いです。
では実際に弊社によくあるご相談のパターンをご紹介します。
価格は安いがコンテンツとして公開
既存サイトの中に採用ページを作成して、そこに先輩の声や募集要項、勤務地、エントリーフォームのページを制作します。
実際にこれらであっても十分に効果を発揮できますが、ただし、御社をまったく知らない求職者が訪問した場合には魅力を十分に伝えるのが難しくなります。
一般的にはホームページは取引企業や新規顧客開拓のために制作されています。
そのため、用語の問題やホームページで公開しているコンテンツは、新規開拓か既存顧客向けに作成された原稿になってきます。
例えば、中途採用だけで経験者限定であれば、既存サイトに掲載している内容だけでも問題はありません。
が、新卒や異業種からの転職を考えられている方にとっては少し不親切なホームページになってしまいます。
ただ、ホームページ内のコンテンツになるので、基本的には同じウェブデザインでも問題がなく、それほどコストがかからないメリットがあります。
作り込むがエントリーは求職サイト
リクルートサイトを作り込み、ターゲットになる求職者に合わせた原稿や画像を設置したホームページです。
こちらのホームページでは、原稿や画像、ディレクト―などすべてが求職者向けになっているので、高いエントリー率を期待することが可能です。
実際にこちらのパターンがもっとも多いのではないでしょうか。
ただし、一点だけ注意点があり、それはエントリーフォームや会員登録はすべてリクナビやマイナビの機能を使うため、御社内では求職者のデータは蓄積されません。
なぜホームページを作るのに、エントリーだけを求人サイトを利用するかと言うと、データの一元化をしたいと言われるケースが多いです。
求職サイトを利用してエントリーされる方と、自社サイトからエントリーされる方で、データ閲覧方法が異なるのは嫌だと言われる事例が多いです。
そのため、こちらについては、エントリーサイトを新規で制作しますが、エントリー周りはすべて求職サイトになるため、少しだけ安く提供することが可能です。
エントリーも自社サイト
最後にエントリーも自社サイトで行うパターンもあります。
当社のこれまでの実績としては、2,3サイトしか依頼をいただいた経験がありません。
この場合に重要になるのが、応募された方の情報をどうやってまとめて閲覧するかになっています。
それぞれ個別で見ていけば良いと思われるかもしれませんが、ウェブマスターさまはお忙しいので、確認ミスが発生してしまう可能性もあります。
そのため、これらの確認ミスをできる限り減らすための対策を別で講じなくてはならず、比較的高いお見積りになってしまいます。
初めてならコンテンツとして
弊社のこれまでの経験上、初めてのリクルートサイトであれば、コンテンツとして公開しても良いと思います。
もちろん、予算が潤沢であれば、最初から理想像でリクルートサイトを用意しても良いですが、一般的には限られた予算内での対策になります。
そのため、まずはしっかりとコンテンツとして作ってみて、その効果などを検証したうえで、毎年バージョンアップをしていくのが良いでしょう。
そして、バージョンアップを繰り返し、理想の形ができてから、ウェブデザインだけの変更のためにリニューアルをするのをおすすめしています。
どのようなホームページであっても公開して終わりと言うケースは本当に少ないです。
小さく作って大きく育てるが、基本になっています。
そのため、初めてや知識が不足している場合であれば、まずはコンテンツとして公開をしていくのをおすすめいたします。
求職サイトを中心に考えよう
リクルートサイトは絶対にあったほうが良いのは間違いありません。
ターゲットに絞った情報を公開することで、エントリー率の向上や、さらには退職率を下げるために、御社の情報を正確に伝えることが可能です。
またさらには、掲載内容には依存しますが、しっかりと情報を公開していれば、御社が理想とする人材がエントリーをしてくれる可能性も高まります。
ただ、リクルートサイトにおいては、実は求職サイトの存在を絶対に忘れてはなりません。
現在大手企業であったとしても、リクナビやマイナビなどを利用した求人活動を行っています。
リクルートサイトだけでは実はそこまで多くの数のエントリーの獲得は難しいため、リクルートサイトを制作する際には求人サイトを頭に入れた企画設計を行いましょう。