- -制作法
- 2022.06.17
レスポンシブWebデザインの費用はWebサイト制作会社によって違う
現在のホームページ制作は基本的にはレスポンシブWebデザイン作成が一般的です。
それはどのような業種であったとしても、スマートフォンを意識しなくてはならず、スマホユーザーに最適化して売上向上を狙うためです。
このレスポンシブWebデザインの価格は会社によってさまざまであると思われ、実際に弊社がこれまで見てきた価格についてご紹介をします。
作業時間によって費用が決まる
レスポンシブWebデザイン作成の料金は、闇雲に決定しているのではなく、すべてのWebサイト制作会社が作業時間から算出をしていると思います。
レスポンシブWebデザイン作成は、通常のホームページ制作とは違い、HTMLファイルは作成しません。
技術的な話になるのですが、簡単に言うと、パソコンようにホームページを作って、レイアウトなどを操作できるCSSファイルを別で用意することで実現が可能です。
そのため、レスポンシブWebデザイン作成は、実は普通にスマートフォンサイトを制作するよりも、時間的な工数は大きく削減されます。
また、単にWebサイト制作会社だけの作業ではなく、サイト運営の工数も削減が可能です。
PCとスマホでそれぞれ別のホームページを作っている場合は、それぞれで更新作業が必要でした。
しかし、レスポンシブWebデザイン作成であれば、1度の更新でパソコンもスマートフォンサイトも更新ができるので、1度の更新だけで良くなっています。
では、価格についてご紹介をしたいと思います。
弊社のレスポンシブWebデザイン作成
まず弊社の料金ですが、ざっくりとになりますが、1ページあたり9,000円程の料金が上がります。
弊社の場合はPCサイトを制作する費用が1ページ15,000円になっているので、そこに追加で9,000円がかかってしまいます。
ただ、闇雲に行うのではなく、基本的にはスマートフォンで見たときに、レイアウト崩れが発生していないかなどをしっかりと調査する費用なども含んでいます。
もっとも多いのが、PCサイトをそのままスマートフォンサイトに持ってくると、レイアウトは整っていますが、見栄えが不細工になる場合です。
その場合は、スマートフォンサイト用に、別コードを記載して、対応をしています。
これらの費用を込々の費用になっていて、基本的にはこの金額以上はかからないと言う認識で問題ありません。
また、弊社のホームページ制作で最も多いのが20ページ前後になっているので、20ページかける9,000円で総額で言えば、180,000円前後が多くなります。
また、詳しい金額については、ホームページ制作料金のページにも記載していますが、大体PCサイト制作費の60%がオンされると認識していただいています。
格安業者
まれに格安業者も見かけます。
そちらの業者さまと一緒に仕事をした経験があるのですが、基本的にはレスポンシブWebデザイン作成は行ってくれますが、細かな調整はしてくれないようです。
基本的には一式で対応されているようで、例えばPCサイトのデザイン次第ではレイアウトが崩れる可能性もあります。
ただ、お客さまからの話では、レイアウトが崩れていることに自社が気が付いて、修正を依頼すれば、対応はしてくれるとおっしゃっていました。
そのため、最後のチェック体制がしっかりとしていれば、かなりお得にスマートフォンに対応ができるホームページが制作できると思います。
また、さらにんはテクニックとして、PCデザインを作成する際に、レイアウトが崩れないようなページ構成やウェブデザイン作成を行うのも重要です。
詳しくは、依頼されたWebサイト制作会社に確認が必要ですが、基本的にはPCは横並び、スマホは縦並びになる程度の変更であれば、レイアウトが崩れるケースはそれほどありません。
多い価格帯
もっとも多い価格帯は弊社の価格帯になっていると思います。
大体の料金としては、PCサイトの40%から60%の費用がかかっています。
もちろんこの費用は、ウェブデザイン作成とコーディングだけに上乗せされる費用になってくると思います。
作業量的にも大体時間計算をするとこの価格帯がベストであると思われます。
また、この価格帯の場合はしっかりとWebサイト制作会社もチェックはしてくれますが、すべてのスマートフォンの機種を持っている業者は珍しくなっています。
そのため、必ずWebサイト制作会社から確認して欲しいと言われればチェック作業を行うようにしましょう。
高い会社もある
中には非常に高いWebサイト制作会社もあります。
もちろん小さな会社ではなく大手になっているので、高い分しっかりとしたサービスを提供してくれています。
実際に弊社が見た中で最大に高かったのが、PCとスマホでウェブデザインとコーディングで同料金が発生していた場合です。
単純にホームページ制作費が100万円だと180万円くらいがかかります。
ただ、恐らくサービス体制はしっかりとしているので、お客さまの負担もほとんどない状態で、一切レイアウト崩れが発生しないホームページを制作できます。
無料の場合もあった
以前ある会社さまの紹介でお会いしたWebサイト制作会社があるのですが、そちらの会社さまは無料提供をされていて少し驚いた経験もあります。
PC版のホームページ制作費用としては、恐らく大阪の相場くらいになっていたのですが、レスポンシブWebデザインは今や当たり前なので費用を取っていないとのことです。
実際にそちらの会社さまが公開しているこれまでの実績を見てみたのですが、無料とは思えないくらいのレイアウトになっていました。
また、お話の中で、対応もしっかりとしておられ、何か不具合があっても完ぺきに改善してもらえると思います。
ただ、恐らくこれは例外的な会社であると思われ、基本的にはどこの会社も作業時間に対しての費用が発生すると思います。
正しい判断を行おう
レスポンシブWebデザイン作成費用は、Webサイト制作会社の考え方によって違っています。
基本的には正しい判断を行うことが大切で、高い会社は、その分しっかりとしたサービスを提供してくれます。
もちろん格安会社がいい加減かと言うと決してそうではなく、できる限りPCとスマホでレイアウトが変わるようなウェブデザインでなければ問題は発生しないでしょう。
そのため、御社がどのようなページ構成でホームページを作りたいかや、どのようなチェック体制があるかで業者選定を行うのが良いでしょう。
これらをしっかりと検討したうえで、Webサイト制作会社の選定を行えば、本当に満足が行くホームページを作ることが可能です。
SEOには多少必須
最後にレスポンシブWebデザイン作成はSEOに強いのではなく、スマホ検索時に検索順位が最適化される程度の感覚です。
ただ、このスマホ検索時を意識するのは大切なので、現在のホームページ制作ではデフォルトの機能になっています。
もちろん現在、PCサイトしかない会社さまがレスポンシブWebデザイン作成を行えば、SEOとしてはプラスになります。
ただ、検索順位が上がるかどうかは分からず、本当に少しの調整程度の効果だと思います。
実際に弊社がホームページを制作した会社さまで現在もまだPCサイトしかないのに、重要キーワードすべてで5位以内にランクインしている会社があります。
そのため、検索順位が上がる対策だと期待をし過ぎるのはあまりおすすめではありません。