- 2022.09.06
サーチコンソールの見つかりませんでした(404)
サーチコンソールのステータスに見つかりませんでした(404)という指標があります。
この見つかりませんでした(404)は、ホームページを制作して、運営期間が長くなるほど増えるのが一般的です。
ホームページ制作経験からは、ない方が良いと思う機会も多く、今回は考え方を紹介します。
見つかりませんでした(404)とは
見つかりませんでした(404)とは、もともと存在していたウェブページを削除したり、URLアドレスを変更すると表示されるステータスです。
ホームページ制作後、運営期間が長くなれば、必ず発生すると言っても過言ではありません。
ホームページ制作後の状態で、そのまま運営を継続し続ける企業は少ないと思い、会社の状態に合わせて新規追加や削除を行い、サイト構成は大きく変化します。
そして削除を行った場合、さらには301リダイレクト対象になる似たコンテンツがない場合、数が増えてしまいます。
当社では、実は昔はグーグルが数値として出しているので、ヤフージャパンやマイクロソフトビングなど主要なサーチエンジンでも重要データと考えていました。
そのため、ホームページ制作はもちろん、運用で増えたコンテンツは削除をせずに放置、最悪ではリライトで対応して欲しいとクライアントへ提案していたのです。
ただ、最近は少し考え方が変わり、グーグル自体も存在は当たり前の現象と発言をし、当社も最近はそれこそが正しいホームページ制作だと感じるようになりました。
不用意な対応は絶対に駄目で、リライトが難しい場合に、適切な対処が重要であると感じます。
SEOに強いホームページ制作を行っている方はご存知だと思いますが、最近の検索エンジンは低品質コンテンツに対して、マイナス評価を与えてきます。
もちろん、1コンテンツ程度であれば問題はないですが、全体で割合や数が多いと、サイト全体で検索順位が上がらないケースも見られます。
その時は、リライトができないと、そのまま放置する選択しかなかったですが、最近では削除の方がランキングに良い傾向が見られます。
これが基礎知識になり、ホームページ制作後にはある程度上記の把握が推奨されます。
見つかりませんでした(404)とSEO
実際に、検索ランクを高めるために、どう考えれば良いかを具体的に紹介します。
正しい理解は、良い結果に結び付き、現在気にしているウェブマスターはぜひともご覧ください。
過剰でなければ増えても問題ない
基本的な考えで、過剰でなければ別に増えても問題がありません。
ここで言う過剰とは、非常に判断が難しいですが、SEOでは、検索エンジンがどう認識しているかで評価が変わってきます。
1ページでも落ちるときは落ちますが、逆に品質が低いと判断されていると上がるケースも見られ、お客さまは落ちる想定を持つことが推奨されます。
例えば、今日は5ページを削除し、3日ほどは様子を見るなどになり、ここでは具体的な数値は言えず、ケースバイケースでの対応が求められます。
削除自体は問題がなく、一気に行うと、下がったときの対応がしづらいという点から、スケジュールを立てて計画的な対応が必要です。
ただ長く見ると、行わない方が、サーチコンソールの数値が綺麗に見え、運用効率が高まります。
ホームページ制作経験で言えばリダイレクトを注意
ホームページ制作経験から、見つかりませんでした(404)は問題がなく、どちらかと言うとリダイレクトの方が問題だと感じます。
確かにリダイレクトは、評価譲渡の役割ですが、コンテンツが同じ場合8割譲渡する効果です。
実はリライトを行うと、内容が変わったと判断され、マイナス評価を受ける可能性があります。
まったく同じで8割、そこから変更点に応じて少しずつ評価が下がるイメージで、似たコンテンツであれば行うべきです。
しかし、過剰に行うと大きなマイナスになるリスクがあると把握が大切で、中長期的な運用を考えると、削除状態の方がおすすめです。
ただし、被リンク、特に、ブログやツイッターなどのソーシャルメディアから、ナチュラルリンクがある場合は、リダイレクトを実装して価値を譲渡します。
ホームページ制作後に見つかりませんでした(404)は増える
ホームページを制作すれば、見つかりませんでした(404)は自然に増えるものです。
過剰な意識を向ける必要はなく、本当に必要であれば、削除が必要と認識しましょう。
ただし、過剰に増やすのはおすすめではなく、検索順位を見ながら微調整が求められ、結構、調整は面倒くさいですが、しっかりと実行することが、SEOに重要だと思い頑張りましょう。
仮に、ランキングが下がっても、少しであれば、その後SEO作業を行えば良いだけの話で、過剰な意識は、マイナスにはなってもプラスは絶対にないと感じます。
それよりも、訪問者目線で本当に役立つ価値がある、ユーザーフレンドリーなコンテンツ作成に全力で取り組むことが重要です。