- 2024.02.09
ホームページを更新する理想的な人数
ホームページ制作後に集客や成約対策として、継続したホームページの更新を行う企業は多いです。
当社のホームページ制作でも、公開後から毎日更新を行っていただいていますが、多くの企業では、公開当初の更新担当者は1名で、さらには兼任であることが多く、相当な努力を行われています。
この状態は、1人の担当者の負担が大きすぎるので、ホームページの売上に応じて更新する担当者の人数を増やしていただく提案をしています。
当ページでは、当社がホームページ制作後に提案している理想的な更新する人数について紹介します。
ホームページの更新は時間がかかる
ホームページの集客や成約力を高めるには、更新が高い効果を生み出します。
ただし、闇雲に低品質なページを量産しても効果を生み出すことはなく、高品質なページを計画的に増やし続けなくてはならないのです。
高品質なページは、大ベストセラー小説家やプロのウェブライターでなければ書けないような文章ではなく、ウェブマスターが今できる最高の文章でも問題はありません。
ただし、最高の文章を書くことは、多くの時間が求められており、制作実績の企業に対して、更新にどれくらいの時間がかかるのかとヒアリングをすると、公開当初は4時間程度、慣れてくると1時間から2時間程度という回答になります。
一般的な中小企業においては、ホームページを公開した当初から、更新人員を2名以上用意することは難しいと思われるので、1名で兼任のウェブマスターが努力をしていただく必要があります。
しかし、ホームページからの売上が高くなってきた段階で、人数を増やしていただくようにしており、一人当たりの更新時間を短くすることで、更新を日課にしていただけるようにしています。
では、制作実績のホームページに提案するスタッフブログを更新する理想的な人数を紹介します。
ホームページを更新する理想的な人数
ホームページを更新する理想的な人数は3名で、売上に応じて担当を増やすようにお願いしています。
当初のウェブマスターは新規ページ作成を担当
ホームページ公開当初のウェブマスターは、人数を増やしたとしても、新規ページ作成担当として継続していただくようにしています。
理由は、人員数を増やすためには、ホームページの売上が必要であり、当初のウェブマスターが高品質とは何かを理解した結果、売上を高めた実績があるからです。
そのため、ホームページの更新担当者数が増えたとしても、余程の理由がない場合は、公開当初のウェブマスターが新規ページ作成を継続していただいています。
ただし、何かしらの理由がある場合は、良質な新規ページ作成の方法を書面化して、詳細な引き継ぎを行えば、ホームページの成果を保つことが可能になります。
分析ツールを利用する人員
ホームページの運営は、ウェブマスターやWeb制作会社の勘や経験ではなく、分析ツールが示す数値データを活用することが重要です。
当社がホームページ制作後にお客さまに提案することが多い分析ツールは、検索順位のチェックができるGRCとSEO分析のためのGoogleサーチコンソール、訪問者の足跡が見れるGoogleアナリティクス、ヒートマップになるMicrosoftのClarityです。
これらの分析ツールを利用することは、多くの時間がかかるので、分析ツールを確認して、ホームページの更新の指針を立てる人員を増やしていただきます。
分析ツールの担当者が、どのページをどのように修正したいかを考えることで、スムーズなホームページ運営を実現できます。
定期的なリライトを行う人員
新規ページ作成とリライトを行う担当者を分けるようにしましょう。
良質な新規ページ作成は訪問者数を増やす役割がメインになり、リライトは成約率を高める役割で、それぞれをバランス良く行うことで、ホームページの成果を最大化できるのです。
特に、リライト担当者は、目視で読みづらく理解がしづらい文章を書き直すだけではなく、分析ツールを利用する人員が発見した数値データ上の問題点の改善にも取り組む必要があります。
また、無理なリライトは不要であり、目視と数値データからのリライト対象のページが見つからない場合は、ホームページで獲得できる被リンクを探しましょう。
被リンクを探す際には、国が運用しているホームページからか、自社と同じテーマのホームページからの相互リンク依頼への対応だけを行いましょう。
相互リンクは、極端に数を増やすことよりも、本当に訪問者が移動してくれそうな場合にのみ対応していくようして、すでに公開しているページから被リンクを行う場合は、テクニックではなく、ユーザー目線で訪問者が使ってくれるリンクの設置が重要です。
まとめ
ホームページを更新する理想的な人数を紹介しました。
ホームページ制作経験で言うと、公開当初は1名の更新担当者ですべての運営を行われていますが、お客さまに確認をすると、その作業量は多く、更新を継続し続けることは大変だとおっしゃっています。
そのため、ホームページの売上に応じて、更新担当の人数を増やしていき、1人1人の作業時間を減らしていくことが重要です。
また、兼任ではなく専任のウェブマスターを雇用する場合は、中小企業のホームページであれば、1人でも対応することが可能です。