- 2023.08.22
SEOで失敗するホームページの特徴
制作実績で、ホームページのSEOに取り組んでいる企業は、必ずSEOで成功したいと考えています。
しかし、SEOで100%成功できるというのは、Web制作会社やSEO会社であっても言うことができず、最終的にはGoogleの判断次第になってきます。
ただ、これまで多くのホームページのSEO効果を見てきた結果、失敗してしまうホームページの特徴を知ることはできました。
当ページでは、これからホームページにSEOを行おうとお考えの方に向けて、SEOに失敗してしまうホームページの特徴を紹介します。
SEOの失敗とは
お客さまにSEOの失敗について話をすると、多くが、トップページで狙ったキーワードで上位表示ができていないことと考えてしまいます。
しかし、昨今のSEOでは、トップページよりも下層ページの方が上位表示できる可能性が高くなり、さらに成約率も高いことが一般的です。
そのため、当ページで紹介するSEOの失敗とは、サーチエンジンからまったく見込み顧客が集客できていないことを指していて、実際にそういったホームページを見かけることもあります。
そのため、単にトップページのSEO効果が高まらないとお思いの方は、当ページを見ても具体的な対策法は知れませんが、どのようなホームページであればSEO効果が高くなるかを理解することは可能です。
もし、トップページのSEO情報を見たいとお考えなら、トップページのSEOのページをご覧ください。
SEOに失敗するホームページの特徴
ホームページ制作が闇雲
Google曰く、ホームページ制作法とSEO効果には関連性が薄いそうですが、ホームページ制作経験がない方が、SEOをまったく考えていないと、SEO効果を発揮することが難しくなります。
実際に、当社に問い合わせをいただいたお客さまで、代表者の娘がホームページ制作の勉強中になるので、ディレクションだけを行って欲しいという案件がありました。
まだ学生であったため、コーディングが闇雲になってしまっており、お客さまも納得をされていましたが、ホームページを公開したあとのサーチエンジンからの集客は、当社が見ていた限りで言うと、数ヶ月間0になっていました。
そのため、最低限はSEOを意識したホームページ制作を行わなければ、SEOで失敗してしまうと考えておきましょう。
新規ページを作成しない
サーチエンジンは、SEO効果とページ数は関係がないと公表しています。
しかし、実際にこれまで多くのホームページを制作してきた限りで言うと、ページ数を増やさなければ上位表示は難しいと言っても良いでしょう。
サーチエンジンは、基本的にはページ単体でSEO効果を定めてはいますが、当社ではページ単体でサーチエンジンから高い評価を受けれることは運だと思っています。
実際にページ数が少なく、まったく更新をしていないのに上位表示ができているホームページを見ても、コンテンツ内容が優れているとは思えませんし、デザイン性が高いわけでも、被リンク本数が多いわけでもありません。
すなわち、SEOに成功している理由はサーチエンジンのみぞ知るといった状態です。
しかし、新規ページ作成を行うことは、SEOの正攻法としては重要で、サーチエンジンは検索ワードとホームページの関連性も見ているので、上位表示を狙っているキーワードに関するページ数が多いことでSEO効果を発揮できるのです。
実際に、当社ではホームページ制作後に狙ったキーワードで上位表示に必要なページ数をお客さまに提案するのですが、そのページ数にすることで、狙い通りにSEO効果を発揮できています。
そのため、公開後に新規ページを作成しないホームページはSEOで失敗してしまうので、計画的な運営を継続するようにしなくてはなりません。
原稿が書きやすいかどうかだけでページを作成する
ホームページで高いSEO効果を得るためには、新規ページ作成が重要ですが、この話をするとお客さまの多くが、少しでも運営時間を短縮するために原稿が書きやすいテーマを探そうとします。
もちろん、原稿が書きやすいかどうかや、運営時間を短縮することはホームページのSEOでは重要ですが、原稿が書きやすいかどうかだけでテーマを探してしまうと、SEOに失敗します。
サーチエンジンが求めているのは、ページタイトルを見たユーザーにとって価値のある文章作成になっており、どんなに書きやすかったとしても、ユーザーに役立たなければ、SEOは失敗してしまうのです。
そのため、まずお客さまが考えるべきは、ユーザーに価値があること、そのうえで、文章が書きやすくて運営時間が短縮できるテーマの策定になっています。
同じニーズのページを大量に作成する
同じ原稿のページをコピー&ペーストで量産することは、サーチエンジンが重複コンテンツとしてみなすので、SEO効果が高まらないのは多くの方がご存じです。
さらに、サーチエンジンは、サイト内に似たページ、もっと言うと、同じニーズの訪問者が訪れるべきページがあることで、カニバリゼーションを発生させています。
カニバリゼーションとは、当サイトで言うなら「成果の出るホームページ制作法」というページと「効果的なWebサイト作成方法」というページは単語こそ違いますが、同じニーズの訪問者が訪れるべきページになります。
カニバリゼーションは、1つのキーワードで検索したときに、2ページ以上が検索結果に表示されている状態になり、サーチエンジンはどちらのページを上位表示すれば良いかが分からないので、どちらのページも少しずつ検索順位を下げています。
カニバリゼーションが発生しているページ数が少なければ、該当ページの検索順位が落ちるだけですが、多くなってくると、サイト全体の検索順位を落とされてしまいます。
そのため、各ページで固有の内容を記載することに注力をしていないと、SEOで失敗してしまいます。
被リンクを購入してしまう
最近では、ほぼあり得ませんが、ホームページに大量の被リンクを獲得するために、業者から被リンクを購入してしまうと、サーチエンジンにばれてしまい、SEOで失敗します。
サーチエンジンは低品質な被リンクは、基本的には無効化していますが、あまりに数が多いと、手動ペナルティを付与させているので、手動ペナルティが解除されるまで検索順位は上がりません。
ただ、昨今では多くの企業が被リンクのSEO効果が低いというのは理解されているので、わざわざ購入される方はいないと思われ、念のための紹介です。
まとめ
SEOに失敗するホームページの特徴を紹介しました。
当社のホームページ制作では集客対策としてSEOを希望されるお客さまは多く、それらの企業はSEOで成功するために日々運営を継続しています。
その運営を無駄にしないためにも、当ページのSEOで失敗するホームページの特徴を理解して、運営に取り組むことで、失敗する可能性を大きく下げることが可能です。