- 2024.03.18
ホームページの品質を向上させ検索順位が安定した事例
制作実績の株主優待券を販売するネットショップは、ホームページの品質を向上させた結果、検索順位が安定しました。
昨今のサーチエンジンは、良質なページを上位表示させ、低品質なページの検索順位を下げていると考えることが一般的ですが、当ページで紹介する制作実績のネットショップでは、複数ページの日々の検索順位の変動が激しく、3日前は3位だったのに、今日は20位というような変動をしていました。
当ページでは、制作実績のネットショップが行ったホームページの品質を向上させ検索順位が安定した対策法を紹介します。
品質を向上させて検索順位が安定した対策法
Googleサーチコンソールから検索順位を確認
検索順位の変動が激しいと気が付いたのが、Googleサーチコンソールの検索結果>検索パフォーマンスを見て、各ページの検索順位を調べていたときです。
ブログページで上位表示を狙っていたページの検索順位を見てみると、定期的なサイクルで、検索順位の変動が激しくなっていました。
ブログページであるため、1ページくらいなら時間が経過すれば安定するだろうと考えていたのですが、もう少し詳しくGoogleサーチコンソールを見ていると、同じような現象が複数ページで見られました。
そのため、Googleサーチコンソールを詳しく確認して、検索順位が変動しているページをすべてExcelに記載していただいたところ、約30ページほどの検索順位が激しく動いていたのです。
30ページくらいなので、ホームページの集客力には大した影響がないので、問題はないと判断できましたが、この検索順位の変動が、他のページにも影響を与えないとは言い切れません。
そのため、お客さまは、ホームページの品質を向上させて検索順位を安定する対策に取り組むようにしています。
検索順位の変動が激しいページと関連ページを内部リンクで繋ぐ
初めに行ったのが、検索順位の変動が激しいページのクエリを確認して、カニバリゼーションが発生しているクエリをリストアップすることです。
そして、それぞれのクエリごとに、どのページが重要かを判断して、カニバリゼーションを起こしているページから、重要なページへと内部リンク対策を行いました。
この対策で検索順位が安定したかどうかは分かりませんが、内部リンクには関連性を高める効果と内部リンク先ページの検索順位を高める効果があるので、ホームページの品質が高まり、SEOとしては良い方向に向かったと判断しています。
必要に応じて検索順位の変動が激しいページのリライト
ホームページの検索順位の変動が激しいページと言うのは、サーチエンジンが上位に表示すべきか、下位に表示すべきかを悩んでいるページです。
そのため、検索順位の変動が激しいページを読み直してみて、誤字や脱字、コンテンツの過不足、ページタイトルのリライトを実施しています。
基本的には、全文リライトやコンテンツ丸ごとのリライトなどは行っておらず、低品質なコンテンツを発見して、必要に応じたリライトのみにとどめています。
その理由は、検索順位が低い要素をつぶす対策になっており、検索順位が低いと判断されている原稿のみをリライトすることが効率的だと判断をしたからです。
リライト後はGoogleサーチコンソールからURL検査
リライトが完了した後には、GoogleサーチコンソールからURL検査を行っていただきました。
URL検査を行うことで、少しでも早くGoogleがページを閲覧しに来てくれるので、効果測定までの期間を短縮できるメリットがあります。
新規ページ作成では、1ページが追加されたからと言って、劇的に検索順位が上がることも、ホームページの訪問者数が増えることもないと思われるので不要ですが、今回は検索順位を安定させることを目的としていたので、早く結果を見るための対策としています。
まとめ
制作実績のネットショップが行った対策は以上になります。
対策としては、約30ページのリライトと内部リンクの設置になっていたのですが、普段のホームページの運営にプラスアルファした対策になっているので、約1ヶ月くらいの期間がかかっています。
現在、作業が完了して、約2ヶ月が経過しましたが、変動が激しいページ数を減らし、現在は変動が激しいページは約10ページになっています。
しかし、完全ではなく、お客さまは、来年くらいまで様子を見て、また来年チェックと対策を行うと言われています。
個人的には、検索順位の変動が激しいページと言うのは、サーチエンジンが上位に表示するべきか、下位に表示するべきか悩んでいるだけなので、無理に対策を行う必要はなく、時間が経てば改善するのではないかと思っています。
ただ、必ずではないので、ホームページの検索順位の変動が激しい方は、当ページを参考に改善してみてはいかがでしょうか。