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  • 2023.08.23

altタグとは?ホームページの画像に実装するメリットと作成法

ホームページで画像を利用する際には、altタグが必須です。

altタグを実装することで、サーチエンジンがその画像がどのような内容になるかを理解することができるので、適切にSEO評価を行ってくれるようになります。

当ページでは、altタグとは何かや、メリット、作成法を紹介します。

altタグとは

altタグとは、ホームページで画像を利用する際に実装する要素のことを言います。

サーチエンジンの画像の解析レベルは、年々高くなってきていますが、それでも完ぺきなものではないので、画像の解析を行う際に、altタグを参照してページのSEO効果を決定しています。

また、altタグにはページのSEO以外にも画像検索でも利用されており、画像検索を意識したaltタグを実装することによって、画像検索からの見込み顧客の集客も可能になります。

altタグに実装した文言は、訪問者に見えない要素になっているので、画像の説明ではなく、それぞれのページのSEOワードを含めようと考える方がいらっしゃいますが、過去にサーチエンジンは画像の説明文ではないスパム行為に注意喚起をしているので、絶対に画像の説明文以外は実装してはいけません。

では次に、ホームページの画像にaltタグを実装するメリットを紹介します。

ホームページの画像にaltタグを実装するメリット

SEO効果の向上

ホームページの画像にaltタグを実装すれば、ページとGoogle画像検索の両方のSEO効果が向上します。

サーチエンジンは、闇雲に検索順位を決定しているわけではなく、ユーザーの検索ワードに対して詳しいページを上位表示しているので、適切に画像にaltを実装することで、補足説明ができるので、より詳しいページへと成長して、SEO効果が高まります。

また、画像検索においては、Googleが理解できる範囲での画像の解析結果とaltタグを確認して、ユーザーの検索ワードに対して、魅力的な画像だと判断されると、画像検索での上位表示が可能になります。

BtoB企業であれば、画像検索からの訪問者数はそれほど大切ではありませんが、BtoCやネットショップでは画像SEOに成功すれば、多くの見込み顧客を集客できます。

アクセシビリティの向上

本来のaltタグの利用法となっていますが、適切なaltタグを実装することで、ホームページのアクセシビリティを高めることが可能です。

例えば、目の悪い方が音声読み上げソフトを利用しているときに、画像があった場合は、altタグが読み上げられるようになり、そのページの内容を深く理解することが可能です。

また、昨今ではホームページの訪問者は、パソコンだけではなくスマートフォンユーザーも多くなっており、通信環境が悪い箇所でホームページを閲覧していると、画像が表示されないケースがあります。

そういった場合には、altタグの文言が表示されるので、ユーザーはどのような内容の画像が挿入されているかを理解することができるようになります。

altタグとは、アクセシビリティを高めることが基本でしたが、多くのホームページでは、altタグを実装していなかったため、サーチエンジンがaltタグにもSEO効果を与えるようになりました。

その結果、現在では、アクセシビリティの観点からではなく、altタグを入れればSEO効果があると考える方が増えて、altタグを実装しているホームページが多くなっています。

altタグ作成法

自然な文章を作成

altタグを実装する際には、単語ではなく、自然な文章で実装するようにしましょう。

音声読み上げソフトを利用している方が、単語だけを聞いても理解ができないこともあるので、自然な文章の方がホームページのアクセシビリティとしては高くなります。

ただ、無理に自然な文章である必要はなく、どうしても単語でしか表現できないような画像の場合は単語でも問題ありません。

装飾画像のaltタグは実装しない

装飾画像には、altタグを実装してはいけません。

装飾画像はページの内容とは関係がないので、装飾画像にaltタグを実装してしまうと、音声読み上げソフトで装飾画像も読み上げられてしまい、何のページかが理解できなくなる可能性があります。

何をもって装飾画像と判断すれば良いか分からない場合は、音声読み上げソフトで読み上げられたとしても、ページの内容を理解できるかで判断しましょう。

画像の内容を簡潔に分かりやすく表現

画像にaltタグを実装する場合は、その画像の内容を簡潔に分かりやすい表現で実装しましょう。

例えば、ホテルのプールの写真にaltタグを実装する場合には、"プールの写真"ではなく、"ホテルのプールの写真"と入れた方がユーザーにとって分かりやすいです。

さらに、ゴールデンレトリーバーが公園で遊んでいる写真にaltタグを実装する場合は、"私が飼っているペットのゴールデンレトリーバーとの散歩中に公園で遊ばせている写真"ではなく、"ゴールデンレトリーバーが公園で遊んでいる写真"とした方が簡潔です。

このように、altタグに実装する文章は、簡潔にしながらその写真を見なくてもイメージができるくらい分かりやすいものを実装することがポイントになります。

スパム行為はしない

altタグは、一般的にはホームページの訪問者には見えない要素になるので、昔のSEOでは、スパムを行うホームページが多く、例えば、ページで利用している画像に、サイト全体やページ単体で上位表示を狙っているすべてのキーワードを入れて、SEO効果を高めようと考える対策が流行っていました。

しかし、サーチエンジンは、品質をチェックしているので、そのような対策は、すぐにサーチエンジンに見破られてしまい、ページ自体あるいはあまりにも過剰なホームページでは、サイト全体のSEO効果を落とされてしまいます。

そのため、altタグはアクセシビリティを最優先に考えた文章を実装することがおすすめで、適切に実装することで、より高いSEO効果を得られるようになります。

まとめ

altタグについて紹介しました。

altタグは、SEO効果やアクセシビリティ対策に効果を発揮するので、より高いホームページの成果を実現するには必須です。

現在、ホームページの画像にaltタグを実装しようとお考えの方の参考になれば幸いです。