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  • 2023.10.25

ホームぺージのコピーコンテンツとは?SEO効果を出すための対策法

ホームページのコピーコンテンツとは、他社あるいは自社サイトの原稿をそのままコピーして作成したコンテンツのことを言います。

コピーコンテンツは、ホームページのSEO効果と成約率に大きな影響を与えるものになっていて、ウェブマスターであれば避けるべき対策であると言えます。

当ページでは、コピーコンテンツとは何かや、SEOデメリット、制作実績のお客さまがコピーコンテンツで高い成果を出した活用法を紹介します。

コピーコンテンツとは

コピーコンテンツという言葉を聞くと、初めての方は「それって何?」と思うかもしれません。実は、ネット上の情報を取り入れる際の大きな罠の一つと言えるものです。特にホームページ制作の現場では、他サイトからの情報を参考にしながらオリジナルのコンテンツを生み出すことが求められます。しかし、その過程で、他サイトの文章をあまりにもそのまま引用してしまうと、それはコピーコンテンツと見なされ、SEOの観点からは好ましくありません。

私たちが制作するホームページでも、かつては他のホームページの情報を参考にすることが多かったのですが、それが原因で検索順位が低下してしまった経験があります。実際に、検索エンジンはオリジナルな情報を提供するホームページを評価しますので、コピーコンテンツをそのまま使用すると、ホームページの信頼性や評価が低下する危険が潜んでいます。

一方で、情報を引用すること自体は問題ではありません。問題となるのは、その情報をどのように加工・整理して、自サイトのコンテンツとして公開するかという点です。例えば、複数のホームページからの情報を基に、独自の分析や解説を加えることで、新しい価値を生むコンテンツを制作することが、SEO効果を高める鍵となります。

ですから、コピーコンテンツという言葉に過度に怯えることなく、むしろそれを契機に、どうすればより質の高いオリジナルコンテンツを制作できるかを考えてみるのも一つの方法です。

コピーコンテンツのSEOデメリット

コピーコンテンツがSEOに与えるデメリットは、ホームページ制作の現場では常に悩みの種となっています。私も過去に制作したホームページでこの問題に直面し、様々な調整を行ってきました。

検索エンジン、特にGoogleは、ユーザーに最も適切な情報を提供することを目的としています。そのため、類似した内容のコンテンツが多数存在すると、それらの中から最も価値のある情報だけを選び出し、表示するようになっています。この際、オリジナルでない、あるいは他サイトからの転載が疑われるようなコンテンツは、評価が低くなるリスクが高まります。

コンテンツがGoogleに評価されなくなることは、それだけでなく、他サイトからの被リンクも影響を受ける可能性があります。もし、あるホームページがあなたのホームページのコンテンツを参照してリンクを張った場合、そのリンクの価値も分散されてしまうかもしれません。これは、SEOの観点からみても大きなデメリットです。

また、コピーコンテンツの問題は、外部からの指摘やクレームにもつながります。私の経験上、他のホームページからの指摘は非常にショックなものです。そのため、オリジナルコンテンツの制作は、SEOだけでなく、サイト運営の信頼性を保つ上でも非常に重要です。

最後に、Googleの評価だけでなく、ユーザーの評価も忘れてはなりません。ユーザーは新鮮で有益な情報を求めています。類似したコンテンツが多いホームページは、ユーザーにとっても魅力的でないため、再訪の可能性が低くなります。

以上のようなデメリットを踏まえ、私たちはホームページ制作の際には、常にオリジナルなコンテンツを心掛けています。この姿勢は、SEOの観点からも、ユーザーとの信頼関係を築く上でも、非常に重要だと感じています。

では、実際に当社の制作実績のお客さまが実施したコピーコンテンツの作成法を紹介します。

制作実績のお客さまのコピーコンテンツ活用法

雛型になるページを作成

土台となる雛型のページの文章作成に取り組みました。

具体的には、ユーザーが求める情報やキーワードを踏まえ、そのニーズに合わせた内容を組み込む作業を繰り返し行いました。この過程で、私たちの多くの経験や先行する事例を参考に、どのような情報提供が最もユーザーに受け入れられるのかを模索しました。

約2週間の取り組みの結果、ユーザー目線を追求した雛型の文章が出来上がりました。この文章は、他のページ作成時にも役立つように設計されており、それぞれのページの特色を活かしつつ、統一感も保つことができます。これにより、訪問者は一貫した質の高い情報を受け取ることができるのです

一部コンテンツをオリジナルテキストに

コピーコンテンツを使用しているものの、ページの一部のみをオリジナルテキストとして独自に制作しました。このオリジナル部分は、ページ全体のわずか1割に過ぎませんが、その1割が非常に強力な効果を放つのです。なぜなら、その部分はユーザーのニーズや疑問に真摯に応える内容となっており、訪問者の関心をしっかりと引きつけることができます。

私たちの経験上、このようなアプローチがサーチエンジンからの評価を大きく向上させることがわかっています。具体的には、ユーザーが最も求める情報を提供する部分がオリジナルコンテンツとして存在することで、サーチエンジンはそのページを高く評価しやすくなるのです。この取り組みは、ユーザーエクスペリエンスを最優先しつつ、SEO効果も最大化する独自の方法と言えるでしょう。

SEO効果が出てからリライトを実施

制作実績のホームページで訪問者数が月間1万人を超えるようになったあたりで、お客さまからGoogleのコアアルゴリズムアップデートによって、ペナルティの対象となる可能性があるのではないかと相談を受けました。

このリスクを回避するため、そしてさらに訪問者数を増やすための対策として、リライト作業を開始しました。この作業は、2日に1ページずつ、慎重に行われています。この取り組みにより、コピーコンテンツの問題点を解消しつつ、オリジナルな内容に更新しているのです。

驚いたことに、このリライト活動がSEOにおいてさらなる効果をもたらしています。半年の取り組みの結果、月間のサーチエンジンからの流入数が2万人に増加。リライトだけでなく、その背景にある考え方やアプローチが、結果として大きな成果をもたらしていることが実感できます。この経験は、コピーコンテンツを活用しながらも、継続的な改善と更新の重要性を再認識させてくれるものでした。

まとめ

コピーコンテンツは、SEOの視点から見ると否定的な評価を受けることが多いですが、実際のところ、短期間でのSEO効果を求める場合には、うまく活用することで利点を享受できるのです。特に、新たなホームページ制作後の初期段階では、この方法が有効であると感じることが多いです。

しかし、その活用には注意が必要です。まず最初に心がけるべきは、ユーザーの満足度を最優先に考えること。訪問者が求める情報をしっかりと提供するページ作りを心掛けることで、サーチエンジンからの評価も高まります。また、この評価は一時的なものと考え、ある程度の期間や訪問者数の増加を見た後に、ページの内容をリライトして更新することが必須です。これにより、長期間にわたってサーチエンジンからの評価を維持・向上させることができます。