- SEO・SEM
- 2020.09.30
SEOを諦める前に
ツイッターなどを見ていると、多くの方がSEOに苦戦をされております。
中には何をやっても上がらないので、もうSEOは辞めてソーシャルメディアに力を入れようという方もいらっしゃいます。
このソーシャルメディアで頑張ることは弊社も賛成なのですが、しかしだからと言ってSEOを諦めて良いものではないのです。
SEOにおいて大切なのは正しい方法論を持って実施することと、さらにはSEOを継続し続けることになっております。
そこで今回はSEOをもう諦めようと思っている方のために、SEOを諦める前にライバルサイトの現状分析と自社のホームページがどうなれば成果が出るのかについてご紹介をいたします。
目次
基本的にSEOは継続が大切
SEO作業は非常に膨大な作業を行い続ける必要がありますが、一度上がってしまえばその作業量は大幅に減少します。
なぜSEOは継続し続ける必要があるのかと言うと、基本的にはライバルがいるためであり、例えば御社が狙ったキーワードで1位を取った後、作業を完全に辞めてしまうと、2位から10位くらいのホームページでは、1位のホームページが行ってきた対策法を調べ上げ、自社もその対策を行うようになるのです。
そして例えばページ数であれば、ページ数を調べられてしまい、そのページ数の差にもよりますが、あまりない場合は1週間や1ヶ月で追い抜くためのスケジュールを立てて対策を行ってきます。
そして当然ページ数が抜かれると、御社の順位は下がってしまい、次第に2ページ目などに落ちることになってしまうのです。
そしてもっとひどいのが、被リンク対策になっており、被リンク対策は時間が経てばかなり被リンクの効果が弱まるので、被リンクで上がった分はほとんど効果が無くなると言っても過言ではありません。
そのため、上位に挙がった後は確かに上げるときほどの更新量を行う必要はないのですが、上がった後もしっかりとページを作成したり、被リンク対策を行っていき、検索順位が落ちないようにしなくてはなりません。
そのためSEO対策は基本的には持続が大切になっており、これらを徹底して行うことによりホームページの成果を最大限高めることが可能になります。
SEOを諦め気味の方へ
では、SEO対策を諦め気味の方は、何をやっても成果が出ないという理由から諦めることを検討していると思います。
この諦める前の対策については数値データをもとにして諦められるのであれば、仕方がないことですが、自分がこんなに頑張ったのに上がらないのは、自分が制作したホームページで上げるのは無理だと考えている場合は諦めるにはまだ早いです。
その際に確認するデータは、自分がトップページで上位表示を狙うキーワードになっており、このキーワードで上位表示を実際にしているホームページのページ数と被リンク数を調べます。
ページ数の調べ方
まずページ数については、【site:調べたいライバルサイトのurl】を記述してグーグル検索を行うとグーグルが認識しているページ数が出てきます。
そして自分のホームページも同じやり方でページ数を調べて、ライバルサイトとの差を確認することで、御社に必要なページ数が算出できるのです。
その際に弊社の場合であれば例えばホームページ制作会社になるのですが、狙うキーワードは【ホームページ制作】などになるので、作成している記事タイトルにホームページ制作という単語を利用していることが大切です。
かなり細かく見ていくと、このようなタイトルに単語を使うことで、そのキーワードのページとして認識されるようになるのですが、最初のうちはここまで気にする必要はないので、まずはしっかりとページ数を増やしていくようにしましょう。
被リンク数の調べ方
次にahrefsなどを利用して、被リンク数を調べます。
この被リンク数は原則のルールとしては、関連するホームページや非営利団体などの価値の高い被リンク数を集めることが大切ですが、そこまで見ていけないので、被リンク数をチェックすると良いでしょう。
これらの被リンク数がライバルに勝つために必要な被リンク数である認識をしていくことで、自分で行う被リンク対策をより効率的に行えるようになります。
ページ数と被リンク数でどれくらい差があるのか
実際に弊社は大阪のホームページ制作会社になるのですが、SEOでお困りの方から、こんなに対策をしても上がらないとご相談を受けることが多くあります。
その際に、どのキーワードで上位表示を狙っていますかと聞いて、これらの調査を行うと、上位表示しているホームページは御社の数倍の努力をしていることが分かります。
そして、被リンク数とページ数を出してから、これだけのページ作成と被リンク対策が必要になるのですが、実施するかどうかを確認して、実施するようであれば全力でサポートを行っております。
ここまで調査して諦めるのであれば、仕方のないことですが、数値データを出さずにただ自分が頑張っているはずだという理由からでは少しSEOを諦めるにはまだ早いと思います。
SEOを諦めるかどうかは数値データに基づく必要があり、基本的にはページと被リンクが多ければ上げることが可能ですので、まずはライバルサイトと自分のホームページの調査を行ってみてはいかがでしょうか。
調べた結果ライバルが莫大だったとき
そして稀に、これらの調査を行ったときにライバルサイトがあり得ない位多いページ数と被リンク数を抱えていることもあります。
そういった場合は、諦めるのも手ですが、しかし無条件で諦めるのではなく、取り敢えずホームページのページ作成だけは続けていき、それと並行してソーシャルメディアを利用することが効果的になります。
基本的には膨大なページ数や被リンク数のホームページだからと言って諦めると、ホームページの検索順位は一切上がらないので、最低限の対策としてページ数を増やしておきながら、ニッチな検索ユーザの集客を行うと良いでしょう。
そしてこれらを徹底して行うことで、ホームページはニッチな検索ユーザの獲得と、さらにはソーシャルメディア運営を行っているので、ソーシャルメディアからの見込み顧客の集客ができ、ホームページの成果を大きく向上させることが可能です。
また、これらを行うのもそれなりの労力が必要なのですが、これらに時間は取りづらいという場合はリスティング広告の出稿を行うと良いでしょう。
SEOを諦めるなら数値データを見よう
SEOを諦めることを検討している方は、まずはライバルサイトのページ数と被リンク数をチェックすると良いでしょう。
これらをしっかりとチェックしたうえで諦めるのであれば、仕方がないことかなと思いますが、チェックせずに諦めるには非常に持ったいないものになります。
もちろんこれらの数値が上回れば上位表示ができるというものではないのですが、しっかりと行うことで、ホームページの成果は大きく向上いたします。
SEOを諦めることを検討される方は、是非一度ページ数と被リンク数をチェックして、正しい判断を行うと良いでしょう。